2011/03/11 - 2011/03/11
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ソフィさん
2011年3月11日(金)
鬼城から出て最初のキオスクに入ったが、うす暗がりに売り子らしい女の子が一人立っているだけで、見渡したところ小間物ばかり並べている土産店らしい。
ざっと見渡したところ、買おうとするものは何もないようだ。
「シェー、シェー」と声を掛けながら直ぐにそのキオスクを出て、角を曲がると、街角に七〜八人のだかりが見える。
そっと近づくと、四人の壮年男子が、段ボール箱を囲んで椅子に座り、トランプに興じている。
それを二三人が腕組みしながら立ち、面白そうに取り囲んでいて、野次馬らしい。
私もどんな遊びなのか関心があったので、脇に立っておっかなびっくり覗き込むと、それに気づいたプレヤーの一人がすっくと立ち上がり、私に自分の座っている椅子を勧めてくれた。
私がびっくりして遠慮すると、彼自身は店先にあったビールの箱を持ってきて、「これでいいから」と目配せしながら座る。
私は彼らの友好的な態度が嬉しく、かつ感動し、心温まるものを感じる。
普通ならば、どこの馬の骨ともわからない私の存在は、胡散臭いだろうに・・・。
しばらくゲームを眺めていたが、ルールはわからない。
しかし気が付いたのは、ゲームに関する社会の感覚が、日本と違っているらしいということだった。
日本ではこうしたゲームには何かしら後ろめたさが伴っているのに対し、この社会文化では白昼堂々なのだ。
身振りで了解をとり、写真を一枚撮らせてもらう。
次に訪れたのは、カメラ屋だった。
年配のおばさんが店番をしていて、私にSDメモリーを買えと言う。
もともと不要だったのだが、参考までにと2GBの値段を訊いたら、150元(約2千円)。
思わず首を横に振った私を見て、おばさんは100元(約1.3千円)。
始めから買う気はないので、今度は真面目に手を横に振れば、さらに値下げして90元(約1.2千円)。
やたらに値を下げて来ることに、私はそれ以上対応できなくなり、黙ったままその場を去る。
だが、彼女にいったん期待を抱かせたにも関わらず、その期待に反して彼女の心を傷付けたのではなかろうかと、しばらく心寂しい想いが残る。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.5.09 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 3.5
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