2011/03/11 - 2011/03/11
165位(同エリア232件中)
ソフィさん
2011年3月11日(金)
クルーズのオリエンテーリングが終わり、船が重慶の市心部から遠ざかりつつあるころ、そろそろ空腹を覚えて来た。
クルーズ暮らしで、一番楽しい時間の一つに、食事がある。
船の生活において食事は、毎日三回繰り返される非常に重要な行事である。
それだけに、客は食事に大きな関心を持っているし、船側も非常な努力を払っている。
その中で一番大切な要素は、シェフの腕だろう。
シェフは、10日間に30回繰り返される食事のメニューを工夫し、客に満足を与えなければならない。
中国料理では、前菜5種類、スープ2種類、主菜7種類、デザート3種類、合わせて20種類近くの料理が、毎食供される。
航海中の合計は、500種類もの皿数になるのである。
使用材料や、材料調達の可能性、コックたちの腕、突然の予定変更など、制約要因の中で、柔軟に頭を働かせる。
初めて出会った客たちに対し、いち早く好みを察知し、迅速に対処することも大切である。
我が長江壱号のシェフは、客の残したものを毎食調べながら、メニューを進化させていったようだ。
彼の育ちは四川料理だが、ドイツで料理の修業をした経験があるとのことで、メニューには西洋料理や、中国の各地方の料理など、バラエティに富んでいた。
客を最高に楽しませようとする彼の懸命の努力は客の一同に伝わり、どれほど食事の時間が楽しかっただろうか。
テーブルは8〜10人掛けのラウンドテーブルで、我々の関西グループ24人+コンダクター+現地ガイド=26人に、三つの卓が指定されていた。
三つのうちどのテーブルを選ぶかは各自の問題なのだが、私はなるべく偏らずに、皆さんと交流しようと心掛けた。
旅の大きな目的に、旅を通じてたくさんの友達作りがあると、考えているからだ。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.4.8 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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