2011/03/11 - 2011/03/11
180位(同エリア263件中)
ソフィさん
2011年3月11日(金)
鬼城では、期待していたほど鬼気に出会うことがなかった。
こうしたことには、個人差があるようだ。
だが春ののどかな日暮れ時、長江沿いの山あいを散歩することは、筆舌につくせぬ喜びだった。
次々に泉のように、心に喜びを感じる。
鬼城からの帰り、登って来た道を、今度はゆっくり周りの景色を愛でながら下ってゆくと、道端の石に座って、熱心に筆を動かしているおじいさんがいた。
邪魔をしないようにそっと近づいてスケッチブックを覗き込むと、なんと立派な作品だろうか。
私はこの人の絵にあふれた情熱にしばらく感動して、足を止めた。
私と同じ、日本人のツァー仲間らしい。
さらにしばらく下りて行くと、今度はおばあさんが路傍のベンチに座っていた。
この人もツァー仲間で、「一緒に座りませんか」と声を掛けてくれる。
このおばあさんは、中国人を避けておられる様子だ。
しかし私はキオスク小屋付近にいた地元の人たちに会いたいので、失礼する。
坂道を下り切り、鬼城の出入り口にある広場に出る。
その広場に面して、寺院建築と見まがうばかりに立派な手洗いを右に見れば、間もなく小さな城門があり、その先にキオスクが並んでいる。
キオスクの建物は皆同じ造りで、10軒あまり並んでいるにもかかわらず、客は一人もいない気配だ。
つまり、私一人が客と言うことになる。
人の気配がないままに、とにかく最初の建物におずおず入ってみる。
「コンニチハ」と声はかけたが、暗がりに立っている娘さんは突然の来客にちょっと驚いたらしく、黙ったままだ。
サッと店内を見渡したが、ここは土産物の雑貨店らしく、私の購買意欲をそそるものは何もない。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.4.19 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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