興奮と感動のモロッコ　(6)　バヒア宮殿

2011/03/10 - 2011/03/19

　バヒア宮殿は、モロッコのアルハンブラ宮殿とも言われ、広大な庭園に4人の妃と24人の側室の部屋を配した豪華な建物です。彩り鮮やかなタイルの床や壁に、アトラスシーダの細密画の天井、見事な彫刻の柱や壁、イスラム芸術の粋を集めた「輝く宮殿」です。マラケシュに行った折には是非訪れたい芸術作品でした。

エリア マラケシュ(モロッコ)

10:51 バヒア宮殿です。

バヒア宮殿は広大な庭園に囲まれています。
庭園にはみかんが植えられえています。
しかし、みかんは食べれません。

食べれないみかん、葉がこのようになっています。
所謂瘤つきですね。

広い庭園です。やはりナツメヤシが主役です。

これは食べれないみかんです。

これはバナナの花、モロッコでも非常に珍しいとか。
めったにお目にかかれないそうです。

ここから妃の部屋へ行きます。

白い壁の回廊の奥に４つ妃部屋があります。
４人の妃がいて、第１から第４まで順序もあったそうな。

モロッコのアルハンブ宮殿と言われるだけはあります。
見事な彫刻と幾何学模様です。

　本当に繊細な模様です。

見事な透かしの彫刻です。

見事な芸術作品が見えれます。

天井にはアトラスシーダの彫刻
アトラスシーダはヒマラヤスギ科に属する、
アトラス山地を原産地とする杉です。

思わずよだれが出ます。

４人の美女にだけではなく、繊細な作品にも。

透かし彫刻

天井はアトラスシーダの彫刻

アトラスシーダ
色合いも豊かです。

天井モザイク

ドアと框

これは大理石の彫刻でしょうか？

４つの部屋の中庭
タイル張りの噴水があるパティオとなっています。　

どこをみても呆れるばかり見事さです。

４つの部屋ごと、少しずつ違います。
お金の使い方も違うとか。

王の一番のお気に入りは第３妃だったそうです。
第３妃の名前をとってバヒア宮殿と言われているそうです。

これは一番見事な入り口でした。

豪華絢爛な妃の屋敷でした。
トルコのスルタンも驚くハーレムです。

これは第４妃だったかな？

ここも見事なアトラスシーダでした。

タイル作りかまちも見事

まさにアラビアンナイトです。

４つの部屋の中心はパティオです。

妃部屋の天井

天井の模様
直前に痛み始めた頚椎ヘルニア、この時点でさらに悪化しました。
見上げすぎですね。


注）８年ぶりに再発した頚椎ヘルニアのため帰国後近所の整形外科に通っています。毎日首吊しています。痛みは取れましたが、まだ手が痺れます。

この妃屋敷の次は、なんと２４人の側室部屋です。
妃４人は固定されていたそうですが、２４人は入れ替えが多かったそうです。

驚くなかれ、５００人以上の側室を持った王もいたそうな！

側室の屋敷です。

まだ未練がましく！

側室屋敷を出るとまた庭園

山吹のような黄色い花とジャガランダ

整然とした通路

緑の多い、癒しのスポットでした。

誰が癒されるのかって？もちろん王です。

これだけの妃と側室を抱えると心身とも大変だったと思います。

ここは王が泊まる部屋だった、と思います。

珍しくステンドグラスがあります。

ステンドグラスで灯りを取って執務をしたのかな。
いや面会をしたと思います。

ここも少し違った色合いの部屋でした。

そして最初の庭園です。

本当に癒される空間です。

やっと入り口まで戻りました。
第３妃の名前がついた宮殿でした。
なんとも凄まじいハーレムでした。
見る方も疲れました。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2020/07/05 06:14:06

  バヒア宮殿

  気まぐれなデジカメ館さん　おはようございます。
  
  いまバヒア宮殿の旅行記を書いています。
  デジカメ館さんのバヒア宮殿のレポートは見事な装飾を余すところなく
  紹介してましたね、写真も正確で見事でした。
  
  私の旅行記は大分見劣りしますが、気が向いたらご覧ください。
  
  pedaru

  気まぐれなデジカメ館さん からの返信 2020/07/05 15:02:15

  RE: バヒア宮殿

  pedaruさん、こんにちは！
  コメントありがとうございます。
  
  モロッコですか？
  もう９年になりますね。ちょうど東日本大震災の日でした。
  モロッコは毎日がエキサイティングの連続でした。
  
  > いまバヒア宮殿の旅行記を書いています。
  > デジカメ館さんのバヒア宮殿のレポートは見事な装飾を余すところなく
  > 紹介してましたね、写真も正確で見事でした。
  
  是非拝見し、エキサイティングなモロッコの旅を再度楽しみたいと思います。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気まぐれ