2011/03/17 - 2011/03/21
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こまちゃんさん
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ふとしたことから、とある人物の存在を知りました。
その人は、文無しの放浪で辿り着いた「貴州省卒節市」で、シシカバブを焼きながら、自らの貧困な生活環境を省みず、儲けたお金の殆どを、恵まれない学童達に捧げてしまう人でした。自分を「貧しい」などとは思っていなくて、十年前に辿り着いた「卒節」の子供達と比べれば、遙かに恵まれていると思ったそうです。
その人は、維吾爾人の「阿里木・哈力克」40才、満面鬚だらけのくまおじさんです。
彼のその経緯や実績などに関する新聞記事や報道ビデオなどを、ブログの方で纏めて紹介しています(・・・と言うほど纏まってませんが(^灬^;)。
http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2011-03-03
苦労のどん底と放浪の2年間と激動の9年間、彼が学んだ「人道への挑戦」は、彼にしか出来ないもの凄い行動でした。
その殆どを「別に当然のことをしているだけさ」と言い除けてしまい、幾ら有名になろうとバックアップが出来ようと、カバブを焼くことが生き甲斐と言い、苦学生への寄付を止めること無く続ける、心優しいおじさんでした。
感動しまくったこまは、実際に会えるかどうかも判らないのに、居ても立っても居られずに、3月10日出発の予定を立てました。
所が出発の前日、同行者の爺ぃが、肝臓辺りの激痛を覚え、この計画を根底からキャンセル。
一旦諦めていた計画でしたが、原因も見えてきて体調も戻ったので、再度3月17日出発の4日間の予定を立て直して、いざ、卒節への旅へと出発したのでありました!
約1500kmのアポイント無しの訪問旅。
果たしてこま達は、憧れの阿里木さんに会えるのでしょうか!?
(中国での「1里」は「500m」)
http://apps.hi.baidu.com/share/detail/24178244
這个位于卒節市桂花巷的這間民房就是阿里木的家。
全部家当加起来,不超過両千塊銭。
阿里木的生活也很簡単。毎天只做三様事情。
「吃飯,睡覚,烤羊肉串」
這様簡単的生活,阿里木在卒節已経過了八年。(採訪時)
看来還要継続過下去。
不過阿里木很満足。
因為他覚得・・・
自己身体健康,吃穿不愁。而且還能幇助別人。
還有什幺比這更好的呢。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
3月17日、朝4時20分起床。
サササ〜ッと準備をして、5時に予約しておいた知人の車を待ちます。
辺りは真っ暗・・・ -
向かった先は、祈福酒店前から出る空港バス乗り場。
始発バスで空港へ。 -
6時25分。
もうすぐ空港、最後の料金所通過。 -
広州白雲国際空港。
-
先ずは、ネットで取ったチケットの回収です。
10号門の側面にある「信天游」と言う窓口と言う事で、出入り口の番号を追って端っこまで歩きましたが、「1号門」から「8号門」までしか見つかりません。
「別のフロア?」
と思いましたが、到着ロビーは「A区」「B区」と有るものの、出発ロビーはセンター部分に1ヶ所だけです。
インフォメーションで尋ねると、カウンターに有った空港ロビー見取り図で、対面側ものゲートがあり、9号門から16号門まであるのを発見! -
インフォメーションから走って、10号門まで急ぎます!
-
「J」カウンターの向こうのようです。
-
有りました、10号門!
9号門以上は内側なんですね・・・ -
で、そのカウンターがまた見当たりませんでした。
左手にあったカウンターで尋ねると、「ここだ」って言います。
良く良く見ると、真ん中の表示の上に、小さな文字で「信天游」。
何でこんなに小さく、しかも紙表示の上に書くのよ・・・!
で、何はともあれ、無事に印刷されて出てきたチケットを持って、爺ぃを待たせて居る真ん中エレベーター附近のベンチへ急いで戻り、チェックインを「Bカウンター」と見間違えてそちらへ向かったこま。
でも、ここにはBカウンターはありませんので(A,Bは「入場ゲートなので「C」から始まっています」)、サイドボードで確認すると・・・「L」(@灬@;
わぁ〜ん!さっきチケットを受け取った場所ヤン! -
またまた逆戻りして、「Lカウンター」まで来てみると、南方航空便の共同チェックインは、何だかドッサリ人が集まっていました。
8時20分のフライトなので、7時20分の締め切りまではあと20分!
すると爺ぃが、老人優先攻撃で「横入り」。
まあ、文句言われても「時間がない」って言えば出来ることですから、敢えて好きにやらせました。(^灬^; -
直ぐ後ろの人には睨まれつつも、白髪爺さんの横入りには、誰も文句を発しませんでした。
無事(?)に5分で作業が済み、そのまま急いで「B区」ゲートへ向かいます! -
空港の見取り図をパチリ!
なんでこんなに奥まった所に置いてるの!?
エレベーターで上がってきた所と、タクシーで来た人の1〜8号門に置いとけよ! -
胡蝶蘭を見付けた爺ぃ、「写真撮って♪」のリクエスト・・・
急がなアカンで! -
この先まだ、安全チェックに並ばなければなりません。
-
案の定、チェックインで人が多かったように、こちらにも人が並んでいます。
でもって、今度はこちらで横入り!
でも、爺ぃじゃなくて別の内地人。
見てすぐ判る「1つの窓口」に、上に2つ文の表示があるのを見て、「2列じゃんか!」と文句を言う内地人。
でもって、「見れば誰でも判るじゃろ!」と言うと説教小言。
これでもまだ並び直さない連中に、たった今横は入りしてきた爺ぃが小言を言い続けますので、ここはこまも「お前等が中国人の印象を悪くしているんだろ。目の前に4人も外国人が居るのに、面汚しだから止めてくれ」と何度も言っていると、漸く後ろ2人が隊列から離れて並び直しました。
結局、主犯格の2人はそのままチェックを受けてしまいましたが、その間、前に「トルコ人」4人の出張者が居たのですが、その中の1番古株の人が振り返って、こちらに親指を立てて「Goo!」
1人が中国語がぺらぺらだったようで、こま達のやり取りを他の3人(上司っぽい)に説明していたようです。
「トルコ」と書かれたパスポートだったので、爺ぃに「トルコ人だよ」っていうと、早速維吾爾語で話し掛けました。突然の母国語に又ビックリ!
そうですよ!
「中国人,不是東洋病夫!」
中国人はバカばっかりじゃないんです! -
無事検査通過。
B4ゲートへ向かいます。 -
搭乗ゲートまでの通路にあるお店。
空港はドンドン見栄えだけ立派になって行きますが、中の機能性は、規模と有効利用度合から考えれば最悪です。
本当に必要そうなタイトなお店が無く、余り意味がないとしても、店の配置が販売者側の立場には全く立ってない設計。
並べりゃ良いってな感じですよね。 -
Bゲートは1〜4だけ・・・って事は、きっとブリッジからじゃ無さそう・・・
-
案の定1階でした。
バス待ちですね。 -
広州空港の地上搭乗用タラップ。
不怎様。。。 -
座席は「通路側」。
爺ぃに取って貰ったので、窓際じゃなかったようです。 -
と言うことで、空の景色は無し。曇ってて真っ白でしたが、貴陽空港到着前は、山並みが見えていましたので、窓際じゃなく残念!
あっと言う間に1時間40分のフライトを経て「貴陽」
に到着です。
尚、機内食は「小さなパンケーキとミネラルウオーター」でした。
飲み物のワゴンすら有りません・・・ -
立派なタラップ。
小さな空港ですが、設備は広州より良いものがあるようです。 -
空港敷地内から見える景色。
山の手の空港って感じですね。 -
テクテク歩いて荷受けロビーへ!
-
その傍らから見えたのは、到着荷物をポイポイ投げ入れている係員の姿・・・
もっと位置関係を考えないと、モロ丸見え! -
相変わらず電気がついてないので暗いですね。
-
荷物を受け取り出てくると、入り口にはKFCが。
流石に蘭州にもないマクドはありませんでした。 -
心配していたタクシーは、きちんと順番待ちしていました。
空港シャトルバスは、殆ど初めてみたいな土地の訪問なので(1996年に訪問)、どこに到着と言われても場所が良く判らないのでパス! -
貴陽机場をパチリ!!
貴陽にやってきた実感〜♪ -
空港は、市内から十数キロ離れているだけですが、空港近くもビル建設ラッシュ!?
-
山の手の町、少し涼しいのが嬉しいですね。
-
お!
高架道も出来ています。
以前の貴陽とは様子が全く違っていますね。 -
貧乏と言われる町でも、あのミカロン家具チェーン店が!
-
ここが貴陽??
1996年とは大違いです(15年も前のこと・・・(@灬@;) -
以前は、これくらいのが格のある建物で、それ以外の殆どは老朽化した建造でした。
-
道路標識も、思いの外綺麗に整っています。
-
どこが貧乏な町なのか判らなくなってきました。
運チャンに聞くと、「マア結構普通に生活できるよ」って返事が。
うう〜ん、貧乏省は過去の話? -
中心部に来ました。
また、進む方向に「空港」の表示が。
空港が近いので、街中を走っていると良く出ています。 -
そつなく見える綺麗な建物。
-
こ〜んな高級車も!!
-
ホテル探しで見付けていたホテルは、地図で見るより近場に固まっている感じです。
-
でもって、またまたこ〜〜んな、こ〜〜んな高級車も(韓国現代のRV)!
-
しっかし、、、車が何でこんなに混むの・・・?
運チャン曰く、ここ3,4年でなったそう。
やっぱり貧乏省は返上?
でも、貴陽だけ‥って感じでしょうね。 -
あら、さっきの韓国高級RVが目の前に。
あり得ない方向でUターンしてますね…。(~灬~; -
その先では、小さな接触事故。
バッチリ流し撮り〜!
こんなに車が接近しながら犇めいていたら、当然接触もしますよね。
マナーは都会よりもかなり悪いし。 -
んん、この都会チックな風景は、どう見ても「貴陽」って感じじゃありません。(^灬^;(偏見のように思えてきました〜♪)
-
到着です!
本日お世話になるホテルは「貴州華城大酒店」
ネットで予約しました。
http://hotel.elong.com/detailmap_cn_32401009.html
取った部屋は「観聚房」。
広めのベッド空間に張り出した部屋がついてて、40?ほど有ります。
ホテルロビーはこぢんまりしたこんな感じで、古いと聞いたいたわりにはスッキリしています。 -
しかも、貰った部屋が21階でした。
交差点がオモチャのように見えます。
ここの場合、格安でありがちな「方向の悪さ」や「階数の低さ」って段取りはないようですね。 -
窓からの眺望を少しお見せしましょう。
大通り「中華北路」をパチリ!
この先には、主幹路の延安路があります。 -
ん!?
遠くに見えてる、ゆがんだ車の群れをアップで!
面倒臭そう〜な駐車方法ですね。。。(@灬@; -
黔霊西路側には、老貴陽の町並みも残っていますね。
-
画面を引いてみますね。
実はこの古い風情のエリアは、こんな感じで新興ビルの谷間に埋もれていました。 -
次はホテルの部屋をご紹介。
先ずはシャワールーム。
青の陶器で統一されています。
(アメニティも3星の割りに良いモノが。最低料金180元で、このレベルは太っ腹〜♪(でも、支配人は何と30少々の細身の若者で、特に「太っ腹」っぽい容姿ではありませんでした〜♪)) -
入り口からの様子。
奥に2部屋有るように見えますね。
右手のステージみたいな部分には、なんと電動麻雀卓がありました。ははは、こんなホテル初めてです。
でも、探している時にも、「電動麻雀卓有り」の記載を見ましたので、貴陽では流行しているのかも知れません。 -
部屋全体のパノラマ図。
まだ右側に、スーツケース用の台と2枚ドアの洋服棚があります。
洋服棚の中には、大物用のハンガーと一般のハンガーが2セットと、予備の枕と布団が2セット入っていました。
本当に広い部屋ですよね〜・・・
残念ながら「冷蔵庫」「バスローブ」はありませんが、これで一泊220元だとは・・・。ただ、一般価格は688元の部屋なので、こう言う環境なのでしょうね。
ミネラルが2本無料でついていました。
お茶も、その辺の3星のような「激安もん」ではなく、味も中々のティーバッグでしたので、ベッドメイキングに言って余分に貰いました〜♪
では、少し準備をして、タクシーの運チャンに聞いていた、40kmほど先にあるという「青岩古鎮」へ出かけます。
彼が「大抵「片道200元」って言ってくる筈。でも、自分で良ければ100元くらいで行くよ」と言っていたので、先に確認してから決めたいと思います。彼の名前と電話番号は、ホテルに着いた時にメモっていますから。
その様子は次の旅行記でお送りします!
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