2011/03/11 - 2011/03/11
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ドクターキムルさん
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横浜市泉区和泉町にある天王森泉公園内に移築された旧清水製糸場本館(天王森泉館)は平成9年に横浜市認定歴史的建造物に指定されている。木造2階建てで明治44年(1911年)頃の建築であり、平成9年に復元されたとある。
たまたま訪れて見て驚いた。100年前に建てられた旧清水製糸場本館(天王森泉館)は木造2階建てであるのだが、移築時に玄関横に庇が増築され、タイル貼りの台所が設えてあり、中のプロパンガスのガスコンロでお茶も沸かして飲める。ここの公園職員の詰め所になっているのだ。移築復元する場合には元の姿に戻して復元するのが一般的なやり方であり、公園詰め所は別棟にするのが普通だろう。たとえば、横溝屋敷では敷地外の畑地だったところに公園詰め所が建てられている。母屋の柱に庇を増築して元の建築から大きく逸脱させてしまうのは禁じ手だろう。こうしたおかしなやり方で移築して「復元」と称している横浜市認定歴史的建造物は一体何なんだろうと疑問が湧いた。
重文でもない4棟の建物に重文看板が建っていても疑問にさえ思わない鎌倉市の文化財課の職員も困りものであるが、こうした建物の価値を損なう変更を加えて横浜市認定歴史的建造物に指定している横浜市都市整備局の職員も困りものだ。
(表紙写真は旧清水製糸場本館(天王森泉館))
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弁財天。
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弁財天。
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旧清水製糸場本館(天王森泉館)。
土地の古老の話では天王森泉公園の地所を持っていた人が倒産して、家を売却し、住む家として1棟残っていた清水製糸場の建物(本館)を移築したという。後に持山を天王森泉公園にする際に横浜市が天王森泉館として残したと話してくれた。この話が本当ならば庇の増築は横浜市に移る以前に行われたことになろうか。 -
「旧清水製糸場本館 天王森泉館(てんのうもりいずみやかた)」。
右上の絵では庇はないが、右中央の1階平面図には通り土間横に事務室と台所(流しとコンロ台)が描かれている。元々、庇がないデザインだったのだ。 -
旧清水製糸場本館(天王森泉館)では「吊るし雛まつり」を開催していた。これは内裏雛。
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吊るし雛。伊豆・稲取の吊るし雛は有名であるが、横浜のこの地(泉区)は吊るし雛を飾る地域なのだろうか?
角館の町人は押し雛を飾り、武士(明治になってからは士族)は内裏雛を飾る。やはり、お雛さまはその土地に伝わる伝統があるものだ。 -
問題の庇。建物の価値を損ねている。
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増築された庇。建物の価値を損ねている。公園詰め所ならば他に造りようがあるだろう。
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増築された庇。取って付けた感じそのものだ。
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公園トイレは母屋右手前に別棟だ。さすがに母屋に庇を出してトイレは増築していない。
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