ssiB365夕食レストラン・ピッツァの老舗「ブランディ」とその界隈 in ナポリ カンパーニャ州

2010/02/24 - 2010/02/24

シチリア島＆南イタリアの旅の最後の晩餐は、プレピシート広場の近くの、ピッツァの老舗「ブランディ」での”マルゲリータ”。

統一イタリアの二代目の王ウンベルト1世の妃マルゲリータは、ある日宮殿で開いたパーティーに、一人のピッツァヨーロ（ピッツァ職人）を招聘。
彼は赤いトマト、白いモッツァレッラ、緑のバジリコをイタリアの三色旗になぞらえたピッツァを焼き、妃のテーブルに。

妃からその名を聞かれ、彼はとっさに「陛下と同じマルゲリータです」と返答。

この返答を気に入ったマルゲリータ妃は、後日彼に表彰状を下賜。

かくしてピッツァ”マルゲリータ”は誕生し、「ブランディ」は”マルゲリータ”のピッツァの老舗として現在に至っている。

最後の晩餐の仕上げは、ブルボン朝時代に創業と云うカフェの老舗「ガンブリヌス」で、イタリアで一番旨いと評判のコーヒーとナポリの銘菓スフォリアテッラでのデザート。

帰り道々、ライトアップされたプレピシート広場の噴水やサン・カルロ劇場や、ウンベルト一世のガッレリアの入り口前をホテルまで散策。

明朝何としても明るい中でのこれらの景観を見に来ようという気持ちを強くする。

多分これが私のナポリを訪れる最後だろうから・・・

エリア ナポリ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ピッツァ”マルゲリータ”

ピッツァの老舗「ブランディ」のピッツァヨーロ（ピッツァ職人）たち

ナポリの銘菓スフォリアテッラ

ライトアップされたトリエステ・エ・トレント広場の噴水

ウンベルト１世ギャラリー入り口

カロル劇場入り口

ホテル・「アンバッサダー」