2011/01/12 - 2011/01/18
8214位(同エリア16417件中)
かとぽんさん
今日からいよいよ終日フリー。
初パリにも関わらず出発前の打ち合わせで
てんこもりの計画を組み込んだ身の程知らずなわれわれ。
計画通りに行動できるのか??
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
4日目の今日は終日フリーの日です。
いつものように天気予報を見ようとチャンネルを探すがどこにも見当たらない。
土曜日ということでレギュラー番組はやってないようです。
お天気なんとかなりそうな気もするけどやっぱり傘はもってこう。
朝食をとりながらゆうこママさんと今日の作戦を練った結果、日曜はお店がお休みなので
お買い物はなるべく土曜日の今日済ませておこうとゆーことで、
朝一ここから近いサクレクール寺院へ行き、
その後パッサージュへ、14時予約のルーブル見物まで
買い物しようとゆーことに。 -
8時にホテルを出発。
まだ外は真っ暗。 -
まずはメトロに乗るため地下へ。
券売所で切符を購入。
切符は1枚ずつ買うより回数券(カルネ)を買う方が断然お得。
添乗員さんにおしえてもらった通り、
「アン・カルネ・シルブプレ」でめでたく購入w
10枚で12ユーロです。
5枚ずつ持っていざ、しゅっぱつ〜♪ -
・・・・・・が、
ホームは地の底奥深く、しかも一度降りたのにまた階段で上がったりと入り組んでます。
パリのメトロは14号線まであるが、ここは13号線。
1号線から順番に作ったとすればこの線は最後から2番目にできたってわけ。
新しい線ほど地下深く掘らないといけないので当然階段も増える。
これにはしょーじき参りましたw
これ以降、メトロには10回以上乗ってるが
次第にこの深さがわれわれの頭を悩ませることにw -
やっとのことでホームに到着。
メトロは頻繁に本数があるので便利です。
まだ早朝だというのに車内はかなり混雑。
出発前にメトロの車内でスリにあったとか、
諸々の情報を仕入れていたのでかなり緊張・・・。 -
メトロは何号線かと目的地方向の終着駅さえ覚えておけば
外国人でも簡単に乗れます。
1回乗換えで無事に目的地のANVERS駅に到着〜。。 -
地上はよーやく夜明けを迎え、朝焼けに染まってました。
感動にひたる余裕もなく目的地を探す二人。 -
サクレ・クール寺院はどこ??(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ
標識にモンマルトルの文字を見つけ高台の方向に歩いていく -
しばらくすすむと真っ白なサクレ・クール寺院が姿を現しました。
-
高台にあるので下から見上げるといっそう堂々として見えます。
-
階段で徒歩でも上れますが
例によって軟弱な二人は迷わず脇にあるフニクラーレ(登山電車)へ。
この電車もメトロの切符が使えます。 -
フニクラーレを降りるとサクレクール寺院の前のテラスへ。
おりしも東の空から朝陽が上るところ。
寺院の前でご来光を迎えられるとは、ラッキーです。
日本からはるか9700km離れたパリ・モンマルトルからの日の出。
う〜ん、感無量なりw -
その後サクレ・クール寺院の中を見学させて頂き、
この二日間の旅の安全とお天気を祈り、
小キャンドルに灯をともして2ユーロ奉納してきました。
ゆうこママさんは筋金入りの仏像好きの仏ガールゆえ、
今回の旅にも高野山のお数珠を持参(実は偶然バッグに入ってたらしいがw)
しっかりお数珠を手にお祈りしてました。
これでもうこのパリ2日間は満喫できることマチガイなしw!
寺院の前のテラスでは朝の清掃が。
ごくろーさまです。 -
テラスから見下ろすと
すっかり明けきったモンマルトルの丘からの風景が眼下に広がる。 -
下から見たサクレ・クール寺院。
緑の芝生に白い寺院が映えます。
これで青空だったらサイコーなのにw -
サクレ・クール寺院のあとは、街並みを楽しみながら
この近くにある12号線のメトロのABBESSES駅まで歩きます -
-
メトロの駅のそばにはメリーゴーランドが必ずある??
-
メトロに乗ってサン・ラザール駅で降り、今度は
地上に出てオペラ座裏までやってきました。
オペラ・ガルニエ裏側でもこんなにかっこいい〜 -
ヨーロッパでも最大級の高級デパート、ギャラリー・ラファイエット。
-
ゆうこママさんも私もブランド物にはとんと関心がないのだが
一応旅のみやげにと、だんなさんに
アルマーニのパンツや靴下を買っていたのを見て
私もTOM(だんなの通称)にインナーウェアと靴下を購入w
それと、今夜の見物予定のムーラン・ルージュでは
女性はエレガントな服装が必要とかいうのをもれ聞き、
あわてて探したがこんな高級デパートでは手の届くものは見つかるはずもなく、結局H&Mで10ユーロのニットのワンピを購入w
-
再び外に出て今度はオペラ座を見上げながら歩きます。
-
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堂々としたオペラ・ガルニエの正面
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オペラ座のてっぺんのアポロンが掲げてるのは竪琴だろうか??
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オペラ大通りをルーブルに向かって歩きます。
横断するとき中央分離帯から見た風景。
オペラ座側 -
ルーブル側
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パリのポリス
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フーシェのマカロン屋さん
ディスプレイがかわいい〜 -
ルーブル見物のまえに腹ごしらえを、と、
添乗員さんにもらったお昼ごはんMAPをたよりに
お店を探す。
イタリアンのお店「Fuxia」フシアに入りました。 -
お店のウェイターのお兄さん方がみなかっこいい〜
写真が撮れずザンネンw
フランスの男の子や女の子はなんでこんなにカッコいいんだろう・・・ -
オリーブオイルとバルサミコ酢
こんな調味料までおっされ〜♪ -
フランス語のメニュー(こちらではカルテという)を見ながら
四苦八苦で注文w -
クリーム系とトマトソース系で頼んだつもりが
両方ともトマトソース系wでも美味しかった〜♪ -
アートなワイン棚。
こんな風に並べて日が当たっても大丈夫なんだろーか??と大きなお世話の心配をするw
私たちが入った頃はガラガラだったが
お店を出る頃は満席状態。
人気店なんですね。 -
さて、午後から予約している日本語ガイド付きルーブル見物のため
マイバスへ。 -
ここからルーブルまでは徒歩で5分ほど。
今回は18名のツアーです。
作品保護とセキュリティの観点から
大きなカバン等の持ち込み禁止のため荷物はマイバスにお預け。
ガイドイヤホンを受け取り装着。
これでガイドさんは大声張り上げずに済みます。 -
カルーゼル凱旋門
ナポレオンの戦勝記念に作られたものだが
シャルル・ドゴール広場のエトワール凱旋門に比べると約半分くらい。 -
入り口で空港並みの荷物検査を受け、見学スタート♪
逆さピラミッドの下を通り地下に。
ルーブルはその昔、
絶対君主制で栄えたパリの町を
ノルマン系英国人の脅威から守るための
城塞としての役割からスタート。
時代の君主が変わるごとにその建設方針も変わってきました。
17世紀の終わりになるとルイ14世によるヴェルサイユ宮殿の建設が開始。急速にルーヴル宮への関心は薄れ、宮廷から見捨てられたルーヴルは美術館として歩み始めます。
ゆえにルーヴルの美術館としての歴史は300年にも及ぶのです。 -
ルーヴル美術館の所蔵する美術品は30万点以上にも及びます。
まともに見物してたら1週間たっても終わらないのでガイドさんは主要な作品のみを効率よくまわれるようガイドしてくれます。
まずは半地下の古代エジプト美術、
タニスのスフィンクス -
次にこれまた有名なミロのヴィーナス
エーゲ海のミロス島で発見された。作者不詳。 -
正面からのおなじみのポーズではつまらないので
1周してみたw -
-
どうよ?アタシのパーフェクトなボディとでも言ってるかのようw
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次にまたまた有名なサモトラケのニケ
エーゲ海のサモトラケ島で発見されました。
航海の守護神として崇められていた。
衣服が風にはためく様などとても紀元前2世紀のものとは思えない出来映え。 -
もし完全な姿だったらこんな風?という想像図
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愛に満ちたマリア様のまなざし
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この頃の絵画の技法は奥行きがなく、平面的だった。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ作岩窟の聖母
大胆かつ革新的な構図にも関わらず、聖者の証拠である頭の輪っかが描かれてないので注文主から受け取りを拒否された・・・ -
カナの婚礼
パオロ・カリアーリ、通称ヴェロネーゼ作
1562−1563年
縦6.7m、横9.9mという巨大さはルーヴル所蔵の絵画の中でも最大です。
ある日婚礼の祝宴に招かれたキリスト -
あっ、葡萄酒が残りわずかだ!
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そこで奇跡を起こし、ただの水を葡萄酒に変え、事なきを得る・・・の図
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続いてこれも超有名、
ダ・ヴィンチのモナ・リザの微笑み
巨大絵画の多いルーブルの中でこんな小さな絵画に大変な人垣w
なかなか前へ出て行けないです。
今から37年ほどまえ日本にもやってきたそーです。
1910年作品保護のため保護ガラスを取り付けるようになったが1年後そのガラス職人によって盗み出されたといういわくつき。
その後イタリアで見つかり無事フランスに返還されたという。
じっと見ていると本当に謎を秘めた微笑w -
ヴェルサイユ宮殿でも見たナポレオンの戴冠式
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横着なナポレオンを呆れた目でみつめる教皇w
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民衆を導く自由の女神 ドラクロア作
フランス7月革命という歴史的事件をモチーフに描かれました。
自由の女神の隣の男性(シルクハットの方)はドラクロア本人という説も。
1999年の日仏文化交流の使者として日本にもやってきました。
日本からは法隆寺の百済観音が海を渡ったそう。 -
ミケランジェロ 作
抵抗する奴隷
教皇ユリウス2世の墓に飾るために依頼されたが多忙だったミケランジェロはなかなか製作できず42年もかかったそーです。
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ミケランジェロ 作
瀕死の奴隷
その間に教皇は死去、墓の建設も大幅に計画変更2体の作品も一部未完成のまま。
未完成ゆえに謎と神秘を秘めているのかも。 -
ナポレオン3世の居室群にある超巨大シャンデリア
ベルサイユの住人たちも金ピカ大好きでしたがナポレオンさんもそーとーピカピカが好きだったとみえます。
この部屋群は1980年代まで実際に大蔵省が執務室として使ってたとか。
こんな部屋でどーやってお仕事するんでしょーか?? -
ルーベンス作マリー・ド・メディシスの生涯24連作
ルイ13世の母だった彼女がその息子と対立、王宮から追放されてしまったあと、自分の宮殿に飾るためルーベンスに依頼して作らせたもの。
あまり美しくなく、大したドラマ性のない彼女の人生を題材に製作するのにルーベンスは難儀したらしいw -
フェルメール
レースを編む女 -
天文学者
フェルメール作品でルーヴルが所蔵しているのはこの2点のみ。
彼のもともとの作品数が30数点と少なかったためです。
大工道具の黒壷の原理を使って遠近感を正確に描いてあります。
まるで写真と見まごうような写実的な絵です。
シュールレアリズムの第1人者サルヴァドーレ・ダリも彼の作品を絶賛したという。 -
最後に「目には目を、歯には歯を」でおなじみの ハムラビ法典を見て3時間にも及ぶ見学ツアーは終了。
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ちょっと斜に構えて皮肉たっぷりに説明してくれたガイドさん
オペラ座の怪人ならぬルーヴルの怪人ってかんじでしたw -
ルーヴルから地上へ出ると
すでに辺りは夕暮れ。 -
冬のパリの日は短いw
今晩は日本で予約を済ませてあるムーランルージュのショーを観る予定、
ほんとはシャンゼリゼをブラつきながらテルヌのポンスレ市場まで行く予定だったがイルミネーションも終わってることだし、メトロで直行〜w
テルヌまで向かいます。
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