2011/01/12 - 2011/01/18
327位(同エリア756件中)
かとぽんさん
初パリにテンション高い二人。
時差ボケと空腹で3時に目覚めてしまい夜中にベッドで菓子パンをかじるw
今日はヴェルサイユ宮殿見物からスタート♪
お天気ちょっと心配・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
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-
2日目の朝です。今日のお天気はどうかな?
フランスの冬の朝は9時近くにならないと夜が明けないので
さっぱりわかりません。
まずはTVの天気予報から確認。
これから毎日朝の天気予報を求めてチャンネルを探すのが日課に。
やっと探し当てた天気予報でしたが全般的にあいにくの空模様。
ウーン、今日は傘が手離せないのか?
気温は10℃と、わりと高めです。
それにしてもフランスの天気図って、
地名が出ないのね・・・
パリはどこなんでしょーかw? -
身支度をすませ早目にレストランへ。
昨夜は疲れていて周りに目がいくほど余裕がなかったのだが
あらためて見ると、ホテルの廊下というよりは社員寮?? -
フランスのスタンダードなホテルの朝食は
コンチネンタルブレックファーストとかいって
簡単なパンとコーヒーしかありませんと
案内にも書き添えられていたので
大して期待はしなかったが
意外に品揃えが豊富でした。 -
好みのパンやチーズ、ヨーグルトなどをピックアップし、
席につく。
日本でも目にするダノンヨーグルトだが
サイズは大きいです。
デザートにと、リンゴを1個二人で食べたが
味はいまいち。
日本で食べるようなリンゴのシャキシャキ感はなく、
ピッキングしたのをヒジョーに後悔したw -
食事のあと、ホテルの周りを散策したが
外はまだ真っ暗。
傍らにはすでに出発を待つ別の団体のバスが待機していました。
今回、同じ旅行会社から別便の飛行機で来ている団体がいて、
幸い、われわれは先発で到着したのでまだよかったが
あとから到着した団体で遅い時間にお風呂に入ったりすると
途中でお湯がなくなり水に変わってしまうこともあるそうです。
昨夜遅くに到着したにも関わらずその団体は
今朝は先に出発していきましたw
旅の前半は同じような行動をすることになりそう。
こーゆうツアーでは到着の順位によってその後の行動がかなり左右されるのうかうかしておれませんw -
8:20ホテルを出発、バスは一路ヴェルサイユ宮殿をめざします。
車窓からみるセーヌ河は連日の雨でかなり増水していました。
増水が極端だと3日目のセーヌ河クルーズのコースにも影響が出てきそうとのこと。 -
朝の通勤ラッシュの渋滞に時折はまりながら
パリの郊外のヴェルサイユ宮殿に到着。 -
ここからは現地ガイドさんに交代。
ヴェルサイユ宮殿はルイ13世のつくった狩猟の館を
17世紀後半その息子ルイ14世が改築増築し
政府と宮廷を移しました。
その後100年以上にわたって代々の国王が住み
フランス革命の起こる1789年まで権力の中枢となって発展しました。 -
コの字型に連なる宮殿内の各居室を巡るコースの最初に
まずは正面右手の王室礼拝堂をたずねます。
当時の王室では毎日10時からミサを行っていました。
2階までぶち抜いた吹き抜けの礼拝堂です。
マリーアントワネットとルイ16世の結婚式もここでとり行われました。
圧巻は当時最高の技術をもちいたと言われる、天井画。
丸い部分は聖霊降臨図で、
物理的にはむこうにへこんでいるのに、平坦に見えるように描かれているという大変高度な技法。 -
宮殿内はコの字型の正面向かって右側が国王、
左側が王妃の関連の部屋が連なります。
国王側の各居室にはギリシャ神話の英雄の名前がつけられています。
まずはコの字型の最初の部分ヘラクレスの間 -
天井画は死後神々に列せられた昇天後のヘラクレスを描いたもの。
この作品の製作に3年を費やしたルモワーヌは
完成後自殺したという全精力をつぎこんだ作品。
続いて豊穣の女神の間、
ヴィーナスの間、
ダイアナの間と続く。 -
王家の紋章のユリの花、本当はアヤメの花だそうです。
政治的、王権的、芸術的、表象的、象徴的な意味をもちます。 -
ダイアナは月、狩猟の処女女神。
-
マルスの間。
竪琴を奏でるダヴィデ像はルイ14世がたいへんお気に入りだったもの。 -
角部屋にあたる戦争の間にあるルイ14世の浮き彫り
-
こちら側は国王の中庭。直線的で男性的なデザインになってます。
-
ここでよーやくコの字の一番奥の回廊、
鏡の間になります。
当時貴重だった鏡が578枚使われ壁面を飾っています。
1枚が今の価値で言う1000万だそう。
王室の権力のもの凄さが計り知れます。 -
ここで毎夜社交の宴がもよおされていたんでしょーか??
世界中がこの鏡の間を模したという名回廊、
今でも国家元首級のイベントにはここが使われるそーです。 -
つきあたりの角部屋は平和の間、そして王妃の居室に続きます。
居室の内装は基本的にはアントワネットの前の王妃用にしつらえてあったが
アントワネットがそれを古臭いと嫌い、
布まわりなどを大幅に変えてしまったそう。
アントワネットの好みで
寝台の壁掛けや房飾り、リボン、孔雀の羽でかわいらしく装飾されてます。 -
会食の間におかれた豪華な銀食器
常に磨かないといけないから
銀食器はお手入れが大変w -
壁にはアントワネットとその子供たち。
右側には8歳で死没した息子、
カラのゆりかごは早世した王女ソフィー、
抱かれているのはルイ・シャルル(のちのルイ17世)だが
フランス革命後に投獄され
2年間悲惨な幽閉生活の末、10歳で結核で死亡したという。
左側には第1王女のマリー・テレーズが。
13歳で弟とともにタンプル塔で2年間の幽閉生活の末に
オーストリアに引き取られ伯父の元で過ごし、
甥との政略結婚ののちロシアやポーランドを転々とする。
フランスの王政復古後はフランスに戻り王太子妃となるが
その後ふたたび長い亡命生活を送るなど
革命後の時代の波に翻弄され波乱の人生を送った。 -
フランス革命後の宮殿の住人はナポレオンとなりました。
戴冠式の絵は教皇から授かるはずだった冠をうばい取り、
妻ジョセフィーヌに授けるという図。
ルーブル美術館にも同じ絵があり、正式なのはルーブルの方で
こちらは習作とのこと。 -
見学を終えると併設されているショップでマカロンなど購入したり、
内庭で写真を撮ったりしました。 -
こちらは王妃側の中庭。
曲線が多く使われ女性的なデザインです。
当時宮殿内には王家以外のトイレはなかったそうで
廷臣たちはみな庭園の片隅で大きな輪っか状のドレスのまま
しゃがんで用を足していたそう。 -
宮殿の門飾りからのぞいてみたw
-
ヴェルサイユの見学を終えたあとは
近くのレストランで昼食。 -
チーズのパイ包み焼き
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チキンのソテー
付け合せのポテトにかかってるのは
さっきのパイのソースの使いまわしか?w -
デザートにアイスがつきました。
店内は日本人の団体ツアー客ばかりでひしめきあってたw
-
飲み物はテーブルごとにチェック、
こちらではたとえお水でも有料です・・・ -
どこをとっても絵になる景色
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こちらの歩行者用信号のヒトはとってもスリムw
-
さて、食事を終えたあとは明日のモンサンミッシェル観光のため
一路サンマロへ向かいます。
所要時間は5時間・・・またもや長旅です。
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