今年の夏休は新日本海フェリーで東北へ・・・③青森　八甲田山、弘前編

2010/09/22 - 2010/10/02

久しぶりに晴天になった５日目は蔦温泉から睡蓮沼～八甲田山～田舎館村～弘前市内観光です。
お泊りは「ドーミーイン弘前」で夕食は郷土料理の「菊富士」でいただきました。

写真は睡蓮沼からの八甲田連山の眺望です。

エリア 弘前(青森)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

蔦温泉から２０分ほどで睡蓮沼に到着・・・八甲田連峰の高田大岳、小岳、八甲田大岳、硫黄岳、石倉岳を眺めることができます。
当たりの景色でした　★★★です(^_^)

睡蓮沼 自然・景勝地

スイレン科のエゾヒツジグサが自生していることから睡蓮沼と言われています・・・道路沿いに何台か車が止まっていたので行ってみました。（国道から５０ｍほど歩けばたどり着けます）

秋はまだまだですね・・・後二週間ぐらいでしょうか、素晴らしい景色だと思いますよ。

１０時に八甲田ロープウエイ山麓駅に到着・・・トレッキングの準備をして１０時２０分発の改札口に並びます。
ロープウエイは往復で１８００円、駐車場は無料です。

八甲田ロープウェ- 乗り物

１０月２３日の紅葉情報で山頂は色ずき始めです、今日が２６日なので少し期待する爺様です。

ロープウエイからの眺めです〜正面は陸奥湾と青森市内です。
しばし絶景にため息です(^_^)

またまたロープウェイから・・・まさに絶景(^_^)

山頂駅に到着・・・八甲田ゴードライン（約１．８Ｋ、所要時間約１時間）で軽く散策します。

まずは三山展望台からの眺望・・・ 新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』を原作とする日本映画「八甲田山」は有名ですね、雪の中この山を歩いたんだと思うと爺様感激！

湿原展望台からの田茂萢湿原・・・山頂駅の売店でおにぎりを爺様、こっそり買っておいたので昼食にします。
おにぎりとお茶しかないですが、これが何とも美味いこと・・・おかずは景色と空気です)^o^(

婆様は、この「まつぼつくり」のお化けみたいな物が気になるらしく、しきりと眺めていました。

こんな遊歩道が続きます・・・少し時間の余裕のある人は歩いて欲しい景色です。

八甲田ゴードラインは整備された遊歩道で、スニーカーなどで気軽に散策できます。
遊歩道沿いのいたるところに湿原が点在し、様々な高山植物が密生していますので、ぜひ歩いて見て欲しいコースです。

高山植物が遊歩道沿いに・・・これは何かわかりません。(^_^;)

田茂萢湿原を見下ろす・・・ここまででコースは半分ぐらいでしょうか。

山頂駅手前の展望所からの「毛無岱」・・・10月下旬には、初雪も降るそうですから紅葉と雪の見事なコントラストが見れるそうです。
ぜひにも10月下旬に行ってみたい八甲田山です。

爺様と婆様は、いつもゆっくりなので２時間ほどかかりましたが１時間ほどで回れるそうですから、おすすめします。

下りのロープウェイからの眺めです。

弘前市内へ向かう３９４号に架かる「城ヶ倉大橋」。

田舎館村 第1田んぼアート 名所・史跡

八甲田山からは１時間弱で、本日２か所目のお目当ての「田舎館村役場」へ到着・・・見ている天守閣のようなものが、お目当ての展望所。
しかし、立派な村役場です。

確か本日が最終日だったような・・・刈取り前なので全体的に黄色がかった景色です。

今年の田舎館村の田んぼアートは「弁慶と牛若丸」です。５色の稲を使って、五条大橋での弁慶と牛若丸の戦いを再現したものです。（縦１４３ｍ×横１０４ｍ）

しかし、上手く作ってあるものです(^_^)

もうすぐ全線開通する東北新幹線も確りアピールしてます。
「弁慶と牛若丸」は１８作目だそうです。

２００９年は 直江兼続とナポレオン。
２００８年は大黒様と恵比寿様。
２００７年は葛飾北斎作「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴（赤富士）。
２００６年は竜神と雷神。
２００５年は浮世絵。

２０１１年は何になるのでしょうかね。

　

近くで見てみると・・・古代米（紫稲・黄稲）と現代品種のつがるロマンを植えているそうです。

弘前市内に到着（田舎館村からは２０分ほど）・・・市立観光会館の地下駐車場に車を止めて市内観光へ（ここの駐車場が歩いてみて回るには一番便利かなと）

写真は来年（平成２３年）築城４００年を迎える築城４００年祭りの「たか丸くん」・・・凛々しい姿に、なかなかのデザインかと(^_^)

目の前の信号を渡って「三の丸の追手門」へ・・・重要文化財に指定されています。

三の丸追手門から１０分ほど歩いて二の丸南門に到着・・・これも重要文化財。

二の丸にあるしだれ桜・・・「二の丸大枝垂れ」と呼ばれ弘前城公園の中で最大のものだそうです。

弘前城天守・・・天守は日本に12箇所残されている現存天守の1つであり、国の重要文化財。
司馬遼太郎は弘前城を「日本七名城の一つ」と紹介しているほどのお城です。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

弘前城は、弘前公園として解放されているので、本丸に行かなければ無料です・・・やはり桜の季節に訪れてみたい所です。

ここからは有料（３００円）になります・・・鶴の形に見えるという松　「鶴の松」。

組石で亀に見えるという「亀の石」。

現在の天守は1627年に焼失した5重天守の代用として1810年から本丸辰巳櫓を改修し1811年に完成した3重3階の建物だそうです・・・高さは約14.4メートルで現存する3重天守の中で最も低いのだそうです・・・確かに小っちゃいです。

三の丸追手門に戻って鰺ヶ沢街道を１０分ほどゆっくり歩いて「青森銀行記念館」へ・・・弘前にはルネッサンス形式の建物が、いくつか残っています。

入館料は２００円です。

青森銀行記念館 美術館・博物館

駐車場まで戻ってくると「旧東奥義塾外人教師館 」

「旧弘前市立図書館」があります・・・両方とも入館量は無料。

カトリック弘前教会、日本キリスト教団弘前教会、藤田記念庭園などが近くにあります・・・時間があれば全部行ってみたいのですが、残りはまた来年にしました。

続いて向かったのは、旧弘前市立図書館の裏にあるミニチュア建造物です・・・明治・大正時代に建築され、文化財指定の洋館などを１／１０の大きさで再現したもで現在１４棟があります。

「青森銀行記念館」

「旧弘前市役所」

「「角み」呉服店」

「角弘金物店」

「菊地薬局」

「菊地薬局」の看板・・・細かいところまで良くできていると感心。

「日本基督教団弘前教会堂」

「かくは宮川デパート」

「弘前市公会堂」

ここのミニチュア広場は爺様お気に入り★★★(^_^)

広場には「山車展示館」もあります・・・入館料は無料です。

たくさんの山車があります。

山車展示館の隣の「物産館」・・・弘前ねぷた（青森ではねぶた）が展示されていました。

駐車場は二時間強で３００円でした。

山車展示館 美術館・博物館

婆様が林檎のお菓子を職場のお土産にと言うので「ラグノオささき」で「パティシエのりんごスティック 」を購入・・・職場では好評でした（爺様もこれは美味しいの一言）★★★)^o^(

その後、ドーミーイン弘前に移動（本日は、ツインのお部屋で朝食付き１０８００円＋駐車場代５００円）、爺様も婆様も共立メンテナンスの株主ですが「癒しの宿」しか安く泊まることが出来ないので残念です。

ホテルからは２０分ほど歩きましたが「菊富士」に到着・・・お楽しみの夕食です。

創作郷土料理の店 菊富士 本店 グルメ・レストラン

座敷があいていたので座っていただきます・・・まずはお酒のつまみで「いかメンチ」４８０円で三枚ついてます。★★

日本酒三種おためしセット７８０円・・・二十種類ぐらいの中から三種類選べます〜爺様は冷酒好きです。

「リンゴと帆立のかき揚げ」５００円でこれも三枚ついてます・・・これも美味しい★★★)^o^(

そして、婆様は「津軽の夜ご膳」２０００円

爺様は「むつ湾御膳」２２００円

むつ湾御膳の海鮮丼・・・陸奥湾の帆立が肉厚で美味しいです★★★)^o^(

むつ湾御膳の蓋の中身は「柳川風鍋」。

むつ湾御膳にはアイスクリーム付です。
飲んで、食べて二人分で６０００円弱のお値段でした。


本日宿泊のドーミーイン弘前の大浴場は最上階にあり天然温泉で 露天風呂、サウナ、水風呂もついています。
フロントでは、青森県らしく林檎ジュースサービスもあります(^_^)

ドーミーイン弘前の朝食はバイキングです・・・種類は豊富です。

郷土料理の「けの汁」と「つがる漬け」は一押しです・・・中でも「つがる漬け」は昆布、スルメ、大根、数の子を漬けたものですが、爺さま★★★付けます)^o^(

林檎もあります！

六日目は、津軽半島を「竜飛崎」へ向かいます。


今年の夏休は新日本海フェリーで東北へ・・・④青森　竜飛崎編へ続く