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<br />2010年10月14日(木)<br /><br />セレナーデ号に戻り、昼食の美味しさを愛でている間に、いつの間にか船は動き出していた。<br /><br />本日夜、22時コブレンツ入港の予定である。<br /><br />明朝のコブレンツ出航予定は、8時30分。<br /><br />「明朝早くコブレンツを散歩できますか?」<br /><br />と訊いたら、「出来ますよ」とのことだった。<br /><br /><br />ケルンで、ライン川を渡る橋は、8本ある。<br /><br />いずれも大聖堂やサンマルタン教会などとの協調を考え、景観に配慮している。<br /><br />例えば、大聖堂から下流二つ目に架かる「ゼベリン橋」は、非対称な斜張橋(支間320メートル+150.7メートル)であり、一本だけの逆V型の主塔を、大聖堂から離れて造った。<br /><br />大聖堂を左に、ゼベリン橋の主塔を右に、ライン下りの船が、最初に目にするケルン風景を意識したものである。<br /><br /><br />中央駅直前(北側)の鉄道橋、「ホーエンツォルレン橋」は、鋼製トラスアーチの流動的かつ重厚な構造が中世風の街並みによく似合っていると感じるが、建設時にはさらに各橋脚上に合計6基もの城門様の構造物が立っていたそうだ。<br /><br />戦争で破壊され、再建された現在は見られないが、往時の城門6つを並べて構えた橋と、大聖堂の尖塔を、同じ視野に入れた風景を、想像するだけで胸が湧く感じがする。<br /><br /><br />これらの橋は、昼食中に通過したので撮影できなかったが、2年前2008年のものがあるので、掲載する。<br /><br /><br />小雨気味の天候だが、ライン河畔の景色はやはり美しく、船内の自室から、あるいは三階のサロンから、移りゆく沿川風景を嘆賞する。<br /><br /><br />この記事の写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問56カ国、文章1,750件 写真8,000枚)、にあります。<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />2008年4月、オランダのアムステルダムからフランスのストラスブールまでライン川を航行したときの旅行記がこのブログにあります。<br />タイトルは「ラインを上る」。<br />ご覧ください。<br /><br />スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)<br /><br />とくにマッターホルンは、ゴルナーグラート鉄道の各駅で下車しながら、移りゆく姿を捕らえました。<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,800件)<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />このブログは、一時訪問客が最大でしたが、今でも合計90万人を超えるビジターを記録しております。<br />旅行記以外の記事は「ソフィーさんのマイページ」に掲載せず、このブログに載せますので、ときどきご来訪をお待ちします。<br /><br />(片瀬貴文 2010.11.08)<br />

ライン・マイン・ドナウ【10】ライン川を彩る橋の数々

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2010/10/14 - 2010/10/14

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10

ソフィ

ソフィさん


2010年10月14日(木)

セレナーデ号に戻り、昼食の美味しさを愛でている間に、いつの間にか船は動き出していた。

本日夜、22時コブレンツ入港の予定である。

明朝のコブレンツ出航予定は、8時30分。

「明朝早くコブレンツを散歩できますか?」

と訊いたら、「出来ますよ」とのことだった。


ケルンで、ライン川を渡る橋は、8本ある。

いずれも大聖堂やサンマルタン教会などとの協調を考え、景観に配慮している。

例えば、大聖堂から下流二つ目に架かる「ゼベリン橋」は、非対称な斜張橋(支間320メートル+150.7メートル)であり、一本だけの逆V型の主塔を、大聖堂から離れて造った。

大聖堂を左に、ゼベリン橋の主塔を右に、ライン下りの船が、最初に目にするケルン風景を意識したものである。


中央駅直前(北側)の鉄道橋、「ホーエンツォルレン橋」は、鋼製トラスアーチの流動的かつ重厚な構造が中世風の街並みによく似合っていると感じるが、建設時にはさらに各橋脚上に合計6基もの城門様の構造物が立っていたそうだ。

戦争で破壊され、再建された現在は見られないが、往時の城門6つを並べて構えた橋と、大聖堂の尖塔を、同じ視野に入れた風景を、想像するだけで胸が湧く感じがする。


これらの橋は、昼食中に通過したので撮影できなかったが、2年前2008年のものがあるので、掲載する。


小雨気味の天候だが、ライン河畔の景色はやはり美しく、船内の自室から、あるいは三階のサロンから、移りゆく沿川風景を嘆賞する。


この記事の写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問56カ国、文章1,750件 写真8,000枚)、にあります。
http://4travel.jp/traveler/katase/

2008年4月、オランダのアムステルダムからフランスのストラスブールまでライン川を航行したときの旅行記がこのブログにあります。
タイトルは「ラインを上る」。
ご覧ください。

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)

とくにマッターホルンは、ゴルナーグラート鉄道の各駅で下車しながら、移りゆく姿を捕らえました。
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,800件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

このブログは、一時訪問客が最大でしたが、今でも合計90万人を超えるビジターを記録しております。
旅行記以外の記事は「ソフィーさんのマイページ」に掲載せず、このブログに載せますので、ときどきご来訪をお待ちします。

(片瀬貴文 2010.11.08)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
  • ライン川に架かる<br />美しい橋の一つ<br />ホーエンツォルレン鉄道橋<br />(2008年撮影)

    ライン川に架かる
    美しい橋の一つ
    ホーエンツォルレン鉄道橋
    (2008年撮影)

  • 2008年の<br />バウムクーヘン

    2008年の
    バウムクーヘン

  • ケルンの土産物店

    ケルンの土産物店

  • ライン川を上る<br />

    ライン川を上る

  • ライン河沿いには<br />尖塔が目立つ

    ライン河沿いには
    尖塔が目立つ

  • ケルンからライン川を上り<br />次に橋があるのはボンである<br />ボンはベルリンに首都が移動するまでドイツの首都であり政治の中心だった<br />この街にも教会らしい尖塔が目立っている

    ケルンからライン川を上り
    次に橋があるのはボンである
    ボンはベルリンに首都が移動するまでドイツの首都であり政治の中心だった
    この街にも教会らしい尖塔が目立っている

  • ボンには<br />立派な建物が多い

    ボンには
    立派な建物が多い

  • この建物は<br />豪邸だろうか

    この建物は
    豪邸だろうか

  • これも豪邸の一つ<br />前掲のものより約5分後に<br />撮影

    これも豪邸の一つ
    前掲のものより約5分後に
    撮影

  • その4分後<br />またまた豪邸?

    その4分後
    またまた豪邸?

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