３７年ぶりのパリ散歩ー３日目＜ノートルダム大聖堂で「家内安全 無病息災！」＞

2010/09/28 - 2010/10/04

９月３０日ー３日目　
今日の予定は、モンマルトル、モンパルナス、ノートルダムetc。メトロ④の沿線中心にまわるつもりだ。モンパルナスは「エコール・ド・パリ」の街、シャガール、モディリアニ、藤田嗣冶など、若い画家や作家の熱い息吹と苦悩の街。３７年前ここには来ていなかったので、そんなイメージの期待を持っていた。

「表紙」セーヌ川遊覧船「バトー・パリジャン」　
シャンジュ(両替)橋から見る。　
乗り場：イエナ橋(エッフェル塔足元)　
料金11ユーロ。ランチ付53～73ユーロ、ディナークルーズは97～165ユーロ。遊覧船はほかに：バトー・ムッシュ、ウデット・デュ・ポン・ヌフがあり、水上バス(バトビュス,乗り降り自由１日券12ユーロ)もある(地球の歩き方)。

エリア パリ(フランス)

「モンマルトルの朝」
メトロ④レ・アール駅からバルベス・ロシュシュアール駅乗換え⑥で１つ目アンヴェール駅下車。小雨に濡れている坂道を観光客が歩いて行く。付いて行く。流れに乗って行けばまー間違いないだろう。正解だった！目の前にぽっかり白亜のサクレ・クール聖堂が現れた。雨はやみそうだ。

「白亜のサクレ・クール」

「サクレ・クール聖堂前階段」
昔の写真をもって、３７年前ココに座っていたのだ。

「プチトラン」
観光用ミニバス、外観はプチトラン(ミニ列車)。モンマルトルの丘はきつい坂道、階段が多い。プチトランはそんなモンマルトルの丘を約４０分位で周遊する。６ユーロ。
歩いて大変くたびれた夫婦なのだ。パリ３日目疲れもたまってきている。年なのだ。昔はオペラ座からココまで歩いたもんだ。若かったのだ。

「テルトル広場角、レストランＬａＢｏｈｅｍｅ」
３７年前、ココでビールを飲みシャンソンを聞いたのだ。
以前のカキコミ「青春メモランダム④モンマルトルの夜」当時の興奮が鮮やかによみがえる。
朝早くて店は開けたばかりで、中はまだ準備中のようであった。

「テルトル広場からサクレ・クール聖堂」
広場も閑散としている。テルトル広場名物の街頭画家や似顔描きたちも店開き前のようである。
テルトル広場はもっと広かったような気がする。今はカフエ、レストランの出店にほとんど占められているようである。

「テルトル広場からの通り」

「テルトル広場からの通り」

「テルトル広場からの通り」

「ケーブルカー」

「ケーブルカー乗り場」

「メトロ④バルベス・ロシュシュアール駅」
これからモンパルナスに向かうのだ。

「モンパルナス大通りメトロ入口」
後ろにあるのがモンパルナスタワーのようである。のどが渇いた。スターバックスがあったので入る。昼食を兼ねてジュースとサンドイッチ。

「ノートルダム・デ・シャン教会」

「モンパルナスの有名カフエ」
モンパルナス大通りをメトロ・VAVIN駅の方に歩く。なんの情緒もない明るい大通り、著名なカフエが現れる。

「モンパルナスの有名カフエ」
テラス席の客が通行人をながめている。ラ・ロトンドの店内にはセレブぽい客もちらほら、入りずらいまま通過。バルザックの像がある角で、大通りを渡り引き返す。ドラッグストアで爪切りを買う。なにか白けてしまった。期待したイメージが強かったせいか、失望もおおきかった。酔っぱらいが管巻いたりしているレ・アール街の方がよっぽどモンパルナス的雰囲気がある。
３７年前のモンパルナスだったらエコール・ド・パリの残香があったかもしれない。当時、来なかったことをハゲシク後悔するのだ。

「モンパルナスの有名カフエ」

「街角に立つバルザック像」

「パリ警視庁」
メトロ④でシテ駅下車。地上に上がると目の前にキンキラに輝く建物が見えた。人が流れて行く。考えもせず流れに乗って向かう。警視庁であった。立派な門である。ノートルダムは反対側だった。流れに乗ることばかりが能じゃない。反省しながら警視庁を左折すると、小さな暗い入口に人が行列していた。あとでガイドブックを見るとサント・シャペル教会だったようである。知らずに通り過ぎる。これは流れに乗るべきであった。難しいもんだ。

「ノートルダム大聖堂」

「ジャンヌ・ダルク像」

「ステンドグラス：バラ窓」

「ステンドグラス：バラ窓」

「ステンドグラス：バラ窓」

「ステンドグラス：バラ窓」

「教会中央祭壇」
信者でもないのに敬虔な気持ちになる。「家内安全、無病息災！」

「ステンドグラス：南回廊」
ステンドガラスの行列。これでもか…！圧倒される！

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「ステンドグラス：南回廊」

「コンシェルジュリー(王室管理府)の内部」

「マリー・アントワネット囚われの部屋」

「シャンジュ橋」
川向こうに見えるのはルーブルかな？

「子供服専門店：ＤＰＡＭ」
シャンジュ橋を渡ってすぐ先の角に子供服店があった。家内がためらいなく入店。女ばかり孫３人にお土産なのだ。喧嘩しないように選ぶのが大変である。メイド イン インドが多かった。若い女性店員が親切であった。
お土産買って一安心。ここからホテルまでは歩いて１０分くらいが、足が上がらない。痛い。普段歩いてないからバチがあたるのだ。ようやくご帰館。本日は早上りなのだ。