2010/09/11 - 2010/09/26
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Ungsteinさん
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旅の3日目はローテンブルクから路線バスで、ロマンチック街道の町ディンケルスビュールへ。
午後から紅葉のディンケルスビュールを散策しました。
私にとってのディンケルスビュールの見どころは、
①第二次世界大戦の爆撃を受けず、中世の雰囲気をそのまま残す町並み
②城壁外の草地や水辺から見るディンケルスビュールの眺望
③城壁沿いの小道を散策しながら見る町並み
です。
ディンケルスビュールの旅行記は4回に分けて紹介します。
その第一回目は、
①路線バスを使ったディンケルスビュールへの移動情報と、ローテンブルクでの朝食
②紅葉が始まった城壁外の水辺・草地から見た中世の町並み
です。
ディンケルスビュールは、ドイツのロマンチック街道のほぼ中央に位置し、帝国自由都市として栄えた町です。
現在の人口は約1万1千人で、旧市街は完全な城壁に囲まれたコンパクトな街です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅の3日目、あいにくの小雨。
朝食を食べたローテンブルクの「Hotel-Gasthof Goldener Greifen」のレストラン内です。
昨夜とは違った雰囲気でした。
ドイツの家庭の雰囲気が出ています。 -
朝食は、ゼンメルと黒パンにハムとチーズを挟んで食べました。
なお、ドイツ語でパンのことを「ブロート(Brot)」。小さいパンのことは、パンに小さいという意味の「ヒェン(-chen)」をくっつけて「ブロートヒェン(Brötchen)」。このブロートヒェン(小さいパン)の呼び名は、地域によって「ゼンメル(Semmel)」と呼んでいます。 -
路線バスが来るまで、ローテンブルク駅前のショッピングモールで休む。
モール内には、典型的なタイプのパン屋。
パンとそこに挟むハムなどを選んで、サンドイッチなどにしてもらいます。 -
ローテンブルクから路線バスを乗り継いでディンケルスビュールへ移動。
ローテンブルク駅前を807番のバスで10時30分発。乗車の際、運転手さんからディンケルスビュールまでの切符を買いました(大人一人7.35ユーロ)。
なお、ローテンブルクからディンケルスビュールへの路線バスで移動の際の情報は、時刻表の乗っているサイトや私の例を簡単に整理して、下記のURLのクチコミに書いていますので、御覧ください。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/germany/dinkelsbuhl/tips/10162417/ -
ドムビュール(Dombühl)駅に11時15分到着。駅前といっても何もないバス停。
813番のフォイヒトバンゲン(Feuchtwangen)のムーズヴィーゼ(Mooswiese)行きのバスに乗り換え。11時33分発でムーズヴィーゼには11時51分着。 -
写真のムーズヴィーゼのバス停で805番のバスに乗り換えて、ディンケルスビュールへ。
ディンケルスビュールでは、町の中心部に最も近いバス停のアム・シュタウファーヴァール(Am Stauferwall)下車。12時18分着。
路線バスは、ローテンブルクからディンケルスビュールを結ぶ幹線だけを走るのではなく、幹線沿いにある町や村を経由する。このため時間がかかるもの、ドイツの名も知らない町村を見ることができました。 -
ディンケルスビュールで宿泊した「Hotel Goldene Kanne」。ホテルというよりもガストホフ(Gasthof)といった方がいいようです。入口をはいるとすぐにレストランで、その奥に宿泊した部屋がありました。
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チェックイン時間前でしたが、係の人を呼んでもらってチェックインさせてもらいました。
部屋のベッド。
掛け布団の上に何かが置いてあります。 -
ドイツ土産にも利用されるグミ。
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小雨ながら、さっそく散策へ。
起点は、旧市街地のマルクト広場から。
真ん中の家が15世紀の木組みの家「ドイチェス・ハウス(Deutsches Haus)」。 -
こちらにも木組みの家。
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最初は、聖ゲオルグ教会(Münster St. Georg)。
カトリック教会で、重要な後期ゴシック様式のホール式教会だそうです。
11組の柱が屋根を支えています。 -
フラッシュを発光させなければ、教会内の撮影は禁止されていませんでした。
柱が天に向かっていくような感じです。 -
内部にはこんなものも。
と、写したのはいいのですが、キリスト教徒ではない私には、どういうものなのかわかりません^0^; -
重々しい扉には、閂がありました。
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扉の上の絵。
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鍵の部分。
よく見ると、小さな人の頭もありました。 -
パイプオルガン。
見ると、パイプオルガンの演奏が聴きたいと思うのです。 -
カメラの「ろうそく」モード。いや、「キャンドルライト」モードを使ってみたくて撮影しました。
向こうに見えるのはキリスト。
まだまだカメラの使い方に慣れていません。 -
外に出ると、まだゼラニュウムの花に雨の雫がついていました。
背景は聖ゲオルグ教会。 -
ヴェルニッツ門(Wörnitztor)。路線バスを下車した時に、この門をくぐって旧市街地に入りました。
城壁にある4つの門のうち最も古いもので、近隣の石を積み上げて建てられているとのことです。 -
聖ゲオルグ教会とマルクト広場付近。
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ネルトリンガー通り(Nördlinger Straße)を南東に進み、ネルトリンガー門の方へ歩きます。
透かし看板。 -
途中に、噴水があります。
その場所に、こんな荷を積む車が花で飾られていました。 -
その中に、ホップの実もありました。
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噴水には、きれいな花が飾られていました。
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噴水にある水の出口。
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花屋さん。
きれいなオーナメントがたくさんあったので写真に撮りました。
ほおずきもあります。 -
こんなリースも。
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おもちゃカボチャが籠に入れられて売られていました。
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おもちゃカボチャが整列。
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おや、カタツムリもいました。
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赤いのはバラの実?
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天使も思案中?
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ハート形のオーナメントも。
いろいろとあって、参考になります。 -
ハート形のオーナメントも。
いろいろとあって、参考になります。 -
ショーウインドーには、ディンケルスビュールの塔や家の模型が飾っていました。
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こんなオーナメントも。
ドアには、毎週金曜日にジャズライブが行われると書いています。
ドイツのジャズって聴いたことがありません。 -
ネルトリンガー門のところまで来ました。
歩いてきたネルトリンガー通りを振り返った街並です。 -
ネルトリンガー門(Nördlinger Tor)。
城壁にある4つの門のうちの一つで、1400年頃の建物。
塔の右にある建物は、現在3次元博物館となっています。 -
ネルトリンガー門の東側に5分ほど行くと、ディンケルスビュール駅(貨物列車だけの駅)があります。
その駅前の道路にはこんな看板がありました。 -
ネルトリンガー門から城壁外に出て、城壁と堀沿いに歩き、ヴェルニッツ門の方へ戻りました。
ネルトリンガー門の城壁外にはこんな建物があります。
ライトアップ用のライトが設置されていましたので、夜また来ることにしました。 -
ヴェルニッツ川からの水が城壁沿いの堀へ流れていきます。
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上の写真を正面から見るとこんな感じです。
手前には芝生が整備されています。
晴れた日なら、この芝にシートを敷いて寝転んでみたいところです。
ちなみに、この近くにシュヴェーデンヴィーゼという場所があり、駐車場もあります。その駐車場の端に無料トイレがありました。旅行者にはありがた場所です。 -
堀と城壁です。
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城壁にある古い塔。
手前には、先ほど見たバラの実が生っていました。
もうすっかり秋です。 -
先ほどの塔を近くで見るとこのようです。
ここも夜はライトアップされます。 -
城壁沿いには、他にも塔がいくつか見られます。
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堀と城壁と塔。
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ヴェルニッツ門の手前に木橋があり、城壁内のWethgasseという小道に繋がっています。
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木橋から堀を見ると、こんな塔が見えました。
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この光景がきれいです。
私の大学生時代に見たディンケルスビュールの光景が、この写真です。
この辺りの芝生の上で、パンをかじって昼食をとっていました。
あのころは貧乏旅行だったことを思い出します。 -
水辺の木々も紅葉しています。
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逆方向から見ると、すっかり紅葉していて、秋のディンケルスビュールとなっていました。
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紅葉したカエデの葉。
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木橋を進むと、城壁に小さなアーチ状の入口がありました。
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その入口をくぐると、旧市街地。
城内から、木橋を見た写真です。 -
すぐ近くにカフェがありました。
こんな感じのメニュー表示でした。
今回のディンケルスビュール紹介はここまで。
次回は、ディンケルスビュールの2回目の紹介「城壁と中世の町並みディンケルスビュール」です。
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