2010/09/11 - 2010/09/26
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ローテンブルク紹介記事の2回目。
ローテンブルクの旧市街地を散策しながら見た、街並、木組みの家、看板、窓辺、花などの写真です。
もちろん、有名な観光スポットの写真もあります。
この旅行記は、『ドイツ・イタリアの旅02 −ローテンブルクの散策−0002』の続きです。⇒
☞http://4travel.jp/traveler/200803toeic775/album/10506928/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- タイ国際航空
-
カフェで休息。
中庭に面したガーデンを眺め、さらに背景には城壁。
壁の上を歩く観光客も時々見える。
カフェで休憩しているドイツ人たちは、ドでかいケーキ(Kuchen)とコーヒーを飲んでいました。
若い女性が注文を取りにきてくれました。
コーヒーだけを注文することにしました。
ドイツ人たちが食べているドでかいケーキは、私の胃にはもたれそう。
注文し終えると、若い女性は愛想良く「オーケー」と軽やかでかん高い声を残して厨房へ。
のんびりと庭の花や城壁を行き交う観光客を眺め、秋の昼下がりを楽しむことができました。
しばらくして、若い女性が、コーヒー(Kaffee、2.20ユーロ)をもってきてくる。
「So. Kaffee bitte!」(コーヒーをどうぞ。)
「Danke!」( ありがとう)
「Bette shöne.」(どういたしまして)
と、たわいのない会話も、ドイツにいることを実感。 -
シンプルなカップの美味しいコーヒーを飲む。
乾いた空気のアウトドアで庭を眺めて飲むと、いつもとは違う気分になる。
幸せ、幸せ、と自己満足。
気分もリフレッシュ。
コーヒーを飲み終えて、例の若い女性に、
「支払いをお願いします。」
「お待ちください」
若い女性は、先輩女性に勘定をお願いする。
やはり、勘定係は一人に決められているようで、テーブルに来て勘定してくれる。
「美味しかったですか。」
「美味しかったですよ。」
また、たわいの会話で片言ドイツが通じてホッとする。 -
ジーバース門(Siebersturm)。
プレーラインの反対側(南側)から見た写真です。
1385年ころに建立されたとパンフレットには書いていました。
右手の家の木組みも面白いデザイン。 -
窓辺。こんな洒落たものを飾っていました。
グラスの中にはローソク。
夜、灯りをともすのでしょうか。 -
シュネーバル(Schneeball)というお菓子。
シュネー(Schnee)は雪、バル(Ball)は玉、つまり雪玉。
学生時代に来た時は、このお菓子を見た記憶はありません。 -
ブドウのツルがショーケースの周りに。
黒ブドウも生っていました。 -
窓の鉄格子とゼラニウムとヘデラ。
がっちりした鉄格子の雰囲気と優しいゼラニウム、そして白い斑入りのヘデラがうまく調和していました。
こういった光景を見ていると、散歩も楽しい。 -
さて、ローテンブルクでは最も有名な観光スポット。
プレーライン(Plölein)。
プレーンラインとは、ラテン語で「小さな場所」という意味だそうです。
このプレーンラインは、ドイツ中世を伝える町の景観として最も美しい場所として紹介されています。
ローテンブルクの写真と言えば、必ずこの場所が紹介されます。
右手の道は、タウバー渓谷や二重橋に直接つながる道、左手にはジーバース門で、道は城外へ通じます。
この二つの重要な道が交わり、小さな三角形の広場があります。
確かに中世の雰囲気はありました。
正直に白状しますが、学生時代から「最も美しい場所」とはどうしても思えないのです。
他にも美しいところが多すぎます。美しい場所の一つという感じです。
私の美的感覚が欠如しているのでしょうか。 -
おっと!?
店の前に変な黒服の人形。
マネキン?
夜警(Nachtwächter)の服装を着た人形です。
夜、こんな服装の夜警さんが出没するはずです。
今から、楽しみ。 -
午後、4時近くなり、さすがに陽射しも陰ってきました。
この教会の屋根にも目玉の窓!
五つ目。
聖ヨハネス教会(Johanniskirche)。
1390年から1410年まで建築されていたとのことです。 -
太陽と噴水が、いい感じで重なっていました。
ローテンブルクの秋空。 -
聖ヨハニス教会の隣は、中世犯罪博物館(Mittelalterliches Kriminalmuseum)。
入口の写真。
今回は時間がなくて、中に入りませんでした^^;
建物自体は1395年に建設され、1718年にバロック様式に改造されたかつてのヨハネ騎士修道会管区建物だということです。 -
中世犯罪博物館の入口から見た光景です。
-
入口にあった、さらし首の道具?
私も首と手を入れてみましたが、ピッタリ収まりました。
私、犯罪者じゃないのですが^^; -
犯罪人の護送車なのでしょうか。
博物館の中に入らなくても、入口で雰囲気だけ感じました。 -
レースを売っているショーウインドー。
夜、再度この店に来てみたら素敵でした。
夜のこのショーウインドーは、次回の記事で紹介します。 -
ドイツの街によくある看板。
透かし看板という人もいます。
個性的な看板ばかりです。
ちなみに、宿泊したガストホフの看板です。 -
歩いているうちに、マルクト広場に戻ってきました。
市庁舎の前にも観光客がたくさんいます。 -
旧市街地の南半分は見たのですが、見ていない北側の地区へ。
整然とした木組みが見られます。 -
井戸。
滑車もあり、カシャとシャッターを切りました^^; -
民家の門の前に、木立朝鮮朝顔が咲いていました。
-
ハート型に成形していたツタ。
-
夜警の絵の看板が出ていました。
-
何だろうと思ってみたら、ワインの空瓶。
面白いアイディア。 -
ショーウインドーには、こんな人形も。
-
いきなりですが、聖ヤコブ教会(St.-Jakobs-Kieche)内。
1311年から1485年までの年月をかけて建設したプロテスタント教会。
教会内にはそれほど入ることはないのですが、この聖ヤコブ教会には入りました(2ユーロ)。
中にはいったのは、この写真のティルマン・リーメンシュナイダー(Tilman Riemenschneider)とう彫刻家の彫刻を見るのが目的。
学生時代のNHKテレビでは、名曲アルバムという番組が放送されていました、その番組の中でリーメンシュナイダーという彫刻家を知ったのです。
ちなみに、明後日訪問予定のネルトリンゲンを訪問することになったのも、その時の名曲アルバムからの影響です。
当時は、ヨーロッパ旅行などは遠い夢のまた夢の時代で、名曲アルバムでヨーロッパなどの景色を見て楽しむのが精一杯という時代でした。
そんな時代の人間としては、ここローテンブルクも含め、再訪できること自体が幸せ。 -
教会の奥にあるステイドグラス(stained glass)。
-
仏教徒としても、この光景はきれい。
-
聖ヤコブ教会のステンドグラスなどの写真を撮っていると、途中でパイプオルガンの演奏がありましたが、短い演奏でした。
そういえば、この教会には69の音栓と5500のパイプを持つ大オルガンがありました。 -
教会の外に出ると、こんな看板を見つけました。
パン屋とカフェと書いています。
独特の結び目の形をしたお菓子の“ブレッツェル(Brezel)”(英語では“プレッツェル(Pretzel)”)が目立ちます。
このブレッツェルは、ドイツ伝統のもので、ビールのつまみなどとして食べています。
岩塩をまぶしています。
私はそれほど好きなわけではないので、今回、食べるのはパスしました。 -
あるホテルの入口。
ピラカンサのオレンジ色の実が出迎えています。 -
上の写真のホテルの近くに大きな門があり、その門をくぐって入ってみると広い庭。
郷土博物館の庭でした。
その横には、この写真のテラス。
城壁テラスでは食事ができそうです。
表示を見たら、ホテルのテラスでした。 -
郷土博物館の広場には、クレマチスの花が咲いていました。
-
これが郷土博物館の庭。
-
こんな家もありました。
木組みも素敵ですが、ツタをこんな風に這わせているのも面白いです。
このツタに沿って、灯りをつけたら夜綺麗だろうなと想像してしまいます。 -
また、看板。
Hotel Eisenhut。
ドイツ語のEisenは鉄で、hutは帽子。つまり鉄帽子。 -
もうひとつ看板を。
Aotheke。
薬局です。
ドイツにはこのApothekeが多い気がします。 -
今回の記事の最後の写真。
木組みのホテルと看板。
Schneeballentr醇Bume(雪玉の夢?)って何なのかなぁ?
次回は、ローテンブルクの夜の様子を紹介します。
『ドイツ・イタリアの旅04 −ローテンブルクの夜の散策− 0004』へ続きます。
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