2010/09/10 - 2010/09/20
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funasanさん
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2泊3日のマチュピチュ最終日は朝寝坊をし、ゆっくり朝食を食べ、朝風呂(マチュピチュ温泉)に入る。ホテルのチェックアウト後はマチュピチュ村をぶらぶら散策し、マチュピチュに別れを惜しむ。この日の午後は、「マチュピチュ→オリャンタイタンボ→ウルバンバ→クスコ」と半日かけての大移動である。写真:ウルバンバを見下ろす峠にて
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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9月16日(木)快晴。皮肉にもマチュピチュに来て一番天気がいい日である。久しぶりに朝寝坊をする。
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今日は遺跡観光には出かけないのでゆっくり朝食を食べる。その後は夫婦別行動である。写真:アグアス・カリエンテス川にかかる橋
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私はタオルと水着を持って朝風呂に行く。目的地はマチュピチュ温泉である。妻はホテルでのんびり。写真:マチュピチュ遺跡へ出発するバス
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マチュピチュ温泉へは村の中心「アルマス広場」(写真)から東のメインルートを上がっていけば自然に着く。
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通りの両側にはレストラン・カフェ・ショップが並んでいる。通りに面した小さなホテルの看板(写真)を見ると、何と朝4時半からオープンで朝食ビュッフェが28ソル(840円)。
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温泉入り口で料金(10ソル、300円)を払いさらに進む。山深い渓流にかかる橋(写真)を渡る。日本の渓流と同じ雰囲気で違和感はない。
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渓流沿いに温泉(写真)が造られている。しかし、温泉というよりも温泉プールに近い。施設・設備も素朴で快適とは言えない。
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風呂上りのカフェ・休憩所?今は誰もいない。受付のおばさんに入場券を渡して温泉内に入る。
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水着に着替え、荷物を受け付けにあるロッカー(1ソル、30円)に預けて温泉に入る。写真:カフェ・休憩所から眺めたマチュピチュ温泉
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温泉の湯の温度は低く、一番大きな湯船が一番暖かかったので、そこで、ゆっくり湯につかる。入った時は温かく感じたが、いつまで入っていても汗が出ない。
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熱い湯や快適な温泉旅館に慣れている日本人にとっては「マチュピチュ温泉」は不適だと思う。ローカル色を味わいたい人はどうぞ‥‥。
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朝風呂の後、マチュピチュ村の中心にあるレストラン・カフェ(写真)に入る。
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アグアス・カリエンティス川に面した眺めのいい席(写真)に座る。朝なのでお客は誰もおらず、極めて静か。
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カプチィーノ(写真)を注文する。定価(10ソル)に税金・チップを含めて400円くらいかかった。マチュピチュ村はペルーの中で一番物価が高いと言われる。
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10時のチェックアウト後、妻とマチュピチュ村の散策に出かける。観光客の姿は少なく村はひっそりとしている。写真:村のレストラン
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小さな村にもかかわらずレストランの数が多い。しかも、自家製釜によるピザを出す店(ピッテリア)が多い。ピザの値段が20ソル(小サイズ)〜30ソル(大サイズ)
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昼間はお客がいないので、各店のオーナー、店員はお客をつかまえようと熱心に呼び込みをする。
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その中の1つ、オーナーが日本人びいきだという店(写真)に入る。
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ここで軽いランチにする。オムレツ(写真)を注文。結構うまい。
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メニューにはなかったが、チャーハン(写真)もあるというので、注文した。これもGood.飲み物はサービスで合計13ドル(約1100円)支払った。米ドルが普通に使えるがソルで支払うより換算率が悪くなりやや損をする。
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午後1時半頃にマチュピチュ駅(写真)に行く。出発は14:12のインカレイル44号でまだ時間がある。
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マチュピチュ駅(写真)は新しく近代的で、構内にはカフェもある。列車出発前になると大勢の観光客が集まり、日本人の団体も多い。
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列車はウルバンバ川(写真)に沿って走る。
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来た道を帰るだけであるが、列車の向きと天気が違うので結構車窓を楽しめる。
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飲み物とスナックのサービス。
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座席で一緒になったペルー人(綺麗な英語をしゃべる)が言っていたが、ここ数年間でマチュピチュ村は急に発展してきたという。
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観光客の数に較べてレストランが乱立して経営が難しいのでは?と質問すると‥‥
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ペルーの一般庶民の物価は安く、レストランはお客を少しだけつかまえればそれでいいという。1皿700円〜800円というピザやパスタの値段はペルーでは相当高額なのであろう。
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円高の現在の為替レートでもこの値段なので、1ドル=120円、1ソル=4円程度の円安では1皿1000円を超える。マチュピチュという世界的遺産と内外価格差を利用したペルー人のしたたかな商売!午後4時10分、列車はオリャンタイタンボ駅に到着。
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駅のホームから車の駐車場まで少し歩く。道の両側に土産物屋やホテルが数件ある。広い駐車場に大型バスやマイクロバスが多数停まっている。ここから混載車に乗ってクスコに行く。
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混載車内のお客は我々の他に日本人女性が1人。世界の辺境が好きでよく1人で歩いているという。老いも若きも日本人女性は元気で勇気がある。男は?車はウルバンバの町(写真)を抜けて山に向かう。
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ウルバンバの町(写真)が見下ろせる絶景のビューポイントで停車してもらい、写真を写す。
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ウルバンバ(写真)は聖なる谷の中心。水が少ないクスコ周辺の人々にとって、ウルバンバ川とその流域の緑深い大地は貴重な存在なのであろう。
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ウルバンバからクスコへ向かう高原(写真)。見事な山岳風景が展開する。
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写真:ウルバンバを見下ろす峠にて
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峠には土産物屋があり、民族衣装を着た人々が(数少ない観光客?)を待つ。夕方になってきたので店仕舞い(写真)をしている。
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民族衣装のまま1人残された子供(写真)。ペルーの店の人達は観光客に押売りも積極的な勧誘もしない。ただ、店を広げて待っているのみ。(例外:マチュピチュ村のレストラン)
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夕陽が山に沈む。クスコが近い。
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クスコの夜景(写真)が見える場所で停車してもらい写真を撮る。インカ帝国の首都、クスコ。さすがに見応えのある夜景である。
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クスコのホテル「ノボテル」に到着。玄関を入ると広いパティオ(中庭:写真)があり、ラウンジ・レストランになっている。ここで夜7時からヴァイオリン・ギターの生演奏あり。
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フロントで眺めのいい上層階の部屋をリクエストし、しばらく待つ。ねばった甲斐あって最上階4階の客室(写真)に入る。古い外観とは裏腹に超近代的な内装に驚く。
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客室(写真)は広くて機能的である。カーテンを開けるとクスコの夜景が見える。
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バスルーム(写真)も広くて清潔である。クスコの4星ホテル「ノボテル」はGood。ここで2泊する。
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