2009/11/13 - 2009/11/22
377位(同エリア1591件中)
ももさん
今日が、丸一日エジプト観光できる最終日!
で、いよいよ、最後まで取っておいた憧れのピラミッドとスフィンクスエリアへ!(^^)!
でも、ここにきて、あまりの怒りで涙がポロリとこぼれる事件がっ!!
旅行先で泣いたのは10年ほど前、バンコクへ初めての海外一人旅。帰りの空港で公衆電話が何をどうやっても繋がらず、思わず泣いてしまった。今考えてみれば、何であんなことで泣いてたんだ・・・??
ともかく、ギザのピラミッドはエジプト屈指のぼったくりエリア!!
でも、乗り越えて辿り着くピラミッドはやっぱり最高です☆
午後はカイロ散策。
朝流した涙が嘘のように、心躍る市場で元気いっぱいになりました
(^^)v
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝早くに起床!目指すは一日300人限定のクフ王のピラミッド内部入場券!
チケット売り場が8時にオープンするようなので、余裕を持って6時半にホテル出発。7時には着いてチケット売り場に並ぶぞって意気込みで適当なタクシーに乗り込む。
タクシーの運転手に地球の歩き方のギザのピラミッドの写真を見せるとすぐ、満面の笑みで「OK・OK」って、メーターもON。よしよし、優良ドライバーやし、やっぱりエジプト最大の見ものやから、行き先伝えるのもスムーズやなぁってタクシー後部座席でホッと一息、もつかの間。
ホントに合ってんの?ってくらいあっち行ったりこっち行ったりしてる。??って思ってると、「着いたぞ」って言われた場所は、「Hotel ピラミッド」みたいな感じのホテル前。「No.NO.ホテルじゃないのっ、私が行きたいのはここっここっ!」って再度ピラミッドの写真を見せる。
で、再度タクシーは動き出したけど、その後も、意味不明なところをグルグル走りながら何度も、「ギザ」とか「ピラミッド」とか名前の付くホテルやレストランを経由する。その度に違う違うって抗議したけど、だんだん気づいてきた。。この運転手、わざと間違えたふりして色んなとこ経由して、メーター代稼いでるって・・
私の語気もかなり荒くなってきた。こんなしょうもない運転手のせいで、ピラミッド入場のチケットを逃すなんてありえない、この運転手からしたらしょうもないお小遣い稼ぎやけど、私は高額な航空券買って、はるばる日本から来てるんや(`´)そうこうしてるうちにチケット売り場オープンの時間が迫ってる。だんだんケンカ腰の会話で怒り寸前のその時、私の怒りが伝わったのか、ようやく車窓にピラミッドがぁ☆キャア〜(^^♪って思ったその瞬間、訳のわからない路地でタクシー急停車。するとわらわらと普通のTシャツ・ジーパンの少年たちが現れ窓越しに片言の日本語と英語で、「私は政府の人間です。ナンタラカンタラ。今日はピラミッド付近へは車で入れません。でもあなたはラッキーだ。私の用意したラクダでならピラミッドエリアへ入れる」って・・・
はぁ、入れないわけないやろ、Tシャツ着た政府の人間?車は無理だけどラクダなら入れる?バカじゃないの??こいつらグルやな、で、こんなバカヤロー達の為にチケットが買えないかもしれないの?って思った瞬間、一瞬で理性が飛んだ。。
ダメ押しの「アーユーアンダースタン?」でブッチーンって(怒)
手元にあった地球の歩き方を丸めて運転手に向かって渾身の力で殴りつけた、と同時に日本語大絶叫で「時間が無いって言ってるやろぉ〜」って。
あまりの剣幕に少年達もビックリ、運転手も慌てて走り出したけど、私の目からは涙がポロリと。。だいぶ余裕を持って出かけたのに、もう8時やん。こんなしょうも無い奴らの為にピラミッドには入れないなんてって悔しかった。もうチケット売り場の看板が見えだしたころ、大絶叫以来大人しくピラミッドに向かっていた運転手が突然ハンドルを不自然に左へ切った。見ると、ラクダ乗り場らしき看板のあるエリアに入ろうとしてる((+_+))再度、絶叫の「NO〜!!」で元の道に戻りようやくチケット売り場へ。
タクシーのメーターは、本来30LE前後で到着するはずが、すでに100LE超えてる。あまりの怒りで、タクシーを飛び出し20LEだけ運転手に投げつけチケット売り場へダッシュ!運転手後ろで何か叫んでるけど振り返って、「知るかぁっ」って。
恐る恐る窓口で確認すると、何と、クフ王ピラミッド内部の入場券GET
(^^)v
でもまだ、あまりの怒りで興奮状態。不意に話しかけられた日本人の女の子に事の一部始終を支離滅裂に喋りまくる。ドウドウとなだめられ、何故か一緒にピラミッドを観光することに。
さあ、気を取り直してピラミッドへ!! -
一緒に観光することになった女の子はエチオピア大使館で事務をしている女性との事。
なかなか稀なエチオピアの現地情報や小ネタを楽しみながら観光開始。
ギザのピラミッド群は、大まかには三大ピラミッドがメインではあるが、他にも小さなピラミッドが点在する広大なエリア。
歩いて回れないことも無いけど、かなり辛い距離感^_^;
彼女がチャーターしてたタクシーに便乗させてもらった。
で、辿り着いたクフ王のピラミッド!
デ・デ・デ・デカイ(+_+)
近づきすぎると写真に石のブロックしか映らないので離れた場所で。 -
写真では、一つ一つのピラミッドが丸ですぐ後ろにあるような感じだけど、そもそものピラミッドがかなり巨大なので、実際のピラミッドとピラミッドの距離はかなりのもんです。
体力に自信のない方、暑い時期に旅行される方は、タクシーをチャーターされることをお勧めします。 -
頭頂部を取ろうとしてカメラを掲げると、首がおかしくなりそう。
で、遠近法というか、縮尺というか、何か写真もおかしくなる。 -
で、ここが入口!
感慨深くって二人でボンヤリと、「何でこんなデカイ石のかたまり作ったんや、重いし暑いやろ!」等々、どうでもいい話を延々してた。 -
ようやく、クフ王のピラミッド入場。
とにかく凄い人で、暗い通路に人がぎっしりしているのが分かる。
内部は写真撮影禁止の為、データなし。
とにかく狭い通路をたくさんの人種の様々な人々が押し合いへしあい(;O;)
とにかく辿り着いた巨大な空間、重力軽減の間でまたボンヤリ。
うわー、ついにこの場所に辿り着いた、考古学系のテレビ番組でさんざん見てきたこの場所・・・って言っても、ただの石に囲まれた広い空間でした。 -
近くで見るとだいぶ風化の激しいピラミッドも、離れて見ると恐ろしいほど端正な三角形です!
-
各ピラミッド間の距離は果てしなく、徒歩予定だった観光客が心折れるのを待つラクダ引き。
多分すっごく高いんだろうな。
私は運よく彼女がチャーターしてたタクシーに便乗。 -
今日の朝はラクダ引きで嫌な思いしたけど、やっぱり、
砂漠!ピラミッド!ラクダ!
は、絵になります。。 -
三大ピラミッド付近に点在する小さなピラミッド。
崩れかけなものも多く、内部も写真OKなところも多い。
その際の写真。
ほとんどのピラミッドが、このような狭くて低い通路を行く。 -
どこかのピラミッド内部(写真OKな名前も忘れた小さなピラミッド)。
一体この場所は何のために造られたのか。。
私が死ぬまでに色んな技術、科学力が進歩して、ピラミッドの謎が色々判明するといいなぁ。 -
近くにあった何かの神殿(葬祭殿?)
ビックリするくらい所々に小さな(あくまで三大ピラミッドに比べればですが・・)遺跡がある。 -
そして
遺跡のそばにひっそりと出番を待つロバが。。 -
そして、タクシーでスフィンクスエリアへ!
キャー、って感じの凛々しい出で立ち。
待ってましたぁ(^^) -
でも、横顔は、あれっ・・・
受け口??
多分、だいぶ風化したのと、俗説ではナポレオンが破壊したという鼻が無いため、ちょっと凛々しさのない顔立ち。 -
そして後ろからの撮影では、工事中のお尻!!
それにしても風化が激しく、なんだかかわいそうな感じではあるけど、とにかくデカイ!
この後、エチオピア大使館勤務の日本人女性と別れ、私は街に戻ることに。
彼女は屈折ピラミッドを見に行くと言っていた。
便乗させてもらったタクシー代を払おうと思ったら彼女は頑なに受け取らず、「今日は楽しかったからいいいです」って(+_+)
すっごくいい子。有りがたいし、私からしても本当に良い時間を一緒に過ごせた。
受けた好意は、また次回の旅行で誰かに返そう(*^_^*) -
名残惜しくもピラミッド・スフィンクスエリアを出て、とりあえず冷たいジュースを飲みたいのと、お腹がすいたのでPizzaHutへ。
ここは、窓ガラスのPizzaHutのマーク越しにピラミッドが撮影できる場所。
記念に撮ってみました。 -
頼んだラザニアは、なんか微妙な味・・・
それにしても、スフィンクス側の出口は観光客目当ての客引きが多く、のんびりと歩くことが出来ない騒々しさ。
さっさとタクシーに乗ってこの場所を離れるのも名越おしく、あても無くブラブラと彷徨う。
で、訳の分からない場所に来てしまったので、適当な場所に辿り着くのも面白いかと思って、適当なマイクロバスに乗り込む。
ガタゴトと揺れる古めのマイクロバスに揺られ車窓の風景をぼんやりと・・・出来たのはつかの間、乗り合いのエジプト人達の好奇の目と質問攻撃に合う!
そして「どこに行くんだ!」と聞かれ「どこでもいいんです」と答える事が出来ず、迷って、ガイドブックを適当に開いてでてきた考古学博物館の写真を指さすとみんな一斉に「ちが〜う!!」っていうリアクション!
ここで降りろ、そしてあのバスに乗れ、と親切なエジプト人に教えられ、なすがままバスを乗り換える。
バタバタしたけど、エジプト人達、いい人ばっか。
多分、あんなマイクロバスに外国人が乗ることあまり無く、みんな珍しかったんやろうな。
感謝! -
バスを乗り換え、そして次の目的地であるマルキルギス駅へ。
駅はレトロアラビアンな雰囲気で良し! -
ふと見上げた駅ホームの時計。
そういえば、アラビア文字の時計って有るようで無かったなあ。 -
オールドカイロと呼ばれるこの辺りはアラビアンな建物が並ぶ。
聖ジョージ修道院。 -
修道院を出て道なりを歩く。
人は多く人ごみもそこそこあるけど、のんびり出来るエリア。
改めて、あ〜私、アラブにいるなぁ、と感じた。 -
かなり道に迷いながら度り着いたモナステルリ橋。
この辺り、観光客はおらず、道の周囲はごみが散乱している。
そしてここに辿り着くまでの道なり、決して良い環境ではなかった。
古き良き街並みの中、スラムがあり、しかし道行く人はみんな親しみをこめて声をかけてくれ、ジュースをおごってくれたり、家族のお祝いに参加させてくれたり、ほんと素晴らしいエリアでした。
それでも写真を撮ることがはばかられるエリアでした。
でも、また行きたいエリア! -
橋の天井部。
橋を渡ると普通の街が広がっていて、そろそろ帰るかぁってバス停で待つ。
またもやたくさんの人たちに声をかけられ(勧誘等じゃなく)、楽しい時間を過ごす。
観光都市、カイロといえど、少し郊外に行けば外国人は珍しいみたい。
おしゃべりに付き合ってくれたおじさん達に手を振り、オールドカイロを後に。 -
行くかどうか検討中だったスークアタバ!
地元の人用の市場らしいが、時間があるので行ってみる事に。
近づくにつれスゴイ人ごみ!
何か、カイロに来て最大のワクワク感に襲われる。 -
そして市場内!
まっすぐ前に進めない様な人ごみと喧噪!(^^)!
押し合い圧し合い、良い意味で怒号が飛び交う!!
うわぁ〜い、来て良かったぁ。
ALL地元人の中、もみくちゃになりながらどんどん進む。
もうカメラなんか出せない!
楽し〜い☆ -
あくまで地元人向けの市場の為、観光客が買うようなものは無し。
人の波をごわごわと放浪したあと、喧噪を離れ休憩。
楽しかったけど、体力のいるエリア。
でも、絶対お勧めの場所です! -
さて、ホテルへ。。
と歩き始めた道路わきの建物。
アラビアンでノスタルジックな・・・ -
一旦ホテルへ戻り休憩し、近所のスーパーやお店散策。
コシャリを食べたり、ブラブラと。
宿泊したコンコルドホテルは地下鉄駅からも近く、周りにお店も多い。 -
タフリール橋から眺めるカイロ。
きらびやかではないけど、美しい夜の風景。
そして昼間が嘘のように涼しい。 -
エジプト一人旅最後の夜はケバブ!
あたりはすっかり暗かったけど、一人でウロウロするのも危ないかと思って、ホテルに戻ってBarでビールを飲んで就寝。
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