2010/04/04 - 2010/04/13
216位(同エリア786件中)
愛吉さん
・ゴッホの”夜のカフェテラス” レンブラントの”夜警”の現物が見てみたい。
・キュウケンホフ公園のチュウリップを愛でたい。
・アントワープ大聖堂のルーベンスの絵の前で、感傷に浸りたい。
・ブルージュの街を歩きたい。
・アンネの家で、人間を考えたい。 等等
色々な希望を詰め込んで、ベネルックスを旅して来ました。
(2)は4月6日(火)アントワープ、ブルージュ編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
4月6日 (火)
午前はアントワープの観光 ホテル発8時45分 港近くのバス駐車場にバスを止め、そこからは徒歩での観光です。
先ず通り掛りに寄ったのが、海洋博物館(ステーン城)。 城の前には巨人が出迎えています、しかしそのまま通過です。
-
マルクト広場に到着。中央には街のシンボルであるブラボーが、アントをワープしている噴水、そしてその周りを市庁舎や多くのギルドハウスが取り巻き、中世の名残充分です。
ブラボーの噴水と市庁舎 -
マルクト広場に建つギルドハウスです。
-
フルン広場に移動しました。
そこにはノートルダム大聖堂が聳えています。
塔の高さは、123メートル、ベルギー1の高さです。
1522年に完成しましたが、それまでに170年間掛かったそうです。
大聖堂の前には、ルーベンスの銅像が建っています。 -
10時になりました、大聖堂に入りましょう。
ここは入場料が必要です。
目標は、ネロが憧れたルーベンスの祭壇画3点です。
それに向って一直線に進みます。
ありました。キリストの昇架、キリストの降架、聖母被昇天の3点です。
これは”キリストの昇架”です。 -
これはキリストの降架です。
-
これは聖母被昇天です。
ネロはこの絵を一目でも見たいと熱望し、そしてこの絵の前で息絶えたのです。
改めて堂内を見回してみる、広く高く、そして何よりも、祭壇画を始めとする多くの美術品で飾られている。 ステンドグラスも素晴らしい。又左右の回廊には、多くの良家が専用の礼拝堂を構え、一つ一つ見たらとても時間が足りない。
ここでフット考えた、この素晴らしい教会の中で、冬の夜、ネロやマッチ売りの少女が何故死なねばならなかったのか。・・・・・ -
午後はブルージュにやって来ました。
ブルージュは天井の無い博物館といわれ、かっての繁栄を今に伝えています。
しかも名前が示すように、運河が縦横に走り、しっとり落着いた雰囲気です。
先ず来たのが、ホテルから5〜6分の愛の湖公園です。
白鳥が愛を囁いています。 -
ペギン会修道院に来ました。
ここは1245年設立の修道院で、1986年に世界遺産に登録されました。
又映画尼僧物語の舞台となった処でもあります。
林越しに見る修道院はしっとりと落ち着き、別世界を見るようです。 -
林の中は水仙が一面に咲き、芳しい香りが漂い、ジットと静まっています。
女子修道院らしい佇まいです。 -
次に尋ねたのは、聖母教会です。
ここには、ミケランジェロの聖母子像が有ります。
想ったより小さな像でした。
それでも、ミケランジェロの作品が、イタリヤ以外に有るのは珍しいそうです。
この教会も高い塔を持ち、内部も荘厳で素晴らしい教会です。 -
次はいよいよ運河クルーズです。
約30分の市内名所巡りに出発です。
水の上から見る景色は、又違って見えます。
橋が近ずくと、ドライバーがアタマと声を掛けるので、一斉に頭を下げます。 -
運河を通るクルーズ船も、風景に溶け込んでいます。
-
マルクト広場にやって来ました。
ヨーロッパでも五指に入る美しい広場です。
中央には、ブルージュの英雄の像、それを囲んで鐘楼、州庁、郵便局、ギルドハウスが並んでいます。
ここで1時間半の自由時間となりました。
最初に目指すのは鐘楼です。
どの案内書を見ても、鐘楼には登るべしと書かれています。
しかし鐘楼の行列に並んだのは、私達を含め二組のみでした。 -
後ろに建つ鐘楼に登ります。15世紀に建てられました。
20分並んでやっと入場、狭い螺旋階段を登り始めます。
88メーター、366段あります。 きついです、息が切れます。
降りてくる人とのすれ違いも大変で、片方が待たねばなりません。
やっと最上階に到着、窓から覗きます、オー素晴らしい景色です。
茶色の屋根が果てし無く続き、所々に教会の尖塔が聳え、正に中世の絵画を見ているようです。 -
360度四方の窓を覗いて来ました。
やっと下まで降りて来ました、もう1時間経過です。
相方は、もう動けないと云っています。 仕方なく残りは、明朝の散歩時という事にして、しばし広場で休憩です。 -
それにしても、美しい広場です。
馬車が客待ちをしています。 -
相方を残して、一人隣のブルグ広場に来ました。
公文書館と聖血礼拝堂があります。
この公文書館は1537年建造、屋根の像は、中央が正義、左がモーゼ、右にアーロンです。 -
聖血礼拝堂 見学は明日にして、マルクト広場に戻ります。
皆が揃ったので、これから夕食です。
夕食後は遠回りをして、ホテルに戻りました。 -
4月7日
朝7時、明るくなるのを待って散歩に出る、先ずペギン修道院の庭を歩く、薄く朝靄が立ち込め、建物も眠りから完全には覚めていない。
水仙の咲く林の道、シスターが静かに歩いています。
静寂の中に暫し佇む、このままジットしていたい・・・・
気を取り直して、愛の湖公園へ、白鳥の一日はもう始まっています。
昨日見残したブルグ広場に行く、教会の門は閉じたままです。
今日の出発は8時20分 そろそろホテルに戻り朝食を取らねば成りません。
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