2009/08/29 - 2009/08/29
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ドクターキムルさん
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神奈川県川崎市にある川崎大師平間寺は真言宗智山派大本山のお寺で金剛山金乗院平間寺という。開創は大治3年(1128年)、開基は尊賢上人、創建功徳主は平間兼乗氏である。もろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として、霊験あらたかなことは、昔から有名である。総本山は京都東山七条にある智積院である。神奈川で車に付ける交通安全の事故避けステッカーで一番多く見られるのが川崎大師のものであろう。モータリゼーションと供に繁栄してきた寺だとの認識がある。したがって、最近の伽藍は全て鉄筋コンクリート製で多くの伽藍に大が付いている。大伽藍が建っているのだ。
八角五重塔を建設中だったとき以来の参拝になった。八角五重塔は、昭和59年(1984年)の弘法大師1150年御遠忌を記念し落慶したというから25年振りということになる。八角五重塔には興味があったが、鉄筋コンクリート製ということで足が遠のいていた。知人が、私が五重塔好きであるからと川崎大師八角五重塔を写真に撮って来てくれた。思っていたよりはましに見えたので早速、確認してきた。100年と言われていた鉄筋コンクリート製の寿命が施工法によってはそれほど持たないことが判明してきている。
八角五重塔は総工費が10億円であった。鉄筋コンクリートの寿命を仮に100年とすると、毎年1000万円づつ原価償却している計算になり、もう既に4分の1が償却してしまっていることになる。今見える五層ある内の1層はなくなって4層分に少し届かない程度なのである。今世紀後半には取り壊さなければならないとしたら非常にもったいないことである。
(表紙写真は川崎大師八角五重塔)
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