ブダペスト工芸美術館。未だ改装整備中？

2010/07/27 - 2010/07/29

マイナーな工芸美術館を、建物が美しいと言う家内の甘言に騙されて見学した。
外装も内装もすべて「未だ改装中」と言う感じで、中身の割には入場料がかなり高い感じがしたが、「改装の為の寄付」と思って入館した。特に屋根のタイルは未だ補修が必要だと思う。
建物中心のホールは明るく、此処で午後のお茶でも出せばゆったりとした時間を過ごせそうだ。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

建国1000年祭にフランツ・ヨーゼフ皇帝の命で建設された宮殿の1つで、現在はハンガリーや外国の工芸品を展示している。
これは玄関ホール。

建築家レヒネルの作品らしいが、アールヌーボー的なデザインである。

アールヌーボー、アールデコ入り混じって作品が展示されている。
中には欲しくなる物もあった。

中心ホールを囲んで回廊式に展示室が並んでいる。

ムーア様式と言われる光溢れる中心ホール。
ホールにはつまらぬ前衛作品が展示されていたが、これに似た場所を思い出した。
随分昔にロンドンのメリディアンホテルのホールもこんな感じに光が溢れていて、朝食をそこで食べた覚えがある。二日酔いだったので眩しかった。
此処も、ティールームにでもしてアフタヌーンティーでも出せばもう少し改装資金集めになるのではないだろうか？

帰り際、玄関ホールで吹き抜けを見上げるとこの様な明かり取りの天窓があった。

アップにして見ると結構美しい。

人が少なく静かに見学できた。