雨男・雫輝く都路へ(両足院編)

2010/07/03 - 2010/07/05

初日後半は、苔寺から一気に東山「建仁寺塔頭・両足院」へと移動しました。

今回の旅は、いつもの方面別集中拝観とは違い、ピンポイント的に、初日が東西・二日目南北へと移動距離が長い旅となりました。
移動時間の合間は、都の街並みを楽しむ事も出来ました。
それに、行く先々で其々の仏閣を拝見するにあたり、比べてはならない・心の整理時間となり、それなりに良かったです。

そんなこんなで、初日宿泊先「智積院」へ近づきつつ、バス地下鉄を乗り継ぎ、一気に東山へ行きました。

「両足院」でも、旅友は絶好調であるが、半夏生の庭園を拝見していると、若き鶯・谷渡り鳴きを拝聴する事が出来て、和調のコンサート会場でした。
最初余りに美声が通っていたので、係員の方にテープを流してみえるのか尋ねると、「生」ですとの粋な答えに、二度ビックリでした。
やはり声が通ったのは、お庭のすり鉢状の形状形態が声を集めたのかと、今でも疑問です。
でも、そんな事も計算されていいても、都の御庭なら納得できますけどね。。
とにかく、いつもは無音の石庭前に何かを聞きたい私に、「半夏生・鶯・雫」と私にとっては、季節の声が時を流してくれたと、感激の思い出となりました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

苔寺よりバスを乗り継ぎ東山へ・・・

これが見たかった。。

建仁寺塔頭「両足院」
到着です。。

どんな世界を拝見できるかとドキドキ

半夏生が呼んでいます。。

半夏生とは半化粧とも呼ばれる様ですが、奥ゆかしくて美しい。。

水鏡を覗き込み。。

コンサート会場の様でした。。

突然目の前に飛び込んできた。

一歩前にてゆっくり拝見。

向きを変えれば別の御顔。。

黒竹。
味がありました。。

旅友も絶好調。。

雫の乱舞。。

これにて「両足院」と別れました。。
この智積院にて宿坊の床に就きました。。。