2008/04/16 - 2008/04/16
629位(同エリア828件中)
ソフィさん
2008年4月16日(水)
ハイデルベルク城の数々の建物の中で、一番ポピュラーなものは、大樽棟だろう。
私も47年前1961年に来たときで、今に最も印象に残しているのは、大樽棟と大樽である。
王様と言えば、いかめしい印象が先立つが、酒樽の話は王様をグッと人間に近づけ、親しささえも感じさせてくれる。
そうしたことが、この棟が愛せられる大きな原因と考える。
しかしそれだけではなく、樽のスケールも人を驚かせるに十分なのだ。
大樽棟は、この建物の中にある大きな樽にちなんで命名された。
樽を納めるのを目的にして、造られたものなのだ。
建設されたのは、1589年から1592年に至る間。
この建物は王宮の広間に隣り合っており、祝宴のおりワイン貯蔵庫と宴会場が、一番近くなるように立地されている。
現存する大樽は、第四代目と伝えられる。
代々の樽名を、記録にしたがって挙げれば、
1. ヨハン・カジミール樽 1591年
2. カール・ルートヴィヒ樽 1664年
3. カール・フィリップ樽 1728年
4. カール・テオドール樽 1751年
いづれも造られた時の王様の名前が付けられている。
次第に建設年次が押し詰まり、樽の大きさも次々に大きくなった。
初代のものは127,000リットルだったのが、現在のものはほぼ二倍近く、221,
726リットルと伝えられる。
かなり大きな、石油タンカーの容量に匹敵する。
ただしその後の乾燥収縮のため、現在の容量は219,000リットルと伝えられる。
写真は、「ソフィーさんのマイページ」(写真6,600枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい、「片瀬貴文さんのマイページ」(写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
文字が大きくて読みやすい、「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
などもご覧ください。
(片瀬貴文 79歳)
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