03平和公園で平和を祈念する（プチ長崎の旅その３）

2010/04/24 - 2010/04/24

市電の1日乗車券をフル活用して平和公園まで足を運びます。
あまり時間はとれなかったけれど、一度は行きたい場所でしたから。

世界中が平和になりますように・・・

エリア 長崎市(長崎)

ホテル見学を済ませたあと、せっかく路電の直通路線があるので、平和公園に行って見ることにしました。
築島の電停から赤迫行きに乗ります。
結構な距離がありますが、路電の料金は一律120円。
格安です。

もっとも、今回は1日乗車券利用なので、あんまり一律でも距離制でもあんまり関係ありませんでした。

最寄りの電停おりまして、数分歩いたら平和公園発見。

また坂道・・・

でも行きます。

長崎には何度か来たことがありますが、平和公園は初めてです。
広島の平和公園と同様に水を多用しています。

原爆で亡くなられた方たちは、水を求めながら亡くなられたからです。
合掌。

そろそろ日が傾きかけています。
そのせいでしょうか。
噴水に虹がかかっています。

平和の虹とツーショット

遺構がありました。
原爆炸裂時にあった長崎刑務所浦上刑務支所の周囲の壁の一部だそうです。

平和公園のシンボル、平和祈念像。

像の高さ約9.7m、重さ約30トンの青銅製で、「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」と作者の言葉が台座の裏に刻まれています。（長崎市のサイトより）

帰り道、高校生？の修学旅行とすれ違います。
しっかり平和の尊さを勉強してね。

でも、自分を省みれば、高校の修学旅行ってどこに行っても友達と遊んだ思い出しか残ってないんですよねえ・・・

平和公園一帯は今平和の森として整備されているそうで、祈念像周辺が願いのゾーン。
すぐ近くには祈りのゾーン。
原爆落下中心碑。
原爆投下場所です。
この上空500メートル地点で原爆は爆発し、多くの人が犠牲になったのでした。

合掌。

色々な記念碑があります。
原爆の時も倒壊せずに残った、灯篭です。

大正時代に建造された浦上天主堂も、原爆で壁の一部を残して倒壊。

現在の天主堂は時間の都合で割愛。

被爆当時の地層も保存されていました。
生活用品が埋まっているのが、一瞬で埋もれた様子が垣間見えて生々しいです。

平和な世の中になることを祈るばかりです。

資料館にも行きたかったけれど、出島の入場時間に間に合わなくなりそうなのであきらめて、平和公園を後にしたのでした。