2010春、花吹雪の牧野池公園(2/2)：染井吉野・山桜の花吹雪、紫木蓮、牧野ヶ池緑地西方

2010/04/09 - 2010/04/09

染井吉野と山桜の花吹雪の牧野ヶ池緑地紹介の締め括りです。桜見物ができるのは、今日が最後の日だったようです。このあとは葉桜です。

エリア 天白・笠寺(愛知)

• 交通手段: 自家用車

牧野ヶ池緑地の公園内の光景です。背後に牧野池が見える場所です。ベンチや、遊具施設が置かれていました。

公園内の歩道に散り敷いた、桜の花吹雪の光景です。強い風が吹く度に、片隅に吹き寄せられていました。

山桜と染井吉野が咲き乱れていた公園の光景です。ところで山桜の野生種は、12種類ほどが確認されているようです。ヤマザクラ（山桜）をはじめ、ハツユキザクラ（初雪桜）、キビザクラ（吉備桜）、オオシマザクラ（大島桜）、オオヤマザクラ（大山桜）や、ウスガサネオオシマ（薄重大島）等です。

染井吉野と山桜が咲き競う並木道の光景です。ソメイヨシノ（染井吉野）は、エドヒガン（江戸彼岸）群の園芸品種として分類されるようです。遺伝的にはエドヒガン系統の桜と日本固有種のオオシマザクラの遺伝子的特徴を持ち、クローンであることが判明しています。

同じく、染井吉野と山桜が咲き競う並木道の光景です。12種類の内の6種類の山桜を紹介しましたが、残りは、アサギリ桜（朝霧桜）、カスミザクラ（霞桜）、カタオカザクラ（片丘桜）、ケエゾヤマザクラ（毛蝦夷山桜）、シオカゼザクラ（潮風桜）と、ツクシザクラ（筑紫桜・筑紫山桜）の6種類です。

山桜の花のピックアップ光景です。山桜に対応するのは里桜ですが、オオシマザクラ、ヤマザクラ等を元に作り出したと見られる一連の品種を総称です。あるいは、人が作出した園芸品種の総称としても用いられます。

更にズームアップした、山桜の花の光景です。所々に花が散ったガクの光景がありました。

これまでは、車で公園の横を通り抜けるだけでしたが、久し振りに花吹雪の桜を眺めながらの散策です。

随分昔のことになりますが、名東区に住んでいた頃、友達とジョギングでこの場所まで往復をしたことがありました。往復5キロほどだった記憶です。

常緑樹をバックに、白さがメダル桜の光景です。手前が満開の染井吉野の若木、後ろが半ば散ってしまった染井吉野の古木のようです。

藤が這っていない藤棚の光景です。少なくとも一度は藤が植樹されたかもしれませんが、諦められてしまったようです。

桜に変わって、公園に彩を添えるシモクレン（紫木蓮）の花です。通常、モクレン(木蓮)と言えば、ハクモクレン(白木蓮)ではなく、濃紅色の花を咲かせる シモクレン(紫木蓮) のことです。

シモクレン（紫木蓮）の花のズームアップ光景です。マグノリアとも呼ばれる、モクレン科モクレン属の落葉小高木です。

幹から短い枝を出して咲いた染井吉野の花です。染井吉野ではよく見かける光景ですが、ついカメラが向きます。

花吹雪が始まっていますたが、見所もたっぷり残っていました。満開状態の染井吉野の光景です。

満開直前の染井吉野の花のピックアップ光景です。この樹には、まだ色付いた蕾が残っていました。

送電幹線をバックにした染井吉野の光景です。名古屋市内ですが、郊外には幹線の送電鉄塔が残っています。

同じく、送電幹線をバックにした染井吉野の花の光景です。名古屋市中心部ですと、送電線はケーブルを使った地下設備となっています。

牧野ヶ池緑地の中を西方面に移動しました。高架道路は、名古屋環状2号線の高張ジャンクションです。

植樹してあまり年数が経っていない、染井吉野の樹の光景です。桜の名所をアピールするために、少しずつ染井吉野の樹が殖やされているようでした。

竹林をバックにした、まだ若木の染井吉野の光景です。散ってしまった花は、まだ少ないようでした。

竹林の中で咲いていた山桜の光景です。粛侖されたものではなく、自然林の光景のようにも見えました。見事な満開でした。

満開の時には、もっときれいな光景だったことが偲ばれる染井吉野です。しっかりと花吹雪を供給していました。

公園内を移動途中の光景です。桜の木の近くを通る時、花吹雪に出逢いました。この写真にも花吹雪が舞う光景が写りました。

脇芽に咲いた少しばかりの桜の花です。染井吉野か、山桜か判断が難しいところですが、やはり山桜の方でしょうか、葉がすっかり大きくなっていました。

緑の葉と一緒に白い花を咲かせた、ヤマザクラ（山桜）の光景です。背後の樹が、白い花を引き立たせてくれました。

この辺りでは、山桜の花が多いようです。お子さん達の姿もありました。公園内には、ぼうけん広場、わいわい広場、南児童館、自動野球コーナーや展望台など、お子様向けの施設や広場があります。

送電鉄塔の光景です。名古屋市周辺部の変電所に向かう線路のようです。桜の木が随分と小さく見えます。

植樹してあまり年数が経っていない、染井吉野の樹の光景です。添え木がまだ残っていました。大分散りましたが、半分以上は残っているようです。

これで牧野ヶ池緑地の花吹雪の桜の紹介はおしまいです。東山ゴルフの練習場は一般開放されていますから、以前はよく通った道ですが、久し振りに通った道と公園でした。最後の光景は、山桜の花と、石庭風の造りの公園の一角です。