検証　北京４日間　22,800円　格安ツアー（第３日目）

2009/11/26 - 2009/11/29

「５つの世界遺産観光＆７回の食事付き　北京４日間　スーペリアホテルに滞在」というコース名のツアーに参加したレポートです。
催行は、ご存知「ヒデ・インターナショナル・サービス」です。

エリア 北京(中国)

朝の朝食会場。昨日は大きな汚い布のかかった丸テーブルだけある部屋でしたが、本日は急遽会場が変更になって、結婚式の会場でした。

朝食に、バロットが出ていたのには驚きました。
孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵ですが、中国では、「マオダン 毛蛋」「スータイダン 死胎蛋」などと呼ぶそうです。
食べてみたかったけど、ちょっと遠慮しておきました。

昨日は、水があったのですが、今日はお湯しかありませんでした。

こちらは、コーヒーです。

ソフトドリンクもあるにはあるのですが、床においてあるビニール袋の中に、無造作にスプライトとコーラのペットボトルが、捨てられているので、それを自分で拾って開けて飲みます。

食事に関しては、品数は多いのにほとんど食べるものが無いです。
乾ききった肉まんを温かい豆乳で流し込みました。

ホテルの窓からは、鳥の巣スタジアムが、半分だけ見えます。
本日の出発は、7時45分だそうです。

まずは、北京動物園へ行きます。
見学時間は30分。
パンダは、屋内のガラス越しより、外の方が良く見えますので、ガラス越しのパンダは、スルーすることをおすすめします。

パンダ舎の中で、子供がお土産を購入していたので、時間がなくなってしまい、結局パンダ以外は、レッサーパンダを見ただけで、金絲猴（きんしこう）は、見れませんでした。

お約束のショッピングの３軒目です。
石を中心としたお店です。

まずは、中国の各地で出土した石に彫刻を施した高価な石を見学します。

写真はありませんが、その後洋服タンス程度の大きさのショーケースに入った５つ程度の石をショーケースごと売りつけられます。
これいくらすると思いますか？との質問に売り物だとは知らないので、みな3,000万円とか1億円とか言います。私も500万円と言ってみたのですが、実際は160万円だそうです。関税、送料すべて込みだそうですが、
もちろん誰も買いません。
●●●の貧乏ツアー客には、そんな心理作戦に騙される人はいないようです。

ここでもお茶のサービスがあります。
お土産を買わない人には、ちょうど良い休憩になります。
このツアーでは、ショッピング時間は、忠実に45分でした。30分では買う時間がなく、60分では落ち着いて見れるので、やっぱしいらないわと冷静に考えられてしまう。の中間の45分です。

100円ショップや大中にありそうな物が、並んでいます。

お次は、天安門広場です。

遠くに、故宮の入り口が見えています。

赤い柱は、中国の民族の数を表すそうです。

毛沢東の遺体を公開している建物は、ものすごい行列です。

衛兵さんの下半身は、ガラスケースの中に入っています。寒いので風防でしょうか？

各地で参加者全体の記念撮影をしますが、製本してこの様な形で販売します。

天安門広場から地下道を通って、道路をくぐり、橋を渡って故宮へ入ります。
ものすごい混雑です。
橋には、隅田川の花火大会の様に、欄干の内側にフェンスを設け、欄干とフェンスの間に係員がいて、橋から落ちないようにしています。立ち止まっての写真撮影も禁止だそうです。

４つ目の世界遺産の、「故宮博物院」です。

以前のツアーで、故宮を見学したのにもかかわらず、「紫禁城を見学したかった」とアンケートに書いた人がいたそうです。

故宮の中は、博物館を見学するのではなく、単に縦に突っ切ります。これだけで１時間はかかります。

昼食は、故宮の途中で右にそれて、刀削麺の山西料理店に入ります。

山西料理に３種類の麺が付きます。

刀削麺の実演です。

こんな感じに削れます。

店員は、民族衣装です。

デザートは、豪華「みかん」です。オレンジではありません。

故宮の有名な４つ星トイレ。どんなにきれいなのかと個室を覗いてみたら、流していない「爆弾」がありました。

故宮を出て、反対側の景山公園へ登ります。

排ガスでかすんでいますが、故宮全体が見渡せます。

最後の５つ目の世界遺産「天壇（てんだん）公園」です。この公園は、地元の人がいろいろな楽器演奏や、コーラス、体操、太極拳等をグループ毎に楽しんでいる公園です。

一人でショーをやっている人もいます。

天壇公園の祈年殿

天壇公園の中にある、「紫薇軒」。
普段は入れないが、たまたま今日は入れることになった。皆様は、大変ラッキーですということで、掛け軸の見学に。

清太祖ヌルハチ氏第13世代の嫡出の孫の書道家が、今日はたまたま来ていて、皆様のために書を書いてくれますとのこと。来週は、ヨーロッパへ行ってしまうと言うことだが、噂によると毎日休みなく通っているそうだ。

掛け軸だけで、６万円の価値があるのに、先生が書をその場で書いてくれて６万円だそうです。
我々の貧乏ツアーは、誰も購入しませんでしたが、他のツアーのお客さんが２組ほど購入していました。
購入すると、先生と一緒に写真が撮れるそうです。

上手に見えますか？
他の方のブログの写真を見ると、全く同じ文字を書いていますが、字体がちょっと違いますね。

この書道家、ぐぐって見るといろいろ悪い噂が流れています。

さて、４軒目。最後のショッピングです。「和合民藝」は、真珠の加工工場です。

ガイドの説明では、100元ショップがあるからそこへ行きましょうと言うことでしたが、個室で真珠の説明を受けた後にショッピングです。

アクセサリー売り場をスルーして、出口に向かうとそこに小さな、100元ショップがありました。100元とは日本円で1,300円程度ですので、日本の1,000円ショップの様なものかと思いきや、安い物を５つで100元とか、３つで100元の様に、束にして売っているだけでした。

夕食は、レインボーホテルのレストランです。
時刻は、17:41です。今日も夕食後にオプショナルツアーがあります。

ここも日本人であふれていました。

ビールは30元です。

料理は、四川料理です。ほとんどの料理は辛いので、子供は食べられませんでした。

ホテルの廊下には、二宮金次郎の像が。
今日の、オプショナルツアーは、別のツアーのバスに乗っていくということで、そのまままっすぐ、ホテルに帰れました。

スーパーマーケットに日本食品コーナーというのがあって、ロッテのキシリトールガムを売っていました。
なんと、153.60元。日本円で、2,036円です。
等級のところに、「正品」とあり、偽物でないということでしょうか？