1995/10/02 - 1995/11/07
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kojikojiさん
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子供の夏休みのような南イタリア周遊の旅を終えてローマに戻ってくるとどっぷりと秋になっていました。アマルフィ海岸から300キロ程北上しただけで季節が変わっていました。更に北上してフィレンツェ辺りでは真っ黒に日焼けしているのが恥ずかしい感じがするほどでした。旅はまだまだ続くのですが、写真があまり残っていないのと絵日記を描かなかったのと絵葉書を出さなかったので記録がほとんど皆無です。本当は都市毎の旅行記にしたいのですがトスカーナ州というくくりになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ローマに戻ってみると日差しは強くても秋の気配を感じる気候になっていました。ほんの2週間前に南へ旅立ったときは真夏のようだったのに・・・。
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広場ではおじいちゃんやおばあちゃんが孫を散歩に連れている姿をよく見掛けました。
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ナヴォーナ広場とサンタンジェロ橋の中間辺りのレストランでの昼食です。ボッタルガとキャビアのパスタ。
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サルティンボッカ・アラ・ロマーノ。ローマに来たらこれを食べないと。
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秋になったらポルチーニ。グリルが一番です。
松茸とは比較できないですが最高のキノコです。
店からのオススメで料理にこれでもかと言うほど白トリフを削ってもらいました。
ラベルが可愛かったので空いたワインの瓶を欲しいと言うと1本新しい物をくれました。
そりゃそうです今まで海外で食べたレストランで一番のお値段でした。蛇足ですがこの店のメニューは2種類あって、男性用には料金が記載され女性用にはカロリーが載っていました。 -
フィレンツェに到着です。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のショップの近くに滞在しました。後年銀座のショップのお姉さんとフィレンツェの話で盛り上がったこともありました。
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この時は頑張ってクーポラの屋上まで登りました。
それ以降何度かフィレンツェには行きましたが登る気力は起きません。
「冷静と情熱のあいだ」にはなれません。 -
ジョットの鐘楼にも登っていないですね。
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メディチ家の礼拝堂のミケランジェロの墓石です。
あまりに美しい彫刻です。ベルニーニとミケランジェロの彫刻は好きです。この時は大聖堂美術館に行けなくて見たかったミケランジェロのピエタを見ることができませんでした。そんな想いを持って妻とフィレンツェを再訪してミケランジェロやドナテッロの彫刻を見る事が出来たのは良かったです。 -
シエナにはフィレンツェから1泊旅行しました。何度行ってもこのカンポ広場は美しいです。3回行っていますがそれぞれに思い出があります。
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シエナのドゥオーモ。この時は写真を撮りませんでしたが内陣の美しさはイタリアでも屈指だと思います。
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パンフォルテはシエナの名物菓子です。買った記憶はあるのですが食べた記憶が・・・。
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数日後はルッカまで日帰り旅行です。。樹がはえた塔のある不思議な町です。
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塔の上からの景色です。中世のままの甍の美しい町でした。
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広場ではバザーが開かれていました。子供たちが美術の授業で描いた絵が並んでいました。社会科見学でフィレンツェに行った印象を描いた絵でした。大抵の絵はドゥオーモや洗礼堂に車と自分を描いた稚拙な絵ばかりでした。その中の1枚に縦長の画用紙を黒く塗りつぶし画面いっぱいに洗礼堂の天国の扉を黄色と赤の絵の具で描いたものがありました。それは素晴らしい出来栄えだったので5000リラ寄付していただいてきました。今は金色の額と黒いマットに飾られ、クリスマス時期の我が家の玄関に飾られています。当時小学3年生だった女の子はどんな女性になっているのでしょうか?
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フィレンツェから日帰りで訪れる事が出来る町はいくつかありますが、ルッカは機会があったら再訪したい所です。
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大聖堂のファサードが夕日を浴びて美しかったのを覚えています。
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アレツッオもいつか再訪したい街の一つです。
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アレツッオと言えばロベルト・ベリーニ主演の「ライフ・イズ・ビューティフル」の舞台です。この旅の後3年後の映画でしたが、画面の中で自分が旅した広場を主人公のグイドが自転車で下っていくシーンは忘れられません。映画のストーリーは収容所に入れられたユダヤ系の親子の悲しい物語ですがロベルト。ベニーニの秀作だと思います。
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この当時ツーリストイタリアによる思い出のイタリアンレストラン協会というフランスでいうミシュランのような協会がありました。各地の郷土料理とスペシャリテにその料理を出すレストランが紹介されていました。その店でその料理を食べると美しいお皿をくれました。シエナで本を買って知ってはいたのですが、食後にこのレストランが有名な店だったと知りました。
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残念ながらこの料理ではお皿はもらえません。
隣のご夫婦の奥さんがお皿を貰っていたのを羨ましく思った記憶があります。 -
この後ヴェネツィアでもお皿を貰い損ねました。
今はもうお皿は貰えないようです。 -
町を歩いていてこんなものを見つけたら食べたくなってしまいます。そんな誘惑の多いトスカーナの旅でした。
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1995 イタリア縦断とスイスの旅
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