2009/12/04 - 2009/12/11
94位(同エリア920件中)
ニッキさん
ドレスデンに行きたいが為に選んだこのツアー。
ザクセン王国の首都として繁栄した美しい都ドレスデン。
戦火で多くの建物が焼失しましたが、今は市民の力で確実に復興を遂げています。
美術に造詣の深かったアウグスト強王とその息子の鑑定眼で集められたコレクションは、多大な被害を受けたとはいえ、私達の目を楽しませてくれました。
世界最古のクリスマス・マーケットは木のぬくもりがあって、ド派手な電飾で楽しませるのではなく、落ち着いた中世の雰囲気が漂います。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
観光バスでドレスデンのテアーター広場に連れて行かれた私達。
降りてすぐ目に飛び込んだのが大聖堂です。
暗〜〜い。 -
え〜〜と、右手に見えますのがゼンパーオーパー。
劇場建築家ゴットフリード・ゼンパーによって19世紀に建設された国立オペラ劇場です。 -
現在は美術館や陶磁器の博物館になっているツヴィンガー宮殿の門をくぐると・・
-
中庭になっていました。
春から夏にかけて色とりどりの美しい花々で彩られているのでしょうが・・季節は冬ですから。
反対側の門は王冠を模しているのでしょうか。
ツヴィンガー宮殿というとこの写真が掲載されていますよね。 -
中庭の左側には仕掛け時計がある「鏡のパビリオン」も建っています。
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ガイドさんに街を案内してもらいながら歩いていると、幾つかのクリスマス・マーケットに出会います。
ここは観覧車がある大きなマーケットですね。
広場に観覧車を設置しちゃうなんてスゴイ。 -
これってあの有名な世界最古のクリスマス・マーケットに建つ、世界最大級のクリスマスピラミッドかしら?
-
広場には空中ぶらんこもありました。
手動ですが・・(笑)
いいねぇー。
東京には絶対にありえない光景だわ。 -
ピラミッドには明かりが灯りはじめました。
夜は自由行動があるので、その時の楽しみに。 -
美しいドームを持ったバロック様式のフラウエン教会です。
第二次世界大戦の大爆撃により焼失されましたが、1996年になってようやく再建工事が開始され2005年に終了しました。 -
市民や各国からの寄付により再建されたフラウエン教会は、元の資材をできるだけ利用して造られたドレスデンの平和のシンボルです。
-
外には教会をモチーフにしたレース編みを売っている美人な学生さんが数名います。
売上金は寄付されるそうです。
お願いすれば一緒に記念写真を撮ってもらえるので、皆さん買ってました。
私達も寄付と記念を兼ねて購入しました。
5ユーロでした。 -
代々のザクセン王の居城ドレスデン王宮。
奇跡的に戦火を免れた壁画「君主の行列」は高さ8メートル、長さ102メートルにも及びます。 -
アウグスト強王だけがこちら側を向いています。
絶大な力を持ちザクセンを中欧の強国に押し上げたアウグスト2世は、陶磁器の収集に大変熱心で中国の景徳鎮、日本の伊万里や柿右衛門を好んで収集していたそうです。
陶磁器は収集だけには飽き足らず錬金術師ベドガーをマイセンのアルプレヒト城に幽閉して研究させ、ヨーロッパ初の白い陶磁器を完成させました。
これがマイセン国立磁器工房の始まりです。
後ろにいるのがアウグスト3世。
彼は絵画の収集に熱心だったそうです。 -
「君主の行列」は2万5千枚のマイセン磁器を使い、歴代の君主他総勢93人を描いています。
-
とても楽しみにしてましたツヴィンガー宮殿内の美術館「アルテ・マイスター絵画館」
階段の両側も絵画が飾られています。 -
「酔っ払いのヘラクレス」 ルーベンス作
階段を上がってすぐにルーベンスの部屋があります。
ギリシャ神話の中でも英雄の一人として名高いヘラクレス。
力強く描かれることが多いのですが、二人に支えられてようやく立っている酔っ払いのヘラクレスなんて珍しい題材です。
見てすぐに「アッ!ルーベンスだよね。」ってわかる筋肉の描き方、肌の美しさですね。 -
この部屋には同じような絵があって、ルーベンスの弟子が描いたものなんですって。
パッと見はルーベンス。
素人は言われなきゃわからないけど、比べてみると力強さが微妙に違うんですよ。
贋作ってこんな感じなのかしら・・。 -
「噴水のそばで手紙を受け取るバテシバ」 ルーベンス作
ダビデ王が水浴びをしている人妻バテシバを宮殿から見て一目ぼれをし、黒人の召使いに命じ、彼女に手紙を届けさせているところが描かれています。
モデルは先妻と死別した後53歳の時に結婚した妻エレーヌです。当時は16歳だったんですって。
エレーヌをモデルにした作品は数多くあります。 -
「取り持ち女」 フェルメール作
143×130の大きなサイズの作品です。
上の方が光って写ってしまいました。
初期の頃の作品で、居酒屋と娼婦は当時のオランダ画家に人気のあった題材です。
日常の中の静寂を切り取ったモチーフが多い中、世俗的な数少ない作品ですね。 -
「窓辺で手紙を読む女」 フェルメール作
フェルメールの手紙シリーズ、1657年頃の作品です。
フェルメールの作品は几帳面なくらい細部までこだわっていて、少女の手紙を読んでいる顔がガラス窓に描かれています。
この写真はツアーでご一緒した方に送って頂いたもの。
なんと大失敗。
絵の前には人がいたので「人がいなくなったらカメラで撮ろう。」なんておもって夢中で絵を見ているうちに、カメラに収めるのをすっかり忘れてしまいました。 -
「居酒屋の放蕩息子」 レンブラント作
聖書のルカの福音書「放蕩息子の帰還」が題材になっており、贅沢三昧の生活を送っている男をレンブラントが、娼婦を妻のサスキアがモデルに扮して描かれています。
振り返った娼婦の首が不自然に曲がり過ぎているのは、後から描き直された為と言われています。
それとも何か意味でもあるのでしょうか。 -
「赤い花を持つサスキア」 レンブラント作
夫婦の間に4人の子供をもうけましたが、3人は生まれて間もなく死んでしまいました。
この作品は4人目の子供を宿しているサスキアを描いたものです。
残念ながら、サスキアは4人目の子供を生んだ後、死んでしまいました。
このポーズは神話のなかの「春の女神」がとるポーズです。 -
「システィーナのマドンナ」 ラファエロ作
アルテ・マイスター絵画館といえばこの絵でしょう。
美しい聖母を数多く描いたラファエロの最後の大作、有名な祭壇画の一つです。
先輩ダ・ヴィンチが好んだ三角構図が安定感を生んでいます。
とても綺麗で、気品があって、威厳があって。
なんて素敵な聖母マリア。
貴方に会いに日本から来ました。
お会い出来て本当に嬉しいです。 -
「チョコレートの少女」 リオタール作
ドイツ国民に愛されている作品の一つで、18世紀に最も美しいパステル画と賞賛された作品です。
少女がお盆に水とホットチョコレートをのせて運んでいる姿は、正面を見据えて凛とした美しさがあります。 -
天使ちゃんにも逢いたかったのよ。
-
聡明で美しく可愛い、若き日のマリア・テレジアの肖像画を見つけました。
-
「三連祭壇画」 ヤン・ファン・エイク作
中央には聖母子、左には大天使ミカエル、右に聖カテリーナが描かれています。
ミカエルの下には寄進者がひざまずき、ミカエルは聖母子に寄進者を紹介しています。 -
「ベルンハルド・フォン・レーゼンの肖像画」 デューラー作
北方ルネサンスの巨匠デューラー50歳の作品です。
デューラーというと自画像のイメージがあって、この作品もそうかと思いきや、レーゼン家の青年の肖像画でした。 -
「聖セバスティアヌスの殉教」 メッシ−ナ作
こちらもアルテ・マイスター絵画館を代表する絵画の一つのようです。
入場券に印刷されていました。 -
「眠れるビーナス」 ジョルジョーネ作
実はティツィアーノとの合作なんですって。
ジョルジョーネはビーナスの部分だけを描き、未完成のまま亡くなってしまった為に、友人ティツィアーノによって完成されたそうです。
ティツィアーノの「ウルビーノのビーナス」の下地になった作品です。 -
「聖母と聖ゲオルギウス」 コレッジョ作
中央に描かれた聖母子の周りを4人の聖人達が囲んでいるこの作品は、200年以上経った後のロココ時代の画家も手本にした作品です。 -
夕刻、夕食を兼ねたフリータイムです。
「屋台に美味しい食べ物が売っているので、それでお腹いっぱいにしてこい。」ってやつです。
先程見た観覧車もライトアップされてなかなか良い感じ。賑わってますね。 -
ドレスデン市内では大小幾つかのクリスマス市が立つのですが、私達は時間の関係上3箇所巡りました。
ここはアルトマルクト広場です。
大きい市なので地元の人達だけでなく、私達のように世界中から観光客が訪れます。 -
クリスマス・マーケットではソーセージ屋台の他にも焼き栗が有名だと聞いていたので早速買いました。
ここの焼き栗、今回訪れた各国のマーケットの中で一番美味しかったです。
写真を撮りたいと申し出たら、気持ち良く応じてくれました。 -
こんな可愛い人形を使って飾り付け、キリストの生誕をお祝いしています。
-
ドレスデンのクリスマス市は世界最古の歴史を誇り、今年で575回目。
ドイツ東部エルツ山地地方に古くから伝わっている木工芸品で、上にプロペラが付いていてロウソクを灯すとその炎によって気流が上昇しプロペラが回る仕組みです。
もちろんマーケットでは電球ですが・・。
そしてこれが世界最大級のクリスマスピラミッドです。 -
各段ごとに愛らしい人形がクリスマスにちなんだシーンを作っています。
1段目、結構大きな人形です。 -
ここは高さでは負けてますが、かなり大きいピラミッドです。
1階はグリューワインのお店の上になっています。 -
お店を灯す光と、大きなクリスマス・ツリーを飾るイルミネーションと、世界最大級のクリスマス・ピラミッドに灯る光の共演は本当に美しい。
-
3箇所のマーケットを巡ったので、グリューワインのカップも3種類ゲットしてきました。
正直、ドレスデンのグリューワインは私達の口に合わなかったです。
香辛料がかなりきつかった。
ベルリンのジャンダルメン広場のグリューワインが美味しかったので・・残念です。
それでものん兵衛あんちゃんは「ちょっとクセがあるなぁ。」と言いながら、私の分までしっかりと飲んでました。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- oimodaisukiさん 2014/06/01 23:23:53
- こんばんは
- ニッキさん
oimodaisukiと申します。
先ほどはイタリア旅行記にご投票いただきありがとうございます。
ヨーロッパがお好きで年に1回を目指していられると紹介文で読み
素敵だな〜と拝見させていただきました。
今回訪れたヴァチカンのような規模ではないのですが、
昨年行った静かなプラハの教会のに感動した矢先の
ニッキさまの「教会がお好き」との紹介文、
旅行記をありがたく拝見させていただきました。
2009年のご旅行の日が結婚記念日に当たるなんてすばらしいですね。
ウチは主人が大の飛行機嫌いなため叶いそうにありません。
昨年、ウィーン、プラハ、ブダペストを
クリスマスシーズンに母と姑と子供とで周り、
ウィーンの市庁舎前のクリスマスマーケットに感動し
次回は絶対本場のドイツ、とりわけドレスデンの市へと
憧れ計画している最中です。
ぜひこれからもニッキさまの旅行記を
訪問させていただきたく思います。
これからもよろしくお願いいたします。
oimodaisuki
- ニッキさん からの返信 2014/06/02 22:49:40
- 素敵な関係
- oimodaisukiさん こんばんは。
訪問&投票ありがとうございます。
楽しそうなお買い物ですね。
まず、お母様とお姑様との三人旅にビックリです。
三人それぞれが相手を思いやる素晴らしい人格だからこそ成り立つ関係ですよね。
もうこれだけでoimodaisukiさんのお人柄がわかります。
私達買い物が苦手で・・・というかブランドを知らないもので、とりあえずスーパーで大好きな白ワインとばらまきチョコレートを購入するぐらいです。
でもスーパーによってはこんな良い品が取り揃えてあるなんて。
次にローマに行く時に参考にさせて頂きたく、PCのお気に入りに登録させていただきました。
ドレスデンのクリスマス・マーケットは良いですよ。
ヨーロッパに来たーって感じさせてくれる素敵な時間を過ごせました。
アルテ・マイスター美術館はもう写真撮影禁止になってしまいましたが、ラファエロの「システィーナのマドンナ」は必見です。
お母様お姑様がお元気なうちにぜひ訪れてください。
ちなみに、私達はルフトハンザのマイレージを持っています。
日本の飛行機が一番いいけど、ルフトハンザで不愉快な思いはした事はありません。
まあ、普通かな。アリタリア航空よりはマシだと思いますよ。
スペインから帰ってきたばかりで、まだ旅行記に着手していませんが、近日公開予定です。また遊びに来てください。
これからもよろしくお願いいたします。 ニッキ
-
- おいちゃんさん 2011/01/27 18:09:36
- クリスマスマーケット
- 久しぶりに覗いたら・・・同じ時期にドイツに行ってたんだ! 私は昨年、一昨年と12月の中旬にドイツに行ってました。残念ながら仕事だったのですが、フランクフルトと旧東ドイツのケムニッツです。クリスマスマーケットは楽しいですよね♪ 同じような装飾とお店が懐かしかった。仕事仲間のドイツ人がプライベートな付き合いの友達とクリスマスマーケットに行こうと誘ってくれて、去年も再会を喜び合いました。グリューワインは店や都市によっても味が違い、スペインで言えばサングリアみたいなものだと思いました(シーズンは違いますけど)しこたま飲んで、強烈なスピリッツも飲んで、ソーセージとかパクついて・・・・これを全部極寒の外でやるんですから! 彼らも寒いのか足踏みしたりしてるけど、ずぅ〜っとおしゃべりするんですよねー 防寒には気を付けてたので平気だったが、さすが森の民のドイツ人だと思ったものです。そのあとビアレストランで飲み明かし・・・・という忘れられない夜となりました。ニッキさんの旅行記で当時を思い出して懐かしかったです。
- ニッキさん からの返信 2011/01/28 12:37:29
- RE: クリスマスマーケット
- 昨年のクリスマス・マーケット時期は大寒波だったでしょう。
時々世界の天気を見ながら「うわぁー!マイナス10度だって。ありえない。」「去年行って良かったね。」って二人で話していたんですよ。
一昨年も確か私達が帰国した数日後に寒波が来て、「危ないところだったね。」って言ってた記憶があります。
なんたってラッキー・ウーマンですから、うまい具合に切り抜けました。
お仕事だとそんな事言ってられないから大変ですよね。御苦労さまでした。
グリューワインのカップはプチプチ持参して全部持って帰りました。
2〜3個ふちが欠けてしまったカップもありましたが、飾ったり使ったりしてます。
余談ですが、イタリアで買ってきたワインでグリューワインに似た味のワインがありました。
このちょっとクセのあるワインは、寒い中皆でクリスマス・イルミネーションを楽しみながら飲むのが良いのであって、ワイングラスで飲んでもちっとも美味しくなかったです。
- おいちゃんさん からの返信 2011/01/28 12:54:52
- 大寒波
- 昨年も一昨年も大変でした。
一昨年はドレスデンからフランクフルトに到着した時は日本行きの飛行機は出た後で、国内線も大混乱しており、長蛇の列でした。ホテルを予約して泊まってくださいなんて言われて怒ってる人や、なんとか帰れないかと粘る人でカウンターの行列は遅々として進まず。オイラも泊まりかな〜なんて思いました。ようやく北京経由で帰ってきました。
昨年も寒波でドイツのディーラがフランクフルトまで迎えに来れなくなり列車を乗り継いでケムニッツまで4時間くらいかかったかな? 大きな荷物抱えて列車やホームを探して大変でした。
グリューワインのこと、すごく分かります。
けっして上等のワインじゃないと思うんですよね?スパイスや果物、甘味料とか入れるわけですから。ニッキさんおっしゃるように、レストランで飲むより寒い外のマーケットでワイワイしゃべりながら、コップで手を暖めながらチビチビ飲むのがいいです。そして、足踏みしながらソーセージなんかかぶりついて・・・って言うのが楽しいと思う。
この前池袋のドイツレストランでグリューワイン見つけて飲んだのですが、味は良かったけど雰囲気はやっぱりなー・・・
ちなみに私も、コップを一つ記念に持ってきました(笑 もちろん最初に容器代金払ってるわけだからぜんぜん問題無い)
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