
2009/12/04 - 2009/12/11
287位(同エリア4110件中)
ニッキさん
千年の歴史を刻んできた古都プラハ。
古い建築物がたくさん残っていて「百塔の都」とも「建築博物館の都」とも言われています。
14世紀に建てられたティーン教会をバックにして光かがやくクリスマス・ツリーを見ていると、まるで自分が中世にタイムスリップしたかのようです。
赤レンガの屋根が広がる景色はヨーロッパそのもの。
何度でも来たくなる、今世界で最も美しいと言われているプラハ
の街とクリスマス・マーケットです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
ドレスデンを朝出発してプラハに向かう途中、バスで山道を上っていたら凄いスピードで霧が出てきました。
何だ・・何だ・・と言っているうちに -
アッという間に辺りは濃霧です。
それもこんな濃い霧を見るのは人生初。
前が見えない。
自分が運転手だったらとても恐くて運転出来ません。
少しスピードを落として・・それでもバスは走り続けます。
霧が無かったらエルベ川沿いの綺麗な風景を眺めながらのドライブの筈だったのに。
なーんにも見えません。
参ったなぁ。
プラハが霧の中だったらどうしよう・・。
プラハは世界で最も美しい街の一つと言われているので、霧に覆われてしまったら本当にがっかりです。 -
ジャーン!
プラハに着いたら見事に晴れていました。
そして昼食はラッキーな事にストラホフ修道院(写真)前のレストラン。
食事は別段美味しい訳ではありませんが・・。
今回のツアーで訪れる場所はプラハ城と聖ヴィート大聖堂、カレル橋と旧市街しか知らされていませんでした。
昼食はどの場所のレストランに連れて行かれるのか分からなかったので、全く期待はしていませんでしたが、「坂上のマラー・ストラナ地区のレストランを選んでくれてありがとう。」です。 -
だって、この絶景!
ストラホフ修道院横の塀をくぐって道を下がると、この景色が広がります。
私のプラハで一番好きな、大、大、大好きな場所です。 -
坂を下りていくと、聖ビィート大聖堂の尖塔がだんだん近づいてきました。
-
しかし、プラハの石畳は一つ一つの石が大きくて隙間がある為に、歩きにくくてしょうがない。
靴を選ばないと捻挫しそうになってしまいます。
前回プラハに行った時にツアーで一緒のご婦人(アラフォー)がなんとハイヒールを履いていた。
飛行機に乗り込む時からスカートにハイヒールだったから慣れているのでしょうが、それにしてもさぞかし歩き疲れた事でしょうね。 -
坂を下りた所に建っているプラハ城正門。
広場でちょうど衛兵の交替式がおこなわれていました。
もうすぐ終わっちゃう・・。
慌てて坂を駆け下りました。
スニーカーで良かったです(笑) -
再び訪れた聖ビィート大聖堂です。
今回は抜けるような青空なので、写真映りもいいですねぇ。
前回プラハは日曜日に訪れた為に、観光客は聖ヴィート大聖堂のステンドグラスをひと目見ようと教会の入口から長蛇の列でした。
私達はフリータイムの関係から、とてもじゃないが入場を並んで待っている時間は取れませんでした。 -
今回、念願だった聖ビィート大聖堂に入場する事が出来て、教会好きの私達は本当に嬉しいです。
魔よけの雨どいも喜んでくれますか?
そんな「あーかんべー」しなくたっていいじゃない。 -
見たかったんです。
この教会のステンドグラス。
特にこのステンドグラスはアールヌーボーの画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が、1931年に聖ビィート大聖堂のステンドグラスのデザインを依頼され製作した作品です。 -
他にも全く作風の違うステンドグラスが目を奪います。
今まで見た事のない斬新なデザインです。 -
西側の入り口付近は二十世紀初頭に完成したため、窓が大きく、そこに描かれたステンドグラスは全てアールヌーボー様式の画家の作品です。
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パリのサント・シャペルのステンドグラスも感動したけれど、また違った感動です。
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個人的にはこのステンドグラスの色が好きです。
本当に綺麗です。 -
まるで宝石のガーネットをちりばめているようです。
凄い!
入場してこの目で見ることが出来て良かったです。 -
ステンドグラスを見ると、大聖堂の建てられた時代の違いがわかりますね。
カレル一世が1344年にゴシック様式の大聖堂の建設に着手しましたが、その後何度も中断があり、着工から完成まで六百年の歳月を要したそうです。 -
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ボヘミアを代表する聖者 聖ヤン・ネポムツキーのお墓です。
2トンの純銀で造られた墓台の上では聖ネポムツキーが十字架を抱いています。
ヴルタヴァ川に投げ込まれた時、水面に五つの星が現われ彼を取り巻いたと言い伝えられています。
その為、聖ネポムツキーの像には必ず背後に五つの星があります。 -
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西側が完成するまでは南側の黄金の扉が大聖堂の入口でした。
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お城の中庭にクリスマスらしいオブジェが飾ってありました。
わらで作ってるのかな。 -
プラハ城の衛兵はチェコの若者に人気があり、毎年行なわれる選考会には全国各地から応募があるそうです。
倍率は十倍を越えるアイドル的存在なのです。
皆さんハンサムですよ。
門に立っている衛兵さんとは記念撮影OKです。
でも衛兵さんには絶対に触れてはいけません。 -
マンホールも各地それぞれ個性があってすごく面白いですよね。
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カレル橋を渡って旧市街に降りた川岸からプラハ城を望む定番の一枚。
今回、カレル橋で赤いチョッキのおじいさんとマリオネットを操るおじさんに会えたら渡したいと、お二人の写真を焼き増して持ってきました。
でもカレル橋は現在大掛かりな修復中でお店も少なく、探したつもりなのですが残念ながら出会う事が出来ませんでした。
カレル橋の詳細は「ニッキとあんちゃんの中欧4カ国 プラハ編」を見て下さいね。 -
なので、今回はマリオネットのお店のおじさんをパチリ。
チェコ文化の一つでもある人形劇。
マリオネットを売っているお店は旧市街に何軒もあります。 -
ハプスブルグ家に統一されたチェコはチェコ語が禁止され、唯一人形劇での使用が許されました。
プラハは今でも人形劇が人気です。 -
旧市街広場のシンボル、旧市庁舎の天文時計です。
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毎時間、鐘の音にあわせて仕掛け時計が動きだし、一番上の窓からキリストの12使徒が顔を出します。
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旧市庁舎の塔を上りました。
この塔はエレベーターがあるので楽チンです。
天文時計から左2つ目の建物に入り、奥まで行ったら右に曲がるとエレベーター乗り場があります。 -
塔の高さは約70メートルですって。
旧市街広場に設けられたクリスマス・マーケットもだんだん賑わってきました。
市庁舎の塔から360度見渡す眺めはなかなかのものでした。 -
下に降りてきました。
旧市街広場にはクリスマスらしいオブジェが飾られています。
国が変わるとオブジェの感じもずいぶん違いますね。
ドイツは木の温もりがあって「おもちゃのチャ・チャ・チャ」って感じだったけど、プラハはずいぶんリアル。 -
お腹もすいてきたので腹ごしらえ。
美味しそうなお菓子が売っているじゃありませんか。 -
早速グリューワインと一緒に頂きます。
お砂糖が塗してある硬いバームクーヘンのような・・パンのような・・でも美味しかったです。
旧市街広場のグリューワインは紙コップなの。
当然カップを持って帰るつもりでいたのに。
そりゃーないでしょ。
何とかしましょうよ、プラハ市長さん。 -
このお店はお肉を薪で焼いて切り分けて売っています。
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前回プラハを訪れた時はちょうどイースターの前でした。
その時もクリスマス同様飾り付けを売っているお店がたくさん出ていました。 -
でもクリスマス・マーケットの方が華やかなで美しいです。
何だか妙にワクワクしますね。 -
ここのツリーは大きくて豪華。
イルミネーションきらきらです。 -
中世の街並みとイルミネーションの光がマッチング〜。
雰囲気ありますよね。 -
ライトアップされたプラハ城が見たくて、カレル橋の橋塔に上りました。
ここはエレベータは無いので酔っ払いのおじさん、おばさんにはちょっとキツイけど、絶景が待っていると思えば足取りも軽い・・ハァハァ。
思った通り、いや思った以上の美しいプラハ城とカレル橋。
頑張って上った甲斐がありました。 -
ヴルタヴァ川沿いに建っているスメタナ博物館。
ライトアップされた姿は、昼間とは違った顔をみせてくれました。
この時期、雪が積もっていないのは珍しいのかしら?
なんたってお昼の気温が+13℃ありました。
日が沈んだ今も全然寒くありません。
寒波はどうやら来週以降のようです。
ラッキー! -
中世の建築がそのままに残っている百塔の街プラハ。
「ニッキとあんちゃんの中欧4カ国 プラハ編」では、ほぼ同じアングルでシャッターを切っています。
味わいが違いますので、ぜひ見比べてみて下さい。 -
1757年ロシアとの戦いで火薬庫に使われたことから「火薬塔」と言われています。
ここも塔に上る事が出来るのですが、5〜10月だけですって。 -
今回、ホテルの部屋があまりにも広いのでアップしちゃいます。
「トップ・ホテル・プラハ」という「団体客専門か・・?」と思われるほどの大型ホテルで、まるで団地のように何棟も建っていました。
中に入ったら迷路のよう。
部屋に辿り着くまで、何度も館内の地図をチェックしました。
お疲れさん。 -
これが浴槽。
何も、こんなに大きくなくても・・。
シャワーカーテンも無いので、お湯をこぼさないように慎重に入ります。 -
翌朝、朝食を食べにビュッフェ形式のレストランに入ったらビックリ!
イタリアからの団体観光客が400人来ていて大混雑。
やっと確保したテーブルとゆっくり選ぶ事も出来なかった朝食です。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kurabyさん 2010/11/15 22:42:02
- こんばんは
- はじめまして。
プラハはいつか行ってみたい場所の一つなので
旅行記楽しく読ませて頂きました。
ステンドグラス本当に素敵ですね。
写真をみて、これは絶対に本物を見てみたい!!と思いました。
- ニッキさん からの返信 2010/11/16 00:31:46
- RE: こんばんは
- kurabyさん はじめまして。
訪問&投票頂きましてありがとうございます。
プラハは本当に素敵な街でした。
小さな街ですから1日かければ十分満喫出来ますよ。
個人的な意見ですが、ミケランジェロ広場から望むフィレンツェの街並みよりも、ストラホフ修道院横の坂道から望むプラハの街並みの方が、赤い瓦屋根の色がとても鮮やかで断然素敵です。
これは感動ものです。
ステンドグラス同様このロケーションも味わってみて下さい。
プラハの旅が早く実現しますように。
これからもよろしくお願いします。
ニッキ
-
- GeeeeNさん 2010/02/25 20:10:42
- こんばんは!
- ニッキさん、こんばんは!
遅ればせながらクリスマス市の旅行記を拝読させていただきました。
ベルリンのジャンダルメンマルクトやペルガモン博物館、ドレスデンのアルテマイスターの絵画たちやドレスデンタワー・・懐かしく思い出しながら読ませていただきました!
そして、プラハのステンドグラス!!本当に素晴らしいですね。プラハには絶対行きたいと思っているのですが、行くからには1週間くらいは滞在したいと考えしまい、なかなか実現できずじまいなんです。でもこの旅行記を読んでさらに行きたい気持ちが高まりました☆
そういえば、ドレスデンは寒かったでしょうか?今年はどうやら暖冬だったらしい(?)ので、もしかしたら私のアドバイスはオーバーすぎたかなぁと反省しています・・・。
素敵な旅行記、今後も楽しみにしております☆
GeeeeN
- ニッキさん からの返信 2010/02/27 10:17:13
- アドバイスありがとうございました
- GeeeeNさん おはようございます。
そしてメッセージありがとうございます。
「早く行った方がいいですよ。」のお言葉信じて良かったです。
帰国した次の週からヨーロッパは死者が出るほどの大寒波。
15日出発にしたらビンゴですもの、ギリギリセーフでした。
滞在中昼間は毎日+10℃以上という暖かで、持ってきたホカロンも一度も使う事なく観光を楽しむ事ができました。
プラハはねぇ〜、ホントに素敵な街です。
聖ビィート大聖堂のステンドグラスも圧巻でしたが、今回は行きませんでしたが、聖ミクラーシュ教会は装飾が素晴らしいですよ。
見所満載の街です。
1週間は要らないと思いますが(小さな街ですから)じっくり観るなら3日は欲しいところですよね。
本当は個人旅行がしたいのですが、言葉の壁に阻まれ断念せざるをえません。(私は何とかなるって思っているのですが、あんちゃんが絶対に無理だって)
仕事と主婦の両立で、なかなか旅行記が進みません。(明後日から3月じゃない)
時期外れの旅行記になりそうですが、また見てくださいね。
これから仕事に行ってきます。 ニッキ
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