2009/08/28 - 2009/09/05
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2009年8月から9月にかけての9日間でニュージーランドへ行ってきました。8/28(金)の夜に成田を出発した僕等は、8/31(月)までクライストチャーチに滞在。3日目まではクライストチャーチ市内を観光したり、クライストチャーチ北西のアーサーズ・パス国立公園を訪れたりしました。
そして、4日目の8/31(月)からの3日間は、いよいよニュージーランド南島の大自然を満喫する旅のハイライト、マウントクックとミルフォードサウンドを巡る旅の始まり。まず、8/31は長距離観光バスでクライストチャーチを出発。途中、テカポに立ち寄りマウントクックへ。僕等はそこでハーミテージ・ホテルに1泊してマウントクックを1日満喫。9/2(火)の午後には、今度はクイーンズタウンへ向けて出発し、更に9/3(水)にミルフォードサウンドを観光するという予定なのだ。
・・・ところが、僕等を待っていたのは、時に美しく、時に厳しいニュージーランドの自然と現実だったのでした。。。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
8/31(月)、7:18。ホテル・コプソーン・セントラル前。
今日は長距離観光バスでマウントクックまで移動する日。バスはクライストチャーチを出発後に、途中テカポを経由して昼にマウントクックに到着、午後には更にマウントクックからクイーンズタウンまで移動するのだが、僕等はマウントクック国立公園内のハーミテージホテルに1泊するのだ。こうした長距離観光バスは、幾つかの旅行会社で運行されているらしいが、今回の旅行で僕等が乗車したのはグレート・サイツ社(Great Sights)のバス。
今回の旅行記の前半は、このバスの移動時の様子を掲載しているので、前半の写真は殆どバスの中からの写真です。
[グレート・サイツ社のHP]
http://www.greatsights.co.nz/ -
バスはクライストチャーチを出発し、まずは国道1号線でカンタベリー平野を南西方向に向かって走る。
写真はカンタベリー平野の牧草地で見た羊の群れ。顔の黒い種類はサフォーク種と呼ばれるもので、食肉用として飼育されているもの。
ちなみに、前日に見かけた羊(「ニュージーランド紀行〜その3」に写真を掲載)はロムニー種で、ニュージーランドの羊の大半はロムニー種。ロムニー種は羊毛を利用するほか食用としても飼育される。 -
グレート・サイツ社のバスは現地人のドライバーが英語での観光案内を兼ねているほか、日本人の女性スタッフが同乗し、乗客確認や日本語での観光案内を行っていた。そんなわけで、日本人の乗客には無線のレシーバを介して日本語で車窓からの風景等を説明していた。
8:20、ラカイア川を越える。鮭釣りのメッカだということだが、乱獲を避けるために釣るためにはライセンスが必要で、釣る鮭も大きさや数が厳しく制限されているのだとか。 -
ラカイア川を越えた所にあるのがラカイア(Rakaia)の町だ。
写真はラカイアの町にある鮭の像。 -
8:40、アッシュバートン(Ashburton)という町を通過。
アッシュバートンは、ジェニー・シップリーというニュージーランド初の女性首相の出身地なんだとか。
写真はアッシュバートンを流れる川。アッシュバートンはニュージーランド南島の中では割に大きい町なのだそうだが、バスで町の中心を抜けて走り抜けるのにたいして時間はかからなかった。 -
ニュージーランドには400万の人口に対して4000万頭の羊がいるが、以前は7000万頭いたという。化学繊維による衣類が多く作られるようになり、羊毛の需要が減ったことなどが羊の数が減ってきた理由にあるのだとか。
その代わりに、写真のように牛を飼育するようになってきたのだそう。また、鹿の飼育も増えているのだとか。
バスはランギタタ川を越えた所で、国道1号線から79号線に入る。 -
9:30、ジェラルディン(Geraldine)にて。
ここでバスは停止して30分ほど休憩。写真はドライブイン。ここで妻は羊の絵柄のタイルを購入。 -
こちらはジェラルディンの街。
ジェラルディンの人口は約3000。 -
9:54、バスはジェラルディンを出発し、再び79号線を西に向かって走る。
写真はジェラルディンの街。 -
天気が良くて山々もよく青空に映えます。
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依然、79号線を走っている。この道は、ジェラルディン・フェアリー・ハイウェイとも呼ばれている。
丘に点々と見えるのは羊。カンタベリー平野で見られる羊は多くがロムニー種で、たまに顔の黒いサフォーク種が見られるが、ニュージーランドにはもうひとつメリノ種という羊がいる。メリノ種はカンタベリーでは飼育されていないそうだが、これから向かうテカポやマウントクック、クイーンズタウンで見られる羊は殆どがメリノ種なんだそうです。
今見えているのは、メリノ種かな・・・? -
1つ前の写真とほぼ同じ場所からの車窓の風景。
日本人の車内ガイドさんの説明によると、バスはクライストチャーチからマウントクックへ移動する間に2つの峠を越えるのだという。
1つ目は、写真のマウントマイケル峠。 -
10:32、79号線の終点、フェアリー(Fairlie)という町まで来た。
今まで79号線を走っていたバスは、ここで右折して国道8号線(フェアリー・テカポ・ロード)に入る。 -
フェアリーの町を通過した後で、2つ目の峠であるバークス峠を通過すると、車窓からはどこか荒涼とした感じの景色が広がる。
やや進行方向の空に厚い雲が見えているのが気になる。。。 -
11:00、テカポ湖に到着。
標高700mに位置するターコイズブルーの湖だ。
といっても、湖の色は見る場所や光の射し方によっても様々に変化し、写真ではターコイズブルーに乳白色が混じった感じに見える。
空も冴えていて綺麗です。 -
テカポ湖畔に立つ牧羊犬の銅像。1968年に建てられた像で、ある特定の犬を指しているものではなく、牧羊犬全体を讃えるために建てられたのだそう。
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テカポ湖をバックに誇らしげに立つ牧羊犬の銅像。
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牧羊犬の銅像から少し歩いた先には、テカポのランドマーク、善き羊飼いの教会が見える。
今から行ってみますよ。 -
善き羊飼いの教会に来ました。南半球のため、湖の南に建つこの教会を昼近くにテカポ湖をバックに撮影すると、この通り思いきり逆光になってしまう。
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1935年に建てられた石造りの教会の中はとても小さく、観光客が10人ほど入るとそれだけでも結構いっぱいになってしまいそうな広さだ。中に入るのは無料だが、写真撮影は禁止。
湖の方から回り込んでみると、窓辺に十字架が見えた。 -
11:22、テカポを出発。
写真の山はテカポ湖畔に位置するマウント・ジョン(Mt. John)。テカポの上空は世界で2番目に澄んでいるということで、マウント・ジョンの山頂には天文台が建てられています。それで、旅行会社のツアーでテカポに一泊するものには、天体観測のオプションがあったりするんですね。この天文台は世界最南端なんだとか。
現在、この天文台にはクライスト・チャーチ大学と日本の名古屋大学からの学生が研究に来ているのだそうです。 -
11:50、バスはプカキ湖畔を走っていた。
プカキ湖の南西角、プカキ・オハウ運河を越えた所でバスは国道8号線(通称「テカポ・ツイゼル・ロード」)から国道80号線に入った。国道80号線は通称「マウント・クック・ロード」と呼ばれ、プカキ湖からマウント・クックへ行くためだけに造られたような道路で、始点のプカキ湖から終点のマウント・クック国立公園までの間、一切町を通過しないし、他の町へ行くための道の分岐も存在しない。 -
12:00、ピーターズ・ルックアップという見晴台に到着。バスはここでも5分ほど停車。
見晴台からはミルキーブルーのプカキ湖が望める。 -
視線を左に転じてマウント・クックを望むと・・・
全然ダメじゃ〜ん!!
マウント・クックの方向は厚い雲で覆われている。
ピーカンだったら、ここからでもマウント・クックが見られるというのだが。 -
バスはピーターズ・ルックアップを出発。あとはマウント・クック国立公園内のハーミテージ・ホテルを目指すだけ。
でも、向かう先はより一層厚い雲で覆われてきた。何とか、少しでもマウント・クックの姿を見せてくれないかなぁ・・・ -
12:30、バスはマウントクック国立公園内に入った。
でも、外に見える山々は厚い雲に覆われ、とてもマウントクックの姿など望めなそう・・・ -
バスは12:50頃にハーミテージホテル(Hermitage)に到着。
僕等をマウントクックまで運んできたグレート・サイツ社のバスは、14:30頃にクイーンズタウンへ向けて出発するのだけど、ぼくらはここハーミテージで1泊するのだ。 -
ハーミテージは1885年に開業した、ニュージーランドを代表する山岳リゾートホテル。宿泊施設や観光案内所等の施設が位置する区域はマウントクック・ヴィレッジと呼ばれ、ここにある宿泊施設は、ユースホステル以外はすべてハーミテージホテルが管理しているのだそう。
写真は僕等が宿泊した部屋。ホテルのレセプションから最も遠い場所に位置するWAKEFIELD WINGと呼ばれる宿泊棟の最上階の一室で、部屋のグレードは高い方だ。 -
ホテルの部屋からの眺め。
晴れていれば恐らく写真中央の正面位置にマウントクックが望めるのだろうけど、マウントクックはおろか、手前の山々も頂は隠れてしまっている。
もともとサザンアルプスは、偏西風で運ばれてきたタスマン海からの湿った空気がサザンアルプスに当たって雲ができるため、曇りや雨といった天気が非常に多い。その中でも、最も標高の高いマウントクックは特に雲に覆われる率が高いそうで、周りの山が見えているのにマウントクックだけは山頂が雲に覆われるということも多いのだそう。 -
15:00。
バスでの移動の疲れもあって、少しホテルの部屋で休んだ後、外を歩いてみることに。
写真はハーミテージホテルに併設するサー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンターの一角に立つエドモンド・ヒラリー卿の像。
エドモンド・ヒラリーはエベレストの登頂に最初に成功した人。2008年に亡くなった時に国葬が執り行われるほどの国の英雄で、存命中に5NZドル札の肖像に採用されたのだから凄い。
ヒラリーはエベレスト登頂前の登山のトレーニングを、よくマウントクックで行っていたのだそうです。 -
マウントクックは見えないけれど、少しだけでもトレッキングをしてみることに。
まずは写真左側から奥へと延びているケア・ポイント・トラックを少し歩いてみることに。 -
ケア・ポイント・トラックを歩きながら周りを見てみると、右後方に聳える山の中には陽が当たっている山も見えた。
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これから歩いて行く先も少し雲が薄くなってきたような気がする。
これは期待が持てるかな? -
周りの山々の中には、山の頂上が見えてきたものも出てきた。
よし、マウントクックもその姿を僕等の前に見せてくれ!! -
だが、山の天気は気まぐれでとても変わりやすい。
僕等はろくに雨の対策もせずに外に出てしまったため、途中で雨が降ってきたのを機にすぐにホテルに戻ってきてしまった。
で、これはホテルの部屋に戻ってきてからの外の景色なんだけど、今度は外はわずかに青空も見えてきて、雨ももう降ってなさそう。結局、この日はこのときに見た景色が1番マウントクックの方向がクリアに見えた。
といっても、この写真でも全然マウントクックは見えない(悲) -
ちなみに、日本ではマウントクックという名前で知られるこの山、先住民マオリは「アオラキ(Aoraki)」と呼んでいて、正式名称は両方を併記して「アオラキ/マウントクック」と呼ばれている。「アオラキ」はマオリ語で「雲の峰」という意味。それだけ普段から頂が雲で閉ざされているんですなあ。
標高は富士山と殆ど変わらない3754mだが、その山の過酷さは富士山の比ではなく、経験豊富な登山家でも遭難する危険性が高いのだそうです。 -
夕方にはサー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンターへ。中にはちょっとした資料館があるほか、3Dシアター兼プラネタリウムの劇場がある。この劇場では30分ごとに3Dシアターとプラネタリウムを交互に上映していました。
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写真に写っている資料館はハーミテージホテルの売店からそのまま入れるけれど、3Dシアターやプラネタリウムを観る場合は、そのハーミテージホテルの売店でチケットを購入する必要があります。
僕等はこの日はマウントクックを望むことは厳しいだろうと判断、既に夕方になっていたこともあり、3Dシアターとプラネタリウムを観た。3Dシアターの方は映像だけでも十分楽しめる内容だと思うが、プラネタリウムの方はある程度英語が聴き取れないと辛いかも。 -
19:00より、ホテルのレストランにて夕食。ハーミテージでは夕食、朝食ともにバイキング形式だった。
今日はマウントクックを見ることが出来なかったけど、明日は見られると良いなあ・・・と願いつつ、夜はのんびりと過ごしたのでありました。
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