2009/09/22 - 2009/09/27
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maldororさん
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悩んだ挙句、シルバーウィークも旅に出ることにしたのですが、候補地(フィンランド、ウズベキスタン、チェコ)は何処も既に予約が一杯。結局、「取り敢えず、周りが良いって言ってるし…」という浮気な心でシェムリアップ行きを決定したのですが、これがまさかこんなに素晴しい旅になるとは、御釈迦様もつゆ知らず。
やっぱり、何だかんだで東南アジアは良いですね!
(因みに、今回は旅日記をつけておりませんので、記憶を辿りながらコメントを付けております。)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ホテルで1時間半程休憩した後、再び例のバスにピックアップされる。本日の後半戦は、旅の山場の一つとなるであろう、アンコール・ワット訪問。
午前中に車窓から眺めた、あの場所へ。いざ。 -
遥か遠くから昇る気球。金を出せば(ガイドブックによると、一人$15.00らしく、案外安価)、あんな贅沢な拝み方もできるんですねー。
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長い参道。角度によって、位置によって、建物の見え方が異なる様に、配置が計算されているという。
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迫る入口。逸る心。
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西塔門。
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何処も入口には必ずナーガの姿。
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西塔門を裏側から。まだまだ参道が続くのです。
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クメール・ルージュの兵士が面白かって銃弾を打ち込んだという跡が生々しく残る。自国の遺産を否定する、低俗な蛮人による蛮行。
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巨大なヴィシュヌ神。
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ヴィシュヌ神像の横にある、首が欠けた像。確か、ヴィシュヌ神の妻、ラクシュミーだと説明された様な記憶が。曖昧。。。
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これも西塔門の裏側かな。近影。
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偽窓のスリットが、また細かい仕事!
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参道の先には中央塔。ここからだと、とうもろこし状の部分は3つしか見えません。
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経典を納める経蔵。
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位置が変わると、とうもろこし状の部分は4つに増えるというトリック。
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しかし、実は全部で5つあるんですよね、とうもろこしは。
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その5つがきれいに見える、ガイドさんのお薦めスポットで撮影。
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周囲には、生気の無い売店がずらり。子供が無邪気に駆け回っていたり。
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第一回廊の入口へ向かう。
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長い回廊のでっかい壁に刻まれたストーリーを追っかけて歩きます。
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ここからはしばらく回廊内のレリーフをご覧下さい。
レリーフが妙にテカっているのは、ガイドさん曰く、「皆がペタペタさわるから、手の油が染み付いている」為。 -
レリーフに示されているストーリーは、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」より、サル軍と悪魔軍の戦い(らしい;ガイドブックより)。
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この部分の天井は、未だ修復が進んでいない様子。
ご覧の通り、観光客でごった返しています。邪魔になるから、正面から写真が撮り辛い。。。 -
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建物のちょっとしたところまでいちいち彫刻が施されており、執念染みたものを感じます。
が、これは切り出しを途中で止めてしまったのでしょうか? たまにこういう手抜きも見られ、細かいんだか、大雑把なんだか。 -
多分、こうなるのが正解かと。
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ここからは、スーリャヴァルマン二世の軍隊の行進かな。
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何処かで説明したかもしれませんが、日傘の本数が多い程、地位が高い人なのです。
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ここの天井はきれいに修復されています。どっしりとして、それでいて気品を感じる花柄紋様。
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ここからは天国と地獄の描写かな。例の如く上から順に世界が描かれており、天国が上、地獄が下。
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地獄の描写がなかなか壮絶なのです。色々な処刑方法が細かく描かれており、例えば、体を串刺しにされていたり、舌を引っこ抜かれていたり。
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これは串刺しですな。
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乳海攪拌の部分は生憎工事中で立入不可なのですが、主要なレリーフだけが先に修復されたらしく、外で展示されていました。
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これは第二回廊の入口だったかなぁ。。。記憶の途切れ目。
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多分第二回廊外壁を内側から見た図。ガイドブックに説明がある「ヘアスタイルの違うデバター4体」っぽい(曖昧)。
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第三回廊以遠へは残念ながら立入ができず。
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なんか、現地の匂いを感じる良い写真じゃないですか?と思うのは小生だけかな。
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第三回廊が見学できたとしても、この階段はちょっと昇る気がしないや…。
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高い。
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このスリットも美しい。
彫刻中、うっかりポキッと折ってしまって、「あぁーっ!」ってなった人、絶対いるよね。 -
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昇れません。
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しかし、あそこからの眺めはさぞかし良いでしょうなぁ。
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大変細かく、美しい仕事ぶり。誰も見ない様なところまでいちいち細かく彫られているのは、職人の意地なのか。
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立派なとうもろこしですこと。
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階段が急すぎる。その昔、幾人の人々がここから転げ落ちたことでしょう。思うと、心が痛みます。嘘です。
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見学も終盤に差し掛かって参りました。西側の十字回廊から。
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沐浴場。参拝の前に、体を清めたそうです。
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でかっ!深っ!
正面に向かってシンメトリカルに左右2箇所ずつ沐浴場が置かれています。 -
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別の沐浴場。しかし、この規模のを4つも設けるなんて、一体何人が沐浴したのだろう。
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有名な「森本右近太夫一房が残した落書き」。1600年代に日本人がアンコール・ワットを訪れていた(ガイドブックによる)とは、面白い。
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シンハ像。
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まだまだ修復が続行中で、全貌を拝めるのは、当分先の事の様です。
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さて、そろそろアンコール・ワットを去りましょう。
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日が暮れてきた。
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曇天を反射する、しんとした湖面。
アンコール・ワットは、水の反射も視覚効果の一つとしてきちんと計算されている様で、大変美しい。というか、アンコール・ワットに限らず、遺跡群の何処を訪れても、その建物は「シンメトリー」を念頭に構図が計算され、表現されており、造形美と高い技術を感じます。緻密すぎて、偏執狂チックでもある。 -
バスに乗り、本日最後の訪問地、プノン・バケンを目指します。夕暮れを拝むべく。
これは駐車場付近の光景。屋台で集う地元民。 -
観光客相手の(?)屋台がずらり。ツアー客が通る旅に、一斉に必死の客引きが始まる。
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果物だらけ!
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地元民の住まい。
(シェムリアップ旅行記・第2日目その3に続く)
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