2009/09/29 - 2009/10/01
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maki5963さん
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リューネブルクはハンブルクの南にある人口6.5万ほどの美しい町で、千年の昔から塩の産地として栄えたという古い歴史があります。ここは特に8月から9月にかけて郊外の自然保護公園のハイデにエリカ(ヒース)の花が咲き、一面ピンクになるというので前からそれを見たいと思っていました。それで9月一杯はハイデツアーがあるかも、、と情報のないまま一縷の望みを抱き北上しましたが、残念ながらエリカのシーズンはもう中旬で終わってしまったということでした。でもこの町は可愛らしい建物と花に彩られ、川の風景と街並みが美しいお気に入りの町になりました。
ハイデに行けなかったので代わりにシュターデ日帰り観光。リューネブルクは2泊したので、着いた日の夕方とシュターデから戻った午後からの町歩きです。写真は歩いた順序どおりではありませんが、素敵な街並みを紹介したいと思います。
9/29 ハン・ミュンデン13:06CAN→ゲッティンゲン13:40/14:50IC→リューネブルク17:01着
9/30 リューネブルク→シュターデ→リューネブルク15:21着
10:01 リューネブルク8:25発RB→リューベックへ
およその旅程
□9/27:Nagoya10:30→Frnkfurt15:40着/17:03→Fulda18:11着
□9/28:Fulda→Alsfeld(往復)→Fulda→Hann.Muenden
■9/29:Hann.Muenden→Luneburg
■9/30:Luneburg→Stade(往復)→Luneburg
□10/1:Luneburg→Lubeck(立ち寄り)→Schwerin
□10/2:Schwerin→Celle
□10/3:Celle→Hildesheim(立ち寄り)→Wernigerode
□10/4:Wernigerde→Quedlinburg
□10/5:Quedlinburg→Goslar
□10/6:Goslar→Hannover(立ち寄り)→Hameln
□10/7:Hameln→Frankfurt→Limburg(往復)→Frankfurt
□10/8:Frankfurt14:35発→10/9:9:00Nagoya着
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5時過ぎ到着したリューネブルク東駅。この向かい側にマイナーな西駅がありますが、シュターデへ行くとき使ったのでまたあとで紹介します。(1日目は天気も悪く暗かったので、これはシュターデから戻った2日目午後の写真)。
列車はハン・ミュンデンからゲッティンゲンまで来て、ほぼ時間通りに来た13:56発のICEに乗りました。ところがいっこうに発車しません。次にHamburug-Harburgの乗り換え時間は25分ほどあるものの、もう間に合いそうにないくらい遅れています。それで14:50発の直通ICにすることに。これはカッセル回りにすると乗車するはずだった列車です。着くのが予定より30分ほど遅くなりますがこちらは直通で安心、順調に着きました。(架線故障だったらしいICEは結局30分近く遅れてICより先に発車しました) -
ホテルにチェックイン後、急いでインフォメーションに向かいます。明日ハイデへのツアーがあるかどうか確認するために18時までにインフォに行かなくちゃなりません。
ホテルは駅に近く、このイルメナウ川に架かる橋の手前にあります。中州に架かる橋のうち、旧市街に近い橋に来て美しい景色につい足が止まってしまいます。が、急がなくちゃ!列車の遅れた分慌ただしい。
宿泊したホテル:Luebecker Hof
(駅には一番近いが、天窓しかない質素な屋根裏部屋でコスト的に言ってもイマイチだった) -
、、と思いながらついまた1枚。
イルメナウ川はエルベ川に注ぐ支流です。 -
・・ということで、これは翌日午後橋の上から撮ったイルメナウ川と古いクレーンのある風景。
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聖ニコライ教会近くを通ったのに素通りで、結局この教会には行かずじまいに。
インフォの閉まる6時の15分前に市庁舎のあるマルクト広場に到着。この市庁舎左手にiがあります。
iでエリカの花は9月中旬くらいまでで終わってしまい、ツアーもないと分かりました。もしツアーでなく路線バスでハイデに行くなら、朝8時10分発→Undelon,Osterdeiecksfeld9時19着、帰りは現地18時13分発→19時19分着の1本しかありません。
意外でしたが花期は案外短く、見られるのは8月中旬〜9月中旬までくらいまでなのかもしれません。またの機会があればぜひ再チャレンジしたいと思います。 -
マルクトからアム・ザンデ広場に続くGrosse.Backer.str.へ。両側にお店が並び人出の多い賑やかな通りです。
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通りの建物もいろいろで珍しく、、
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入り口がひときわ目立つ装飾のある建物は1590年代築の薬局だそうです。
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そして突き当たり正面にこのアム・ザンデ広場が見えて、、
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アム・ザンデ広場風景。正面に聖ヨハニス教会の塔、東から西方向。
広場を初めて見渡した時のインパクトときたら!「まぁ、すごい!」の一言。写真ではこじんまりして見えますが実際はもっと大きく広々としています。
広場といっても東西200mはあろうかという広い道路でもあり、その周囲にはレンガの立派な建物が立ち並んでいます。こんなに素晴らしく大きくて立派な広場を見たのは初めて、感激ものでした。この後同じような建物がある町々へ行くのですが、なにしろこんな風な造りの北ドイツの町は初めてですからビックリしました。 -
こちらは右手、西側にある重厚な黒レンガが印象的な建物。左右の通りのうち、右は聖ミヒャエル教会に続くGrapengiesser.str。
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広場向かって右手。
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同じく左手側。
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正面に聖ヨハニス教会。1日目はもう閉まっていて入れず翌日入りました。
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この広場はバスの発着所にもなっていて、いくつもバス停があるので頻回にバスがやってきます。
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どの建物もステキでどうやって写真に納めようかと困るほど、、
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いろいろ撮ってみますが、、
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雰囲気が伝わりますでしょうか、、
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聖ミヒャエル教会に続くこの通りもいい雰囲気なのでこちらへ行ってみることに。ここも次の交差点あたりまでお店が続いてます。
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交差点から先は落ちついた住宅街です。この先の町歩きでしょっちゅう見ることになるこんなレンガの建物も、この時はまだ珍しい〜と興味津々で。
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看板も凝ってます。
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ついでに金のフクロウの看板。これはマルクトから東へ行く通りの入り口にありました。
私のプロフィールにしているプレツェルの看板もこの町のものです。 -
広場から600mあまりで教会へ着きました。地図を見ると、市庁舎裏のマリエン広場からくればずっと近い距離です。
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同じ道を通ってアム・ザンデ広場に戻ります。
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1日目暮れ、時折小雨模様となり、イルメナウ川沿いの通りを通ってホテルへ戻ります。
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川沿いのこちらは静かな住宅街といった感じです。
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橋のたもとにあるこのレストランの品書きに好物のヴァイスヴィルストのメニューがあったのでここで夕食。川に張り出したカフェのある所です。
肌寒いので誰も外のテラス席にはいませんが中は賑わっていました。 -
翌日戻った午後、クレーンのある橋のあたりで珍しく少女達から声をかけれました。ちょっと英語の話せる彼女たちはこの町に住む10歳の女の子達。「きれいでステキな町ね」と言うと、すぐそばにあった建物の説明を口々にしてくれましたが、残念なことにドイツ語になってしまい理解不能で、、しかも由緒ありそうなこの建物は写真に撮ってありませんでした。。。
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今日は橋を渡らずに対岸の中洲側を歩き始めます。
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大きな柳の枝越しに見る風景も風情があってステキ。ここから見えるのはニコライ教会の塔です。
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川に臨んだこちら側もロケーションがいいのでカフェレストランのテラスがあります(ホテルのかも、、)。
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中洲の旧港地区あたりは花で飾られた橋と川の景色が美しい。ここから見えている塔はヨハニス教会の塔。
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右手に見えているのはホテル、ベルクシュトレーム。左も同じホテルかな?
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川岸のステキなプロムナードには休憩できるベンチもあるのでゆっくり景色を楽しめます。
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このステキなロケーションにある高級ホテル、ベルクシュトレームBergstroem。眺めも観光の便も良く申し分なしですが私には縁がなさそうで、、
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橋と橋の間にあるトンネルの通り道。
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このあたりの水辺の景色は変化があってどこも美しい。
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水辺からヨハニス教会を目指して住宅街の通りを進みます。
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聖ヨハニス教会。入り口は塔の下にあります。
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教会入り口。
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教会主祭壇。教会は12〜14世紀に造られ、1531年からプロテスタント教会となっています。塔の高さは108m、大きく歴史のある教会です。
ここには確か日本語のパンフレット(配布でなく)がありました。 -
立派な祭壇は1400年代終わり頃の作。
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パイプオルガンも1551年のものと古く名高いものだそうです。
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ステンドグラスもたくさん。
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再びアム・ザンデ広場。昨日G.ベッカー通りなどで屋台を組み始めていましたが今日はもう営業しています。何だろう?と思ったら、10月2日〜4日の金曜から週末にLuneburger Suelfmeistertageというお祭りがあるようです。3日間にわたり民族衣装のパレードなどいろんなプログラムがあるようで見たかったなぁと残念! でもこの日はまだ水曜日、気の早いお店が出たおかげでちょっとクリマの雰囲気を味わうことができました。
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広場の屋台。
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ベッカー通りの屋台。お祭りにはきっと通りいっぱいの多くの屋台が並ぶんでしょうがまだチラホラ。
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焼きソーセージやマッシュルームの屋台。マッシュルームは結構ボリュームがありソーセージをチョイス。
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レープクーヘンのお店。
他にも煎りアーモンドやクレープのお店などがあってクリマ気分を味わいちょっと得した気分♪ -
通りのベンチで一休み。ア〜、またホントのクリマにも来たい!
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2日目夕方、また小雨模様になってしまいました。
Wasserturmを見て川岸を通りホテルに戻ります。 -
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翌日は朝食後出発なのでこれでリューネブルクとはお別れ。また訪れる機会のあることのあることを願って。。。
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この旅行記へのコメント (4)
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- voegeleiさん 2010/08/14 19:17:02
- はじめまして
- maki5963さん、はじめまして
きれいなリューネブルクの景色を満喫させていただきました。
小生も大昔立ち寄りましたが、駅前からハイデ行き(アーメリンクハウゼン行き)のバスに
すぐ乗ってしまったので町のなかをじっくり見て回れませんでした。
これらの風景を見ていると、また行きたくなります。
maki5963さんのようにリューネブルクで宿泊するのが正解かもしれません。
(小生は昔ハンブルグに泊まっていました)
voegelei
- maki5963さん からの返信 2010/08/15 23:48:39
- RE: はじめまして
- voegeleiさん、はじめまして。
旅行記を見ていただきありがとうございます。voegeleiさんはハイデに行かれたことがあるんですね。大昔、といいますと北ドイツは無論、このあたりへ行かれる人は今よりもっと少なかったでしょうし、貴重なご経験ですね!ハイデや街の様子は昔と比べて同じか変わったのか、、叶わない夢ながら、私も今昔を経験したかったです。
私は初めての北ドイツだったので、リューネブルクなど立派な街のたたずまいは新鮮な驚きでした。またの機会があれば、ハンブルクやブレーメンなど未訪問の街やその他諸々、お気に入りのこの街も含め再訪できたらと願ってます。(この時はまだリューネブルクも十分見たとは言い難く、、)。
同じところにもう一度行けたらなぁ!とあちこちに心残りが一杯です。
maki
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- ショコラさん 2009/12/18 20:02:55
- この町をいつかゆっくり散策したいな〜
- makiさん、こんにちは。
リューネブルク、すごく素敵な町なんですね〜♪
観光せずとも、街並みを見て歩くだけで十分満足してしまいそう。
レンガの家々がこれだけずらっと建ち並んでいて、本当に壮観。黒レンガの建物もあるんですね。珍しい〜。
エリカの花期は1ヵ月くらいしかないんですね。お盆のころに行けば見られるのかもしれませんが、飛行機が高いもんな〜。
ショコラ
- maki5963さん からの返信 2009/12/19 13:58:47
- RE: この町をいつかゆっくり散策したいな〜
- ショコラさん、コメントありがとうございます。
この旅で行った町はどこもみなステキでしたが、リューネブルクはその中でも3本の指に入るお気に入りです。川のある町の景色、というのが大体私の好みなんですが、ここはことに美しくて歩くのが気持ちのいい水辺でした。
(本当のところをいうと川自体はあまりきれいじゃないんですが)。
かつて栄えたハンザ同盟の町はどこも建物がとても立派、豊かだった証かなぁと栄光が偲ばれます。これら北の商人で栄えた豊かな町と比すると、彼らがバイエルンなど南ドイツを田舎呼ばわりするのも何となく分かる気も、、
(バイエルンの友人はバイエルンが一番だと言います、私もこの田舎がとっても好きですが)。どこも郷土への誇りがあって素晴らしいと思います。
エリカ観光は年によって多少ずれるでしょうが、8月下旬〜9月上旬なら多分間違いないところでしょう。観光馬車は土曜なら確実に出てるようなので、もし今度行くならこの辺りがねらい目です。
確かにこの頃の飛行機は高いですね。でも今回は6月より安くてビックリ、助かりました。
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