2009/10/01 - 2009/10/01
63位(同エリア192件中)
maki5963さん
- maki5963さんTOP
- 旅行記133冊
- クチコミ11件
- Q&A回答10件
- 417,387アクセス
- フォロワー22人
リューベックはリューネブルクからは北へ80Kmほど。かつてのハンザ同盟の中心都市として栄えた人口21万人あまりの大きな町です。今回乗った電車はハンブルク経由ではなく、メルン、ラッツェベルクなどののどかな田園と湖沼地帯を通る路線です。
リューベックの旧市街の主な見所は、バルト海から15Kmほどさかのぼったトラヴェ川とトラヴェ運河に囲まれた東西約1km、南北2Kmほどの中洲の島にあり、シュベリーンへ行く途中に立ち寄りました。
歴史ある街並みは美しく見所も多かったので、3時間ほどの時間は大忙しであっという間に過ぎてしまいました。
リューネブルク8:25発RB→リューベック9:48着〜13:04発REシュベリーンへ
およその旅程
□9/27:Nagoya10:30→Frnkfurt15:40着/17:03→Fulda18:11着
□9/28:Fulda→Alsfeld(往復)→Fulda→Hann.Muenden
□9/29:Hann.Muenden→Lueneburg
□9/30:Lueneburg→Stade(往復)→Lueneburg
■10/1:Lueneburg→Luebeck(立ち寄り)→Schwerin
□10/2:Schwerin→Celle
□10/3:Celle→Hildesheim(立ち寄り)→Wernigerode
□10/4:Wernigerde→Quedlinburg
□10/5:Quedlinburg→Goslar
□10/6:Goslar→Hannover(立ち寄り)→Hameln
□10/7:Hameln→Frankfurt→Limburg(往復)→Frankfurt
□10/8:Frankfurt14:35発→10/9:9:00Nagoya着
-
リューネブルク駅ホーム。8時25分発のRBでリューベックへ。
-
リューベック駅ホーム。リューネブルクからは実質1時間ほどの距離ですが、途中駅のBuechenで20分ほど停車したので9時48分着。
この駅のロッカーはホームを上がった7番線の奥あたりにありました。私のキャリーは小ぶりで小でも入ることも多いのですが、ここの小(3ユーロ)はやや小さめで入らず大4ユーロ。 -
リューベック駅正面。レンガ造りの立派な駅舎です。
これまでもやや肌寒いような気温でしたが、10月早々この日からしばらく冬のような寒さになりました。風も吹き日本でいう木枯らし1号という感じで、重ね着にマフラー、手袋で防寒です。 -
駅からちょっと行った所にあるリンデンプラッツに2体の銅像があります。こちらは初代ドイツ皇帝のヴィルヘルム?世の騎馬像。反対側にビスマルクの像があります。
-
トラヴェ川の中州にかかる橋を渡るとリューベックの象徴、ホルステン門が見えてきます。一帯は美しい広場になっています。
-
昔この門の絵はがきを見てとても印象に残り、いつか実際に見てみたいと思っていました。重くて傾いているそうですが本当ですね。
-
1464年〜1478年建築の立派な門。
写真でもインパクトが強いですが、近くで見ると大きくてもっと迫力があります。入り口に書かれている金文字はラテン語で「内(リューベック)は団結、(門の)外には平和を」という意味だそうですが、現代にも通じるいい言葉だなぁと思います。 -
これは帰りに違う角度から撮ったものですが、右手に聖ペトリ教会の塔、左にマリエン教会の塔と3ショットの塔が美しい風景です。
-
また門か、、と思われるでしょうがこれは門をくぐった反対側、裏側も美しい。内部は歴史博物館になっています。
-
多分元倉庫だったと思われる建物がお店になっています。
-
ホルステン門から続く橋を渡り、まっすぐホルステン通りを行きます。右に聖ペトリ教会の塔が見えています。
-
橋を渡ってトラヴェ川と中州岸風景。
-
ホルステン通りからブライテ通りBreite.strを左に行くとすぐ市庁舎が見えてきます。
-
通りからの市庁舎。後に付け加えられた階段部分があります。
-
マルクトからの市庁舎。黒レンガ造りで壁の装飾も印象的。
-
バルト海からの強い風を通すための丸い風穴と、リューベックと交易のあった都市の紋章が特徴的で美しい飾り壁。
-
門の上の美しい装飾。
-
この日は木曜で市があり、市庁舎の広場ではいろんな店が出ていました。見えている塔はすぐそばのマリエン教会の塔。
-
マリエン教会。
1250年〜1350年にかけられて建てられた教会ですが1941年に戦争で破壊され、12年後に再建されたものです。 -
この教会にはドイツでも第3の大きさというパイプオルガンがあります。バッハがこのオルガンの音に魅せられ通い詰めたという逸話があります。
-
-
壮大で美しい教会。戦後12年でこんな立派に再建されたというのがびっくりの見事さです。
-
-
天井も高く広々しています。
-
-
一角にあったオブジェですが何なんでしょうか?私には磔台のように見えてしまい、なんだか薄気味悪くてゾクッとしました。
-
破壊されて落下した教会の鐘がそのまま塔の下に残されています。痛ましく戦争を偲ばせる唯一の記念物です。
-
違う角度から見たマリエン教会。
-
Breite.strから平行するKoenig.strへ、
-
この通りの先に見えているのがカタリーネン教会。その手前の建物はマン兄弟が通ったというギムナジウムでしょうか。たくさんの自転車が駐輪していました。
-
カタリーネン教会。
-
正面外壁のバーラッハの彫刻が有名だそう。
-
向かって左手にある3体。
-
真ん中1体のこの像が一番好きです。
右手にも4体の像がありますが、それぞれみんな表情や仕草が違います。 -
教会内部。現在は宗教美術の博物館になっています。
-
ギムナジウムと教会の間にあった像。誰なのかな?
-
教会に隣接のレストラン、カルトッフェンハウス。ジャガイモ大好きですがお昼をゆっくり食べてる暇はなく、、
-
次に聖霊養老院へ。
ここはドイツ初の福祉施設で、豊かな商人達がお金を出して病人や貧しい人、浮浪者などを収容するために13世紀に建てたものです。 -
ここは170の部屋があり、1970年まで使われていたそうですが、その後は別の養老院がここに作られています。
当時の小部屋がずらりと並んでいますが、中を覗くと小さなベッドとテーブルだけ、それぞれが本当にとっても小さくて狭いのが分かります。 -
でも豊かな人々が富を独占することなく、貧しく恵まれない人々の為にこういう施設を13世紀の時点で作ったというのはすごいことだと思います。
-
この施設に併設されている教会の装飾も美しいものです。
-
-
聖霊養老院前は広場になっています。
-
ここを養老院前からもう300mも行くと町の北はずれの門に出て、トラヴェ運河の橋があるはずですが、先を急ぐのでここからまたブライテ通りへUターン。
-
ブライテ通りへ入ってすぐ、このレンガ造りの船員組合の家Schiffergesellschaftがあります。1535年築のこの建物は現在はレストランです。
-
そのすぐ向かいにあるヤコビ教会。
-
ヤコビ教会内部。
-
美しいパイプオルガン。もっと大きなメインのオルガンもあったように思います。
-
-
歩行者専用のブライテ通りとヤコビ教会方面。
-
-
ブライテ通りからまたホルステン通りへと戻り急いだのは、、
-
13〜14世紀に建てられた聖ペトリ教会St.Petri。
最後にこの教会はぜひ!と思ったのはリフトで教会の塔に登り町の展望が得られるからです。 -
塔のリフトは3E。楽々と360度の素晴らしい町の展望台へ到着します。
こちら側は教会周辺とホルステン門方面。 -
ホルステン門。
-
もっとズーム。
-
見えているのはトラヴェ川、橋の架かっているのは中洲です。
-
先ほどと反対の北側方面。門のすぐそばの川岸にあるのは大型高級ホテルラディソンSASセナトア。
-
-
マリエン教会と市庁舎、マルクト方面。手前の金属的な建物は以前の写真にはなかったので新しいのだと思いますが、歴史的な街並みには似合わず違和感が、、
-
マルクト広場と市庁舎ズーム。
-
-
マリエン教会アップ。
-
町の南にあるDom方面。こちらへは行かずじまいになってしまい心残りです。Dom周辺の街並みや通りも古く、特徴のある興味深い造りのようで、十分見るなら少なくとも1日欲しかったなぁ、、と思いました。
-
再び駅へ戻り、今日の宿泊地シュベリーンへ向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- コットングラスさん 2010/08/31 22:04:45
- こんにちわ
- maki5963さん
私のリューベック旅行記のアップが出来あがったので改めてmakiさんのリューベックを拝見してみましたが、凄いですね。
ひとつの建物でも(市庁舎など)方角を変えた所から見るなど、よく取材されているなと感心することと、写真の良質さに驚いています。
ドイツを旅行するとマリア教会の鐘のように戦争のむなしさを感じるところが多いですね。(この教会で小さな鐘をお土産に買いました)
コットングラス
- maki5963さん からの返信 2010/09/02 17:52:17
- RE: こんにちわ
- コットングラスさん、こんにちわ。
いつも訪問いただき、またありがたいコメントもありがとうございます。
コットングラスさんのリューベック旅行記も拝見させていただきましたが、懐かしい風景の数々を見るとまた行きたい気持ちが募ります。大好きになった北ドイツは、行けなかった所も含めぜひまた行きたいと願っています。
マリア教会の鐘のお土産があったんですね。そういえば、可愛い天使の人形のお土産もここだったかしら?お土産のことはすっかり忘れてました、残念!
maki
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
リューベック(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
65