2009/10/29 - 2009/10/31
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funasanさん
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ヨーロッパの多くの都市が戦争によって破壊されてきたなか、永世中立国スイスの首都「ベルン」は無傷で残った。現在でも15世紀以来の石造りのベルンの街並みがそのまま残っており、街全体が世界遺産に登録されている。見所は多い。
写真:コルンハウス橋より望むベルン旧市街とスイスアルプスの山々
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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ベルン駅の観光案内所で「CITY MAP」をもらい、今日宿泊するホテルまでの行き方を教えてもらう。写真:ホテルの近くのヴァイセンハウス広場に面して建つビル
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このCITY MAPは6ヶ国表示されていて日本語表示もある。非常に便利なのでベルン観光をする人は是非観光案内所へ!写真:ヴァイセンハウス広場の北側突き当たりにある「旧孤児院」
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ヴァイセンハウス広場の南がベーレン広場(写真)、その南がブンデス広場になっている。要するに、ベルンの旧市街を南北に貫く大通り全部が広場になっており、様々な市場が立つ。写真:ベーレン広場の野菜・くだもの・花市
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ベーレン広場(写真)では毎日(日曜日以外、5〜10月)野菜・くだもの・花市が開かれ、朝から夕方まで賑わっている。毎日がお祭りみたいで旅行者にとっては嬉しくなる。
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そして、今夜のホテルはベーレン広場から150mくらいの近場にある4星の「ホテルベルン」(写真)。堂々とした構えに期待が膨らむ。
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外観は古風であるが、一歩、ホテル内に入ると極めて現代的なデザインに驚く。フロントの受付嬢達は流暢で綺麗な英語をしゃべる。写真:ホテルベルンのフロント・ロビー
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部屋の中もモダン・スタイリッシュなデザイン(写真)。少々やり過ぎの感じがする。写真:ツインベッド
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私は中世の古都「ベルン」に相応したシックなインテリアを期待したのであるが‥‥。客室もそれ程広くない。椅子のデザイン(写真)が面白い。座り心地もGood。
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バスルーム(写真)に入るとバスタブがない!4星ホテルなので当然バスタブくらいはあると思っていたが、これには失望した。とりあえず、熱いシャワーを浴びて汗を流す。そしてベッドに寝転がる。これが気持ちいい〜。
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これで1泊のルームチャージが10/29(木)22953円、10/30(金)17390円(2名の朝食込み、税・サ込み、Expedia) 写真:5階にある客室の窓からの眺め
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欧米のホテルは一般的に平日(月曜〜木曜)料金のほうが週末(金曜〜日曜)より高い。特に、ベルンはスイスの首都なので政府関係者その他ビジネスパースンの宿泊も多い。写真:ホテルベルンのレストラン
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ホテルベルンに2泊して気が付いたのであるが、このホテルは旧市街のほぼ中心に位置している。すべての見所が徒歩圏内なので観光旅行には非常に便利なホテルである。写真:ホテルベルンのレストラン
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10月下旬になるとヨーロッパ(スイス)の夜明けは遅い。すでに冬時間になっているが、朝7時になっても外は暗い。写真:朝食レストラン
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朝食はアメリカン・ビュッフェ。カウンターから適当にピックアップして私の朝食メニュー(写真)を作る。油の少ないカリカリとした焼きたてのクロワッサンをかじり熱々のコーヒーを飲む。絶妙のハーモニー。カマンベールチーズとハムをフレンチ風ロールパンに挟んで食べる。これもうまい。至福の朝食タイムが流れる。
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ホテルベルンの前に大きな「フランス教会」(写真)がある。昼頃にこの教会の前を通ると教会の中から音楽が聞こえてきた。
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教会の中に入ってみると、何とパイプオルガン(写真)の演奏中であった。椅子に腰掛け、しばらくオルガンの音色に耳を傾ける。お客(信者?)は数名、教会なので入場料無料。ラッキー!
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木曜日の夜、ホテルベルンの部屋でくつろいでいたら、フランス教会からクラシックの音楽が聞こえてきた。実は、教会内に特設ステージ(写真)が作ってあり、ここでオーケストラと合唱団の演奏会が開かれていたのである。
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さすがにヨーロッパはクラシック音楽に溢れている。明日の夜(10/30、金曜)、旧市街で演奏会があれば是非行きたいと思いフロントで調べてもらう。写真:旧市街に沢山あるスーパー「コープ・シティー」
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その答えは「コンサートホール・カジノ」で「ベルン交響楽団」の演奏会があるという。満額回答!写真:ベルン旧市街
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早速、翌日の午前中にチケットを購入しコンサートに備える。ただし、チケット売り場を探すのに苦労した。個人旅行は嬉しい驚きがある反面時間のロスが多い。写真:旧市街のメインストリート
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この日は午後3時過ぎにホテルにチェックインしたのでベルン旧市街のメインストリート(写真)を急ぎ足で見てまわる。
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天気はいいのであるが、旧市街(写真)の中は日陰になってきている。よって、途中から方向を変えて、大聖堂の南にある見晴台に行く。
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そして、この見晴台に出たとたん絶景が広がった。ベルン大聖堂から東に古い建物(写真)が続く。
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ベルンはアルプスの雪解け水を集めた「アーレ川」が台地にぶつかって大きく湾曲した半島にできた小さな街。台地と河原の間にも所狭しと住宅が建つ。写真:大聖堂前の見晴らし台にて、見事な紅葉
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長年の川の侵食によって周囲が削られ、高い断崖に三方を囲まれた自然の砦が出来上がった。そんな絶好の場所に1191年、ツェーリンゲン公が要塞都市を築いた。ベルン誕生。写真:見晴らし台からの眺め
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当初は木造の街並みだったが、1405年の大火で焼失。その後、石造りで再建され、当時のままの重厚な街並みが今日まで残されている。写真:コルンハウス、昔の穀物倉庫で現在はレストランになっている
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コルンハウスの隣に堂々と建つ「市立劇場」(写真)。ここでオペラやコンサートが行われるが、我々の滞在中は公演予定なし。残念。
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市立劇場の北側はアーレ川に架かる長い橋「コルンハウス橋」になる。橋の上は絶好のビューポイント。特に、晴れた日の夕暮れはここに来たれ!写真:コルンハウス橋の上から見たアーレ川と聖パウル教会
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ベルン大聖堂(写真右)と旧市街の瓦屋根の向こうにユングフラウはじめベルナー・オーバーランドの山々がはっきり見える。この光景に出会えたことに感謝!
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聖パウル教会(写真)の左後方にアルプスの白い巨人たち、左からアイガー(3970m)メンヒ(4099m)ユングフラウ(4158m)がそびえる。Very Good.
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ベルン大聖堂(写真)と旧市街、飽きもせずこの眺めを楽しむ。しかし、日が陰ってくると急に寒くなる。しかも、ここはアーレ川に架かる高い橋の上、寒さがこたえる。
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いよいよ夕焼け空になってきた。コルンハウス橋から見た橋の反対側の風景(写真)。崖の上にホテルらしき建物がありバルコニーでくつろいでいる人達がいる。
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茜色(あかねいろ)に染まる聖パウル教会とアルプスの山々(写真)。写真一番左の尖った山はフィンスターアールホルン(4273m)見事な夕焼け!
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そして、見上げればトワイライトの空に月が浮かんでいる。いよいよクライマックスを迎える。急いで場所を変え、旧市街を南に突き抜けて「キルヒェンフェルト橋」へ行く。
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ベルン旧市街を構成する半島の北の「コルンハウス橋」から南の「キルヒェンフェルト橋」まで500mくらいしか離れていない。急ぎ足で歩けばすぐに着く。写真:ホテルベレビュ横から見たキルヒェンフェルト橋とアルプスの山々
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アーレ川に架かるキルヒェンフェルト橋、そして、いよいよピンクに輝き出したアルプスの山々、ここからの眺め(写真)も素晴らしい。
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日が落ちる前にキルヒェンフェルト橋を渡り、対岸からベルン大聖堂(写真)を見る。音も風もない静寂の大聖堂とアーレ川、見事な光景!
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日が落ちる寸前、微かな光が連邦議事堂(写真)を照らす。寒さは一層増し、体は冷え切ってしまったが目を見張るような素晴らしい光景に出会えた。
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日が落ちると街の灯がともりだし、昼間とは別世界のベルンが出現する。連邦議事堂前のブンデス広場は夜景が美しい。写真:ブンデス広場に面して建つ「NATIONAL BANK」
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ブンデス広場に面して建つ「VALIANT BANK」(写真)
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連邦議事堂前のブンデス広場には面白い噴水(写真)がある。スイスの州の数と同じ26の噴水が突然吹き上げリズム的に変化する。
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11:00〜23:00まで、30分ごとに噴き上がり市民の憩いの場になっている。
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それにしてもベルンは治安がいい。夜でも全く怖くない。旅行者にとって安心して滞在できる場所である。少々安心し過ぎかもしれないが‥‥。
写真:夕闇迫る連邦議事堂
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