2009/10/27 - 2009/10/29
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funasanさん
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ミラノ観光はドゥオーモにはじまって、ドゥオーモに終わるような気がする。それ程、大聖堂の存在感は大きい。今回は、少し足を伸ばして、スフォルツア城、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ブレラ絵画館とまわる。
写真:スフォルツア城
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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ドゥオーモ広場から西に向かって幅の広い歩行者天国「メルカンティ通り」(写真)がある。
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メルカンティ通り(写真)の真中にカフェ・レストランが並び、各店のメニューや店の雰囲気を覗きながらぶらぶら歩きをするのも楽しい。
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ヨーロッパにはこのようなオープンカフェ・レストラン(写真)が至る所にあり、人々は春から秋まで屋外で喫茶や食事を楽しむ。空気が乾燥し雨が少ないので観光にベストなシーズン。
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逆に言えば、ヨーロッパの冬は寒くて暗くて長い。厳しい冬を耐えなければならない彼らがいかに太陽を望んでいるかが分かる。写真:中世の面影を残すメルカンティ広場
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メルカンティ通りはコルドゥーシオの交差点で終了する。写真:コルドゥーシオの歩道で店を広げる花屋さん
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コルドゥーシオの交差点の回りは歴史を感じさせる見事な建物(写真)で囲まれている。
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コルドゥーシオの交差点からも歩行者天国は続き「ダンテ通り」(写真)になる。そして、その突き当たりが「スフォルツア城」である。
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ミラノ・ルネッサンス期最大の宮殿「スフォルツア城」(写真)はヴィスコンティ家の跡地にフランチェスコ・スフォルツア公爵により、1450年に城兼要塞として建てられた。
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城の真正面にあるフィラレーテ門を入ると昔の錬兵場であった中庭(写真)になる。かなり広い庭でグリーンの芝生が綺麗。
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さらに進み深い堀とハネ橋を渡るとかっての領主の住まいであった建物(写真)になる。この中にスフォルツア城博物館があり、ミケランジェロ最後の未完の作品「ロンダニーニのピエタ」もある。
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スフォルツア城を出て、地図を片手に歩きながら「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」(写真)に向かう。広い道路が何本も走っており迷いながら目的地につく。この移動だけで大分疲れた。
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の横に「旧ドメニコ修道院」(写真)があり、ここの食堂の壁にレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」が描かれている。
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「最後の晩餐」見学は完全予約制でいつも満員。当然ながら本日も見学不可なので隣の教会(写真)に入る。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会はミラノ・ルネッサンス期最大の建築物で1466〜1490年に建築。
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の裏側に回ると回廊付の優雅な中庭(写真)がある。観光客もおらず実に静かな雰囲気、回廊に座ってダビンチを偲ぶ‥‥。(疲れを癒す?)
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ミラノ観光でもう1ヶ所、必見の場所がある。「ブレラ絵画館」(写真)である。地下鉄3線(黄色)のモンテナポレオーネ下車。地図を頼りに歩く。
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ブレラ絵画館正面の入り口を入ると中庭(写真)がある。中庭の回りは円柱の支えるアーチが2層に重なり、美しくも重厚な回廊になっている。ブレラ絵画館ではイタリア絵画の歴史が一堂に観賞できる。
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宿泊予定のホテル「レジデンツ デレ チッタ」はミラノ中央駅から北側へ道路を1本入った清閑な場所にある。写真:レジデンツの近くにあるホテル
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レジデンツの周囲(写真)は高層マンションが多く入り口はいずれも鉄格子で閉ざされている。住人や関係者でなければ入れないいようになっているが、それだけ治安が悪い証拠であろう。
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「レジデンツ デレ チッタ」(写真)の外観、玄関、共にシンプルで全く面白みがない。でも、4星ホテルになっているので少しは期待して入る。
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ホテルフロント(写真)には昨日の受付嬢は居らず、男性フロントマンから鍵をもらう。今夜は問題なくチェックインを済ませる。(あたりまえだ‥‥)
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フロント前にある小さなロビーホール(写真)とリラックスエリア。カフェもレストランも売店もない。ここはホテルではなく長期滞在用のレジデンツであることを実感する。
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しかし、一歩客室(写真)に入った瞬間嬉しくなってきた。部屋は予想以上に広く、ウッディな内装はまるでアジアンリゾートを連想させる。Very Good.
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キッチン(写真)も広くて使いやすそう。大型冷蔵庫、コンロ、電子レンジ、コーヒーメーカー付、そして、まな板から包丁、食器類、グラス類が整然と並べられている。我が家のキッチンよりはるかにグレードが高い!
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ダイニングテーブル(写真)は小型であるが、2人で食事をするのにちょうどいい。
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広々としたバスルーム(写真)もいい。バスタブにお湯を張ってゆっくり旅の疲れを癒せる。この客室で1泊のルームチャージが12739円(税・サ込、Expedia)ミラノ中央駅まで徒歩圏内なので、ここを拠点にして1週間くらいミラノに滞在してみては?
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長期滞在者の健康管理のためホテルの地下1階にジム(写真)がある。かなり広いスペースにマシンが沢山置いてありスポーツクラブに行かなくてもいい。
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ジムの隣にはちゃんとしたシャワールーム(写真)も備えている。自分の部屋のバスルームを使えば事足りるのであるが、ジムとシャワールームはセットなのであろう。
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我々はミラノ観光の後、ミラノ中央駅にあるスーパーで食材を買い、部屋で簡単な夕食(写真)にした。参考までにスーパーで調達した食材は:りんご2個、バナナ2本、キウイ4個、トマト2個、フランスパン1本、グリーンサラダ1袋、オレンジジュース1本、以上で13ユーロ(1716円)
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この食材で夫婦2人の夕食と朝食にした。安くてヘルシーでいい。連日の観光旅行で少々疲れぎみであり、この日も早めに(21:00頃)眠りにつく。明日はアルプス越えをしてスイスの古都「ベルン」に行く。ヨーロッパ国際特急列車の旅も後半に入る。
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