2009/10/29 - 2009/10/31
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funasanさん
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ベルン歩きの楽しみの1つに噴水めぐりがある。ベルンに100ヵ所もあるといわれる噴水の中でも、旧市街のメインストリート周辺にある噴水は有名で、それぞれ名前もついている。
写真:子喰い鬼の噴水
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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ベルン旧市街観光のスタートはベルン駅前からはじまるシュピタール通り(写真)。写真後方の塔はベルン駅前にある「聖霊教会」
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シュピタール通りのほぼ真中あたりに「バグパイプ吹きの噴水」(写真)がある。実際に綺麗な水があふれ出している。少しだけ飲んでみたがうまい。
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ベルンにある噴水は「水のみ場」であり14世紀頃から人々や馬のノドをうるわしてきたという。写真:バグパイプ吹きの噴水
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シュピタール通りは1ブロックだけで終了し、牢獄塔の門(写真)から先は「マルクト通り」になる。
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いつも人通りが絶えないマルクト通り(写真)。ここがベルン旧市街でも一番華やかな場所である。
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牢獄塔の門を入った所に「アンナザイラーの噴水」(写真)がある。綺麗な女性の像であるが、表情がないのが気になる。
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マルクト通り(写真)はベルン旧市街の一番のメインストリート、この日は土曜日のためか、すごい人出である。
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マルクト通りに面した建物は外壁に様々な趣向が凝らしてあり、見て歩くだけでも楽しくなる。
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ベルン旧市街の規模は実に小さく、南北約400〜500m、東西約1400〜1500mの長方形(半島)に収まってしまう。
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その長方形(半島)の真中に東西を横切るメインストリートがあり、1本の大通りであるが4つの名前がついている。
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ベルン駅に近い方から「シュピタール通り」「マルクト通り」「クラム通り」「ゲレヒティクカイト通り」となる。
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同じ1本の通りでありながら、この名前の違い(エリア分け)はベルンの街の発展過程と深いかかわりがある。
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最も古い地域が東端(半島の先っぽ)にあり、街の規模が拡大するにしたがって塔(門)が西へ移動していった。
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マルクト通りにある「射手の噴水」(写真)、後方に見えるのが牢獄塔。
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「射手の噴水」(写真)は1670年の製作。
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射手の噴水を過ぎると、賑やかな「時計塔」(写真)になり、ここから西は「クラム通り」となる。
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時計塔は1218年の建築で、当時はここが街の西の端(西門)だったという。仕掛け時計(写真)は1530年の作で今でも毎時56分から動き出す。
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時計塔から西が13世紀から栄えてきた本当の旧市街。写真:クラム通りにある「ツェーリンガーの噴水」
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ツェーリンガーの噴水(写真)は奇妙な格好をしている。よく見ると中身は人間ではない。クマ?が鎧兜(ヨロイカブト)を着けて兵士になっている。
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実はクマはベルンでは特別な意味を持つ。写真:落ち着きのあるクラム通り
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ベルンの街を造ったツェーリンゲン公が、街の名前を付ける時、「狩りをして最初に捕まえた動物の名前を街につけよう」と提案。
写真:クラム通りにある綺麗なレストラン -
そして、最初にクマ(baren)が殺され、街はベルンと命名された。
写真:クラム通りにある綺麗なレストランの外壁にある鳥? -
ツェーリンガーの噴水とシムソンの噴水(写真)の間に、天才アインシュタインが住んでいた家がある。後で訪問する。
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シムソンの噴水(写真)も面白い。黄金の動物の首をひねって口を大きく開けさせている。それぞれの噴水の像には色々な意味があるのであろう‥‥。
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メインストリート最後の通り、ゲレヒティクカイト通りに「正義の女神の噴水」(写真)がある。
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目隠しをした女性(女神)が天秤を持っている。恐らく、この女神によって人々の天国・地獄行きが決定されるのであろう。1534年製作。
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ゲレヒティクカイト通りに面した建物にも、外壁に面白い飾り(写真)がしてある。
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正義の女神の噴水を過ぎると旧市街(写真)が終わってアーレ川にぶつかる。ここが細長い半島の突端で、現在は「ニーデック橋」によって対岸に渡れる。この付近の景色も素晴らしい。
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ニーデック教会の横を下って「伝令の噴水」(写真)を見に行く。
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今度はベルン駅方向に向きを変え、聖パウル教会前に行く。ビルの谷間に「旗手の噴水」(写真)がある。
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さらに、宿泊しているホテルベルンを過ぎて駅に近ずくと「リッフルの噴水」(写真)がある。
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写真:リッフルの噴水
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大聖堂の前は広場になっており、その一角に「モーゼの噴水」(写真)がある。
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モーゼの噴水(写真)がある大聖堂広場では11月下旬からクリスマスまで、毎日「クリスマスマーケット」が開かれる。
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半島西端のニーデック橋を渡った所で、突然、クマの綱渡りに遭遇した。この横がクマ園である。
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噴水にしても、ビルの外壁に乗っている人形にしても、また、クマの綱渡りにしても、ベルン旧市街を歩いているだけで楽しい発見がある。写真:時計塔の北側にあるコルンハウス広場
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噴水の極めつけはコルンハウス広場に立つ「子喰い鬼の噴水」(写真)であろう。非常に目立つ場所にあり、グロテスクな像が乗っているので誰もが立ち止まって見上げる。
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何と、恐い鬼が子供を頭から喰っている。喰われた子供のおしりと足がリアル‥‥。次に喰われる子供達の顔がひきつっている。1544年製作。
「こら〜お前達、悪いことをすると、あの鬼にくわれてしまうぞ!」
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