2003梅雨、鶴舞公園の紫陽花と花菖蒲(1)：デイゴ、クチナシ、アジアサイロード

2003/06 - 2003/06

梅雨の頃の鶴飼公園です。花菖蒲の花が終わりに近づき、紫陽花が満開を迎える季節でした。

エリア 鶴舞・堀田(愛知)

ある雑誌で鶴舞公園の紫陽花が紹介されていました。その紫陽花遊歩道を散策しました。身近な場所ですが､紫陽花を見るのは始めてです。

この紫陽花は、まだ紫陽花遊歩道ではありません。公園の入口近くで見かけたものです。満開でしたので､この後が楽しみです。

案内看板を便りに紫陽花遊歩道を探しながら、公園の奥の方へ歩きました。この赤い花は、沖縄などで有名なデイゴのようです。

デイゴの花のアップです。夏になると、更に元気が出てくる花です。

香りのいい、梔子(くちなし)の花を見つけました。真っ白く､少し大型の花弁です。一重咲きもありますがこれは八重咲きです。

梔子の花のアップです。春先の沈丁花、この時期の梔子、そして秋の金木犀が、季節を感じさせてくれる香りの花です。

梔子の樹の全体の姿です。枝が撓る程に花を咲かせていました。

額紫陽花です。これだけの大きさですと、紫陽花の場合、大木といって良いのかも知れません。この後の紫陽花遊歩道が益々楽しみです。

公園の一角です。庭園風に石を組んだ泉水がありました。紫陽花の花は見当たらない場所です。

手入れが行き届いているのでしょう、綺麗に咲き揃っていました。花の後に思い切って剪定しないと、次の年の花は垂れ下がってしまいます。

いよいよ紫陽花遊歩道（この名前は勝手に付けたものです。本当の名前があるかも知れません）が近づいてきました。

車止めが設けてあった公園の通路です。右手に見えるのは額紫陽花です。

紫陽花には斜面が良く似合います。斜面の下に石垣があれば尚更です。この紫陽花遊歩道、そんなことを計算に入れてのことでしょう。

茜（あかね）から濃い紫の色に比べると、薄い青色の花は､少し地味に見えます。しかし、雨に濡れた風情は、甲乙つけがたいものがあります。

もう紫陽花遊歩道の中です。少し入ったところから眺めた、入口方面の写真です。この日､少し小雨模様で、紫陽花散策に相応しい天気でした。

剪定された枝がいくつも見えます。細い枝が多く、花付はあまり良くないようです。

もう暫く紫陽花歩道をお楽しみください。先程紫陽花は斜面によく似合うと書きましたが､多分、紫陽花自身が斜面を好きなのでしょう。

薄い青色が着いていますが、ほとんど白色に近い紫陽花の花のアップです。

低い石垣の上に紫陽花が続く散策路です。散策に好適な紫陽花ロードです。

斜面だけでなく、平地の紫陽花も見てくださいと主張しているようです。石造りのベンチも一緒にそう言っているようです。