1973/05/03 - 1973/05/08
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TAKEおじさん
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会社の5月連休に休みをつけて、11日間の船旅をした。ゆっくりとした、船旅は贅沢極まりないものだった。グアム、サイパンはまだまだ観光地化が進んで無く、第二次世界大戦の爪跡があちこち残っており、戦争の悲惨さを改めて体感した。
それでも、海の碧さ、空の青さには感動した。
当時の写真は色褪せていたので、フィルムを探してカメラのキタムラでCD化した。ただし、記念撮影が多く載せられる写真は一部となってしまった。
本編は、グアム上陸から帰航までです。
前編もお楽しみ下さい。
【日程】
4月28日〜5月1日 横浜→サイパン島(往路)
5月2日 サイパン島 バンザイクリフ、バートアイランド、マイクロビーチ
5月3日 グアム島 ココス島
5月4日 グアム島 島内観光 ラッテストーン公園、アガニア
5月5日〜5月8日 グアム→横浜(復路)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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5月3日 グアム上陸 ココス島
ココス島の海
船は、グアムに到着。グアムは2日間滞在したが、初日は真っ青な海で有名なココス島で一日過ごした。天気は快晴で海には最高の一日だった。ココス島はグアムの南に浮かぶ周囲4.4km、珊瑚礁の上に出来た小さな島で、周囲のエメラルドの海は輝いている。当時でも、CMの撮影などによく使われた。 -
何処までも
何処までも続く遠浅の海は泳ぐのは難しかった。綺麗な海の底は一面なまこ(海鼠)だらけで、なまこの上を歩いているようだった。初めは気持ち悪かったがだんだん慣れてくるのはどういうもんだろう。 -
日差しは強い
日差しはかつて経験の無いほど強烈で、横になって太陽を浴びると皮膚がじりじり焼けて行くのが分かるほど。日焼け止めを十分につけたが、日焼けは避けられず、夜寝る時は痛くて参った。
海の碧さと空の青が一体と成って、素晴らしい景観と成っている。天国のようなビーチだ。 -
お昼ご飯は
お昼ご飯は、船から用意したバーベキュー。ご飯は缶詰のご飯を、火で温めて食べた。インスタントとは思えない美味しい昼食と成った。 -
島内を散歩
小さい島なので、少し歩くと反対側のビーチに出る。当時、観光化されていないココス島は、こちらのビーチには誰も居ない。文字通りの、プライベートビーチを独占した。 -
反対側のビーチ
ココス島での一日を堪能し、泳ぎは船に戻ってから船のプールで楽しんだ。もう、誰も居ないこんなビーチは2度と経験できないだろう。 -
5月4日 グアム 島内観光 ラッテストーン公園、アガニア
ラッテストーン公園 旧陸軍要塞
グアム2日目は、島内観光となる。グアムはこの頃からホテルが出来始めたが、まだ大きなショッピングセンターも無く、アメリカ軍の基地の島だった。まだ、島内のいたるところに戦争の爪跡が残っていた。この公園にも、日本軍の要塞が残っている。 -
ラッテストーン
古代チャモロ文化の遺跡「ラッテストーン」は、1956年に南部のフィナ湖付近で発見され、石柱が1.5メートルほどの高さのものが6本ずつ2列に並んでいる。墓石とも言われているので、乗ったりしたら罰が当たるかな。 -
アガニア市街
アガニア市はグアムの中心地だが、おおきな建物は見えない。今では、シッピングセンターが立ち並んでいる。 -
タロホホ川で
タロホホ川の奥には、前年(1972年)に発見された横井庄一の洞穴が有った。日本軍の無条件降伏を知らなかった、横井さんはジャングルの洞穴で隠れて住んでいた。グアム派遣から約28年後の1972年1月24日に現地の猟師に発見され、同年2月2日に日本に帰還した。横井さん帰国の際の第一声は「帰って参りました…恥ずかしながら、生き永らえて帰って参りました」だった。帰国して、皇居に向かってお辞儀をしている横井さんが記憶に残っている。まだ、戦後は終わっていないを実感したグアムだった。 -
どこだろう?
青い、碧い、紺碧、エメラルドグリーン・・・
3日間の短いサイパン、グアムの滞在だった。 -
5月5日〜5月8日 グアム→横浜(復路)
帰路も太平洋で
帰りも4日間かけて横浜に戻る。行きと同様に、デッキでいろいろなゲームをして楽しむ。太平洋は、行けども行けども360度水平線。青い海を毎日飽きずに見ていた。何日目だか、船内イベントで5目並べ(連珠)大会が開かれた。当時は、会社で5目並べがはやっており、自信満々だった。果たして、あまり苦労せずに優勝した。賞品はなんだったか忘れてしまった。 -
太平洋に陽が沈む
太平洋に沈む夕日はよく眺めた。怠慢なので朝日は見なかったが。 -
硫黄島
船内放送で、硫黄島が見えますと。2006年に封切られた、クリント・イーストウッド作品の映画「硫黄島からの手紙」のあの硫黄島だ。グアム同様に、アメリカ軍の容赦ない攻撃で、日本軍は壊滅した。かなり近くから見たが、火山の硫黄の臭いがするような、不気味な島だった。 -
船上バーベキュー
バーベキューも出て、太平洋を見ながらの食事は豪華なご馳走だった。 -
横浜へ(船室ロンドンバーにて)
横浜には朝方到着。上陸しても、暫く身体は揺れていた。
楽しい最高の旅だった。もう一度、ゆっくりした船旅をしたいものだ。
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