2009/05/07 - 2009/05/20
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四月の旅人さん
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南仏プロヴァンスと英コッツウォルズをめぐる14日間の旅(11) 5月17日(日)
パンに、カフェオレ──欧州の朝食は、いたってシンプルだ。日本のように、食卓
にバラエティをもとめない。
ホテルでは、これに生ハムやチーズ、ヨーグルトのように火を通していないメニュ
ー(コールド・ミール)を加えて提供する。これが、いわゆるコンチネンタル・ブ
レックファースト。ここホリデイ・インも、ロンドンのメルボーンハウスもこのス
タイルだった。
これでは寂しいので、フランスの小・中学生は学校にお菓子を持っていくことが認
められている。午前中に、それを食べるための長めの休み時間もある。そして、昼
──。南仏では、大人も子どもも自宅に帰って、たっぷり2時間かけて食事をする。
クルマで通っているケースが多いので、親たちが順に近所の子どもをまとめてピッ
クアップしてくるのだという。
さて、コールド・ミールでもいっこうに構わないのだが、外気温10℃以下の朝、
レストランのエアコンはなぜ “冷房” に設定されているのだろう。
南仏のTERの車内はひとまず置くとして、この時期(5月中旬)、最高気温15℃程
度の英国でもバス、地下鉄、レストラン、カフェ、ミュージアム・・・人が集まる
ところは、どこも冷房が効いている。欧州の方がたの大半は、ひどい暑がりなのだ
ろうか。街なかでは毛皮のコートを着た人の脇を、Tシャツ1枚の人が行き過ぎると
いうような光景をしばしば目にした。
街なかといえば、07年の暮れに旅したオランダで喫煙マナーの悪さを指摘したこ
とがある。それは直近に出かけたパリや、ほとんどタバコを吸う人を見かけないヴ
ィクトリアなどと比べれば、ということだった。というより、欧米はどこもきちん
としているものだと思っていた。
違った・・・。
南仏でもロンドンでもコッツウォルズでも、歩きタバコは平然と行われ、吸い殻は
ポイ捨て。新宿のほうが、はるかにましだ。なまじ灰皿のあるところで吸っていた
りすると、見知らぬ人からねだられる。日本なら340円のジタンがこちらでは5.5
ユーロ(約740円)もするのだ──が、旅先だからか、なかなか断りにくい(汗)。
ちなみに、コンチネンタル・ブレックファーストに火を通したソーセージやハム、
ベーコン、スクランブルエッグなど温かいメニュー(ホット・ミール)が加わると、
アメリカン・ブレックファーストとなる。温野菜やフレンチフライなど、サイド・
ディッシュがつくことが多い。太る、わけだ(笑)。
いま思えば、ビュッフェ・スタイルで和洋中とそろっていたヴェネツィアのホテル
の朝食は驚異的だった。しかし、もっと驚かされたのは、コリアンの団体客がダン
ボールでその場に持ち込んでいたカップラーメンだ。そう、「辛」。全員がドリン
クバーでお湯をそそいで、3分?待って食べていた。おいおい。
写真は、リュベロンの農家レストランで供されたヤギのチーズ。
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