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南仏プロヴァンスと英コッツウォルズをめぐる14日間の旅(9)    5月15日(金)<br /><br /><br />今日はコッツウォルズの旅の起点として、妻が選んだチェルトナムへの移動日。コ<br />ーチステーションから2時間45分ほどで、蜂蜜色のライムストーンの壁が美しい、<br />ハート・オブ・イングランドとも称される田園地帯に到着する。ここに4泊。<br /><br />・・・と、その前に。<br /><br />バスは午後3時発。ホテルにスーツケースを預けて、近くのテート・ブリテンへ。<br />ここは16世紀から現代までの英国作品を展示している国立美術館だ。ターナーの<br />コレクションとジョン・エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』で知られる。英<br />国人らしき女性たちが時おりカメラを向けていたので、遅れて倣ったら係員が飛ん<br />で来た(汗)。撮影不可だが、もちろん入館料は無料。<br /><br />チェルトナムへ向かう車内で、ほんのささいな騒ぎが起こる。<br /><br />“騒ぎ” と思ったのは、後部座席にいた私たち日本人夫婦2人だけだったかもしれな<br />い。発車してしばらくすると、最前列のほうで男性が激しく咳き込み始めた。英国<br />は豚インフルエンザの感染者数が、欧州で最も多い。間髪入れず、マスクをした。<br /><br />女性がひとり、こちらに避難して来た。やはり、私たちだけではなかった・・・笑。<br />数列前のご婦人は、男性が咳き込むたびにハンカチを口に当てているが、あまり効<br />果は期待できそうにない。それは、到着する直前までつづいた。それでも私たち2<br />人、いまだに感染が確認されないのはマスクのおかげか、単なる咳だったのか(以<br />上、6月14日現在)。<br /><br />宿泊先はホリデイ・イン・エクスプレス。チェックインの際に、欧米ならではのシ<br />ーンと出くわす。<br /><br />宿泊料金は出発前にすでに予約サイトで清算済みだから、ここまで2か所のホテル<br />で支払いは発生していない。ところがカウンターでキーを受取って来た妻が、4泊<br />分の料金を再び支払わされたという。レセプションの女性のミスなのだが、認めな<br />い。欧米か! ・・・汗。<br /><br />こんな経験をされた方は少なくないだろう。おかしいと思ったら、まずは声を出す。<br />日本語でもかまわない。「あなたじゃ話にならないから、上司を出せ」が効果的か<br />もしれない。このときの相手側の対処法を、私は新卒時の研修で学んでいる。人を<br />変え、場所を変え、時間を変える。<br /><br />そのとおりの展開となった(笑)。ホテル側の言い分はこうだ。滞在中のレストラン<br />や売店での支払いに充当して、残額はチェックアウト時に清算する──プリオーソ<br />ライゼーション? 320ポンドも・・・おいおい。今回のケースでは、実害はなか<br />ったろう。しかし、声を出したか出さないかで、大きな差が出ることも多い。<br /><br />最終的に、その場でカウンターでのカード支払いを無効にさせて、トラブル解決。<br />ちなみに、チェックアウトの際に支払うべきものなどなかった。

英コッツウォルズと出逢う前の2つの出来事。

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2009/05/07 - 2009/05/20

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四月の旅人

四月の旅人さん

南仏プロヴァンスと英コッツウォルズをめぐる14日間の旅(9)    5月15日(金)


今日はコッツウォルズの旅の起点として、妻が選んだチェルトナムへの移動日。コ
ーチステーションから2時間45分ほどで、蜂蜜色のライムストーンの壁が美しい、
ハート・オブ・イングランドとも称される田園地帯に到着する。ここに4泊。

・・・と、その前に。

バスは午後3時発。ホテルにスーツケースを預けて、近くのテート・ブリテンへ。
ここは16世紀から現代までの英国作品を展示している国立美術館だ。ターナーの
コレクションとジョン・エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』で知られる。英
国人らしき女性たちが時おりカメラを向けていたので、遅れて倣ったら係員が飛ん
で来た(汗)。撮影不可だが、もちろん入館料は無料。

チェルトナムへ向かう車内で、ほんのささいな騒ぎが起こる。

“騒ぎ” と思ったのは、後部座席にいた私たち日本人夫婦2人だけだったかもしれな
い。発車してしばらくすると、最前列のほうで男性が激しく咳き込み始めた。英国
は豚インフルエンザの感染者数が、欧州で最も多い。間髪入れず、マスクをした。

女性がひとり、こちらに避難して来た。やはり、私たちだけではなかった・・・笑。
数列前のご婦人は、男性が咳き込むたびにハンカチを口に当てているが、あまり効
果は期待できそうにない。それは、到着する直前までつづいた。それでも私たち2
人、いまだに感染が確認されないのはマスクのおかげか、単なる咳だったのか(以
上、6月14日現在)。

宿泊先はホリデイ・イン・エクスプレス。チェックインの際に、欧米ならではのシ
ーンと出くわす。

宿泊料金は出発前にすでに予約サイトで清算済みだから、ここまで2か所のホテル
で支払いは発生していない。ところがカウンターでキーを受取って来た妻が、4泊
分の料金を再び支払わされたという。レセプションの女性のミスなのだが、認めな
い。欧米か! ・・・汗。

こんな経験をされた方は少なくないだろう。おかしいと思ったら、まずは声を出す。
日本語でもかまわない。「あなたじゃ話にならないから、上司を出せ」が効果的か
もしれない。このときの相手側の対処法を、私は新卒時の研修で学んでいる。人を
変え、場所を変え、時間を変える。

そのとおりの展開となった(笑)。ホテル側の言い分はこうだ。滞在中のレストラン
や売店での支払いに充当して、残額はチェックアウト時に清算する──プリオーソ
ライゼーション? 320ポンドも・・・おいおい。今回のケースでは、実害はなか
ったろう。しかし、声を出したか出さないかで、大きな差が出ることも多い。

最終的に、その場でカウンターでのカード支払いを無効にさせて、トラブル解決。
ちなみに、チェックアウトの際に支払うべきものなどなかった。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス

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