雨にも負けず　｢ヤットサー」　２日連続見る阿呆　～高円寺阿波踊り～

2009/08/30 - 2009/08/30

土曜の晩、初めて見に行った高円寺の阿波踊り。
すっかりはまってしまい、日曜日も見に行ってしまいました。
でも天気予報は夕方より雨。
踊りが始まる１０分前に高円寺駅に到着しましたが、既に小雨がぱらつき始めています。
本降りになりそうな雨雲に覆われた会場は、すでに人人人の大混雑。
それでも、初日の昨日よりも人の数は少なく、南側にしばらく行った演舞場で昨日よりも見易い場所を確保。
踊りが始まって３０分もしないうちに雨は本格的に降りだして、徐々に強くなって一時は土砂降り状態。
そんな中、土砂降りの雨にも負けず、｢ヤットサー｣の掛け声とともに踊りは続けられました。

エリア 高円寺(東京)

今年初めて見に来た高円寺の阿波踊り。
すっかり魅了されてしまい、連日高円寺に訪れることに。

会場に着いたのは開始の１０分前。駅に近い会場は既に満杯状態。間もなく６時、そろそろ始まります。

踊りの見物は、まず席の確保から。昨日混雑の中でも比較的空いている穴場を発見したため、今日もそちらへ向います。
でも、今日はそこは既に人で一杯。
もうひとつ先の会場でいい場所を見つけてそこをキープ。

昨日よりも更に見易い席で、ほぼ正面から見ることができます。

今日もちびっ子たちの元気な踊りからスタートです。

雨が徐々に本降りに変わっていますが、踊り手たちは全く気にしていません。

この弁慶連、昨年結成したばかりの新しい連のようですが、なかなか見ごたえありました。

歴史ある昔からの連は、ベテランのおじいちゃん、おばあちゃんが混じっていますが、この連は子どもと若者ばかり。

本場徳島の正調阿波踊りを目指しているそうですが、現代風にアレンジされいい感じです。

どの連も、本番のこの日にあわせて随分と練習を積んできているのでしょうね。

でないと、こんなに息のあった踊りはできないですよね。

昨日も感じたことですが、阿波おどりというと、盆踊りの延長にある踊りのイメージがありましたが、昨日今日でイメージ変わりましたね。

こんなアクティブな踊りだとは、思ってもみませんでした。

そして一番の驚きは、観客や踊り手の年齢層。

盆踊りは、じいちゃん、ばあちゃんのお祭りですが、高円寺の阿波おどりは違いますね。

若者の祭典としてすっかり根付いているようです。

この辺で、コメントも続かなくなってきましたので、この旅行記を見て、阿波踊りに興味を持った方、阿波おどり総合研究所というＷＥＢサイトを見つけました。
http://www.wire.co.jp/awadance/

踊り方についても詳しく説明しています。

まずはこちらを
http://www.wire.co.jp/awadance/

更に詳しくはこちら
まずは、男踊りから

http://www.youtube.com/watch?v=UWzUdzO1hh0

次は女踊り
http://www.youtube.com/watch?v=eLcxmMwXk0A

そしてこの日の雨の中の阿波踊りの様子を動画でどうぞ！

http://www.youtube.com/watch?v=QwD8WM6KI1U

こんなシャウトしている臨場感が伝わったでしょうか？

どうですか？
阿波踊りの基本、わかりましたか？

それでは、一緒に踊りましょう。
ハイ　スタート！

なあ〜んてね。
そんなに簡単にできないですよね。

でも、こつをつかめば簡単の覚えられそうな、単純な踊りです。
来年はとりあえず、男踊りをマスターして踊りを見に行かなければ。

もちろん、女踊りも覚えなければいけませんね。

この辺でまた画像に戻ります。

開始して１時間が経過。
ビニールシートや折りたたみ椅子を持ってこなかったため、先ほどから傘をさして、かがみこんだスタイルで見ていましたが、もう限界。

履いていたサンダルを脱いで、尻の下に敷いて座ってみると、楽ちん
最初からこうして見れば良かった。

ここで、来年見に行く人へのお役立ち情報
その１あると便利な阿波おどり観覧グッズ
ビニールシート
うちわ(会場でもらえます）
小型の折りたたみ椅子

その２．
どこで見たら良いか
駅の近くは大混雑、開始数時間前に行って場所取りをしないと無理。
穴場は、駅から南に続く演舞場のゴール付近の出口周辺。
一番盛り上がるフィナーレの部分が正面から見れます。

その３．
ビールやおつまみは観覧前に買いましょう。
めちゃめちゃ混んでます。
有料の桟敷席以外は一旦席を立つと場所の確保は困難です。

その４．
生ビールや缶ビールを買う場合は駅周辺、演舞場周辺は割高になっています。
生で４００から４５０円
駅の南側では演舞場に向う途中の迂回路が一番安くて生は３００円。

どうですか？
皆さん、お役に立ちましたか？

来年はみんなで仲良く阿波おどり、見ましょうね。

ゴザの敷かれた観覧席はもうびしょびしょ。
とても座っていられない状態です。

そんな状態のためみんな立ち上がって立見席に早代わり

このお兄さんの半纏、よく見てください。
金ラメですよ。

強い雨の中、路上に寝転んでの面白いパフォーマンス見せてくれました。
奴凧の熱演でした。

座って見ていられないほど雨脚が強くなってきました。

みんなこんなにびしょ濡れです。

そんな、強い雨もなんのその
踊りは中断されることなく続きます

そのまま、神輿を担げそうないでたちで、ホント粋なねえさんと言った雰囲気です。

元気一杯の女の子たちがやってきました。

全員そろって決めのポーズ。

今年は浅草のサンバカーニバルを見れなかったけど、今気付いたことがありました。

阿波踊りって、他の盆踊りなどと違って、パレードに近いものがありますね。

輪になって踊るのでなく、道路を踊りながら進んでいく。

リズムの違いはあっても、まさに浅草のサンバのパレードと同じ流れでした。

昨日も見た、子どもが中心の、のびのび連

先頭の男の子、かわいいですね。

若い人たちによって、多少踊りのスタイルは変わったにせよ、伝統の踊りが受け継がれていくのはいいもんですね。

今度は、少しだけ南に移動して隣の会場のスタート地点に。

踊りのスタートポーズ

昨日から踊りのフィナーレの部分ばかり見ていましたが、出だしの部分も面白いですね。

鳴り物の笛や三味線、鉦、太鼓のリズムに合わせて一斉にポーズを取ってスタートしていきます。

盆踊りは、輪になってぐるぐる踊りながら回っていきますが、阿波おどりは直線でまっすぐ進むだけ。

こうやって見ていると、踊りの最後もいいけれど、出だしの部分もいいですね。

こんなポーズから始まってたんですね。

ずぶぬれの子どもたち　寒そうです。
風邪ひかないといいけれど・・・

ずぶぬれのひよこ連の子供たち　頑張っています。

ひよこ連　子どもの多い連ですが、その子どもたちも年齢ごとに衣装が違っています。

初心者ゆえに良くわかりませんが、女性が男踊りを踊っていても｢男踊り｣と言うのでしょうか？

始まって２時間経過しました。来る途中生ビールを買いそびれてしまい、会場についてから飲まず、食わずの状態。腹減ったあ・・・

この辺で駅周辺の商店街の演舞場に移動して腹ごしらえを・・・

駅から続くパル商店街やルック商店街は人垣ができてとても中に入れない状況のため路地裏伝いに駅に向かい、駅前の特設ステージ横で少しだけ踊りを眺めながら缶ビールでのどを潤しました。

結局フィナーレを迎える前に大混雑を避けるため、高円寺の駅を後に。
阿波おどり、今年初めて見ましたが、めちゃ楽しかった。
旅行記をまとめている今も、これらの写真を眺めていると、鳴り物のリズムが耳の奥から聞こえてきます。
「ヤットサー」・・・

この旅行記へのコメント （2）

• Weiwojingさん 2009/09/06 10:08:27

  「高円寺阿波踊り」　−　雨の中でもすごいですね。

  ぬいぬいさん、お久し振りです。
  高円寺の阿波踊りはあるのは知っていましたが、こんなに迫力があるものだとは知りませんでした。一度本場の徳島に行き、見てみたいと思っていましたが、行かなくても高円寺で見られるのですね。
  とにかく雨の中をものとせず、踊りまくる人々の姿に魅せられました。来年は見に行きたいところですが、私はこの9月から再度中国に来ています。福建省福州市にある大学で日本語を教えることになり、昨日ここに来たばかりです。
  ここは暑いのには驚きました。32度くらいあるようです。ただ宿舎は冷房がついていますので、問題はありません。
  これから中国でのあちこちの旅行記を書くつもりですので、見ていただけると嬉しいです。
  では、また。
  
  Tamegai

  ぬいぬいさん からの返信 2009/09/06 22:45:33

  また中国ですか

  Tamegaiさん　こんばんは
  
  ご無沙汰でした。
  また中国でお仕事ですか。
  大連の時は現地の情報楽しませていただきましたが、ぜひ中国の建物ご紹介ください。
  
  ところで、高円寺の阿波おどり、今年初めて見ましたが結構見ごたえありました。
  徳島まで行かなくても、身近な高円寺で十分楽しめますので、来年は是非行ってみてください。
  
  中国の情報楽しみにしてます。