2009/07/06 - 2009/07/15
36位(同エリア130件中)
関連タグ
魚屋No1さん
- 魚屋No1さんTOP
- 旅行記68冊
- クチコミ45件
- Q&A回答216件
- 118,749アクセス
- フォロワー20人
マッターホルンの朝焼け 撮影時刻は7時50分です
(撮影場所は、有名なビューポイントではありません。後で示します)
私の定年記念として、クラブツーリズムの「アルプス4大名峰と花のハイキング さわやかスイス10日間」に参加しました。
4千メートル級のアルプスを見ながら山専門ガイドの説明を受けて歩くハイキングは、天気にも恵まれて、とても楽しいものでした。また、現物を是非一度見てみたかった野生のエーデルワイスに出会えたし、日本では珍しい登山鉄道に何回も乗ることができて、旅行自体は大いに満足できるものでした。
しかし、最終日に、山が見える数少ない部屋の割り振りが恣意的だったことが知れ渡ったこと、スイス最後の宿泊なのにホテルの周囲は何も無い麦畑、夕飯を会議室で食べさせられた等で、ツアーは崩壊。添乗員は徹底無視と相成りました。
1日目 7月6日(月) チューリッヒへ
スイス航空(LX161) 10:25成田発→15:55チューリッヒ着
同空港隣接ホテル泊 (私達は私的にチューリッヒ市街を偵察)
2日目 7月7日(火) カペル橋・ハイジの里等(本日の移動は全てバス)
・ルツェルン観光(ライオン記念碑、カペル橋)
・マインフェルト観光(ハイジの里)→泊:サン・モリッツ郊外
3日目 7月8日(水) ベルニナアルプスのハイキング
バス→サンモリッツ駅→ベルニナ線に乗車→アルプ・グリュム下車
→ハイキング(アルプ・グリュムからオスピッツィオ・ベルニナまで)
→バス→ロープウエイ→デアボレッツァ展望台→ロープウエイ→バス
→サンモリッツ市街散歩→バス→泊:サンモリッツ郊外
4日目 7月9日(木) 氷河特急・フルカ峠・ユングフラウへ
バス→サンモリッツ駅
・氷河特急に乗車(軌間1m、ランドヴァッサー橋チラ見、車内ランチ)
→アンデルマット下車→バス(フルカ峠越え→ローヌ氷河→ブリエンツ湖経由)
→ラウターブルンネン→WAB登山鉄道(軌間80cm)に乗車→泊:ヴェンゲン
5日目 7月10日(金) ユングフラウのハイキング・ユングフラウヨッホ展望台
徒歩→LWMロープウエイ→メンリッヒ展望台
→ハイキング(メンリッヒ展望台からクライネシャイデック展望台まで)
→クライネシャイデック駅→JB登山鉄道(軌間1m)に乗車
→ユングフラウヨッホ展望台
(スフインクス、プラトー展望テラス、トップ・オブ・ヨーロッパ)
→JB登山鉄道→クライネシャイデックえ→WAB登山鉄道→泊:ヴェンゲン
6日目 7月11日(土) ベルン経由でツェルマットへ
徒歩→WAB登山鉄道→ラウターブルンネン→バス
→ベルン観光→バス→カートレイン(レッチュベルクトンネル)→テーシュ
→マッターホルン・ゴッタルド鉄道→泊:ツェルマット
7日目 7月12日(日) マッターホルン周辺のハイキング
徒歩→地下式ケーブルカー→スネガ展望台→ロープウエイ→ブラウヘルト下車
→ロートホルン展望台→ロープウエイ→ブラウヘルト
→ハイキング(ブラウヘルト展望台からスネガ展望台まで)
・以後フリータイム
ツエルマットへ下山し、クライン・マッターホルン展望台へ→泊:ツェルマット
8日目 7月13日(月) モンブラン経由でチューリッヒへ
・朝焼けのマッタホルン撮影
徒歩→マッターホルン・ゴッタルド鉄道→テーシュ→バス→シャモニー
→ロープウエイでエギュー・デュ・ミディ展望台へ
→バス→泊:チューリッヒ空港の滑走路近くの麦畑に建つホテル
9日目 7月14日(火) スイス航空(LX160) 13:00チューリッヒ発
10日目 7月15日(水) →07:50成田着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
1日目 7月6日 チューリッヒへ
写真は。チューリッヒで食べ比べのために購入したトイシャー(左)とシュプリングリ(右)のトリフチョコレートです。
成田発のスイス・インタナショナルエアラインは無事チューリッヒに到着し、そのまま空港隣接のホテルにチェックイン。
しかし、このホテルが私の不満の始まり。それは、インとアウトがチューリッヒ泊で、町の散歩や買い物をたっぷりできそうだということが、このツアーを選んだ理由の一つだったのに、町に出るのが大変なホテルに泊まらせられたこと。
実際、旅程を見た時にはがっかりしました。しかも、割り当てられた部屋は、駐車場しか見えず、空港隣接のホテルに泊まる楽しさもありません。
ブツブツ言っても楽しめません。それに、チューリッヒでは、一般の商店が18時30分、デパートは20時に閉店してしまいます。幸い、解放されたのは17時なので、速攻、タクシーに乗ってチューリッヒのバーンホフ通りに行きました。タクシー代は、チップを含めて55フラン。到着は17時15分頃です。
旅行の下調べの時にに見つけたZENOという時計を扱っている店へ直行するも、「当店が扱うのは手巻きだけ。クオーツは取り寄せだから3日以上かかる」と冷たくあしらわれてしまいました。
仕方なく、イエルモリをざっと見てから、バーンホフ通りの店のウインドを眺めながら散歩していると、シャンパントリフで有名なトイシャーの前に出ました。そういえば、シュプリングリも近くにあるはずだから食べ比べをしようということになり、それぞれを購入しました。
結果は、普通に美味しいレベル。10年ほど前にベルギーのゴディバを始めて食べた時ほどの感激はなく、それぞれ2千円を投資した試みは、期待外れに終わりました。また、帰国時に購入したシュプリュングリのマカロンも、それなりに美味しかったものの、1個100円の価値があるかは疑問。
しかし、私らも実に贅沢になったものだという感想を得られたことは、面白い経験でした。
また、チューリヒで歩いたのはバーンホフの一部だけですが、今回行ったスイスの町で最も気に入ったため、此処で遊ぶためだけでも再度行ってみたいと感じています。シュプリュングリ スイーツ
-
帰りは電車にすることにしました。駅に着いての問題は、切符の買い方と、どの電車に乗るのかです。
ですが、切符の自動販売機には空港行きの専用ボタンがあり、簡単に解決。乗る列車の案内も、ドイツと同じに出発が黄色、到着は白表で、黄色には空港のマークがあり、これも簡単に判りました。
ただ、空港とのシャトル便があるのではなく、空港経由の急行があるだけなので、これは要注意です。
なお、写真の左側の電車が空港までのノンストップ便で、右が普通列車です。
10分ほどで、空港駅に着き、23時までやっている空港ターミナルのCOOPで食料を調達してホテルに戻りました。チューリッヒ駅 駅
-
2日目 7月7日(火) ルツェルン、マインフェルト(ハイジの里)、サン・モリッツ
ライオン記念碑は、写真をアップする価値無し。
カペル橋の方は、近年建て直したとはいえ、写真のような良い雰囲気です。カペル橋 現代・近代建築
-
橋の縁に鉢植えを並べていたのが珍しい景色でした。
また、近所にはマルシェもあり、美味しそうな果物を売っていました。
なお、同行の1人が買ってきて皆に配ってくれたイチゴが美味しかったことを憶えています。 -
ハイジハウスは、1万キロメートルも飛んできて、何の因果でこんなものを見物させられるのかと腹が立ほど安っぽくてばからしいものでした。これは同行者も同感のよう。
これなら、チューリッヒの町の観光とチューリッヒ湖のクルーズの方がよほど良さそうなのに、こんな旅程を組むやつの気が知れないと思いました。
が、今になっては、チューリッヒからサンモリッツへ行く際に丁度良い休憩所なのではないかと考えています。ハイジハウス (ハイジ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
-
同行の方から頂いた写真です。
-
移動はこんな感じのバスです。ハイジハウスからの集合地となった、マインフェルトの駐車場で撮しました。
ハイジハウスで降りだした雨は、サンモリッツに向かうにつれて強くなりました。峠越えでは、霰も降ってきたので、明日のハイキングは大丈夫なのかと心配になってきました。 -
3日目 7月8日(水) ベルニナアルプスのハイキング
写真は、宿泊したサンモリッツ郊外のホテルヨーロッパ。
本日は、この旅行で最初のハイキングです。窓の外を覗くと、少し雲があるものの、晴れ間が見えて一安心。
このホテルは、サンモリッツの町から4km以上離れています。かなり斜めですが部屋から山が見えたし、食事もそこそこ良かったのですが、自力ではサンモリッツの散歩ができないという残念さがあります。
なお、このホテルは、日本のツアーの定宿なのか、我々と同様の御一行様であふれていました。ホテル ヨーロッパ サン モリッツ ホテル
-
ホテルの周囲はこんな感じです。
景色は良かったので、朝の散歩は2日共楽しめました。 -
ベルニナ線に乗るため、バスでサンモリッツ駅へ行きました。
写真は、サンモリッツの駅サン モリッツ駅 駅
-
ベルニナ線は、軌道幅が、JRより狭い1メートルという、おもちゃのような電車です。
-
こんな景色を見ていると
-
森林限界線を越えたらしく、樹木が忽然と消えました。
-
ベルニナ線に小一時間乗り、ハイキングの出発点となるアルプグリュム駅で下車。
周囲はこんな感じです。アルプ グリュム駅 駅
-
ハイキングは、いきなり急な登りで、少々ばてた人が出たものの、きついのは此処だけ。
後は、ハイキング専門ガイドから道の脇に咲く高山植物の説明を受けつつ、緩やかな上り下りを快適に歩きました -
写真は、アルプスの3大名花の一つのロードデンドロン・フェッツルギネウム、愛称「アルペン・ローズ」
-
群落地はこんな感じです。
それにしても、高山植物がきれいでした。特に、残雪や氷河をかぶった厳しい表情の山との対比は絶景としか言い様がありません。
このツアーで特筆すべきは、これ以後も全てハイキング専門のガイドが付いたこと。お陰で、植物に不案内の私も十分に楽しめました。 -
これもアルプス3大名花の一つのゲンチアナ・ウェルナ、愛称が「春のリンドウ」です。
残りの1種は、エーデルワイスです。この鉢植えはサンモリッツで、野生種はマッターホルンのハイキングで見ました。 -
ガレ場を走る列車
鉄道好きにはたまらない絵です。 -
ということでもう1枚
-
途中にあったダムです。水は半ば氷っていました
-
ハイキングの終点のオスピッツベルニナに待機していたバスで、ディアヴォレッツァ展望台行きのロープウエイの発着地まで行きました。
-
ロープウエイに乗って10分ほどで、標高2984mのディアヴォレッツァ展望台に到着です。
7月なのに雪の上に立つのは少し変な気分でした。ディアヴォレッツァ展望台 山・渓谷
-
雲が多く、向かいのピッツベルニナ山は見えません。
氷っているのに、崖の近くまで人が入っているのには驚きました。 -
それが、展望台の休憩所で昼食を食べていると、雲が薄くなってきました。
そのため、同行の全員で添乗員を拝み倒し、帰りの時間を延ばしてもらうと、写真のように雲が消えていき、皆は大満足で下山しました。 -
その後、サンモリッツの町に寄ったものの、あたりまえのT シャツが300フラン、時計は千フラン以上という、信じられないような品を置いている店ばかりで、町歩きには興味を失ってしまいました。
此処で鉢植えのエーデルワイスを見て、アルプスの3大名花はとりあえず見たことになりました。そのため、今夜は、ホテルで大人しくしていました。 -
4日目 7月9日(木) 氷河特急・フルカ峠・ユングフラウ(ベルナーオーバーランド)へ
我々が乗る、サンモリッツ駅に停車していた氷河特急の機関車です。
ヨーロッパのホームの高さはレールとそんなに変わらないので、こんな写真も撮れます。実は、記念写真もあるのです。 -
結構高い場所を通ります
-
沿線のハイライトとも言えるランドヴァッサー橋です。
がしかし、修理中で赤いシートが張ってあります。クラブツーリズムのしおりには「期間限定の赤いランドバッサー橋」と書いてありますが、期間限定より、石の橋が見たかった。
ま、仕方ありませんが。ランドヴァッサー橋 建造物
-
クールは、ヨーロッパに多い、行き止まり型の駅です。機関車を付け替えて走るので、進行方向が変わります。
クールを出てしばらくすると、座席まで食事を運んでくれます。メニューは、サラダ、小牛のクリーム煮、デザートが付く本格的なもので、美味しく食べられました。
なお、この食事の出方から、クールで下車するツアーは、30フランの食事を節約するためだということが判りました。 -
食後にグラッパを頼むと、曲芸的に注いでくれるという話を聞いて頼みました。
実際、写真のイケメンが高いところからこぼさずに注いでくれました
なお、氷河特急では、傾いたワイン用のグラスも有名です。でも、現在は使っていないということなので、これに15フランも出すのはばからしく、購入しませんでした。 -
さほどの勾配ではないと思いましたが、ラックレールが敷いてありました。
-
下車したアンデルマットの駅です。
-
バスに乗り換えて少し走ると、我々の乗った氷河特急が踏切を通過します。
-
客車の雰囲気がよく判る写真です。
-
氷河特急は、こんな景色の中を走っているのです。
-
フルカ峠を越えると、氷河特急という名の基になった、写真のローヌ氷河の脇のドライブインで休憩です。
-
7フランの入場料を払うと、ローヌ氷河をくりぬいたトンネルに入れます。
氷河の表面は、決して綺麗とは言えませんが、内部は写真のように青く輝いています。 -
氷河のトンネルから出てくると、我が一行がマーモットを見つけて大騒ぎしていました。
-
バスは、更にグリムゼム峠を越えて、ユングフラウ、メンヒ、アイガーのあるベルナー・オーバーランド地方に向かいます。
-
本日泊まるベンゲンで走行できるのは、原則として電気自動車だけです。
そのため、ラウターブルンネンでバスを降り、写真の電車に乗り換えました。
自転車でも追い越せそうな速度で走っているため、たった30kmなのに1時間近くかかりました。理由は、標高差が約480?もあり、速度を出せないラックレールを使わねばならないためです。ラウターブルンネン ミューレン山岳鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
宿泊したホテルのシルバーホルンです。写真は翌日の朝に撮したもの
建物は、絵に描いたようなスイス風のものでした。しかし、割り当てられた部屋は、広場とクレーンだけしか見えずに殺風景でした。
募集時は、ヴェンゲンブリック指定とあったが、同じツアーが2組も出るほど盛況だったためか、我々のグループははじき飛ばされて、ホテルのグレードを上げてつじつまを合わせたものの、室料が高い山側の部屋にまではできなかったと想像しました。 -
ホテルのすぐ前の駅前広場からの眺望は絶景でした。写真は翌朝のものです。
ホテルの一階にはCOOPが入っていました。
覗いてみると、スイス政府観光局にもらったパンフで狙いをつけていたCailler(カイエ)のチョコレートがありました。100グラムのものが1.5?1.9フランと安かったため、試食用に購入。日本のものとは雰囲気が少し異なる味で、お土産には良さそうだったので翌日大量購入しました。Caillerは、スーパーのミグロには置いてなかったし、後日立ち寄ったドライブインでは3フランだったので此処で買ったのはよい判断でした。
なお、スイス観光局の日本語パンフは、ネットで求めれば送料の負担だけで送ってくれます。しかも、どの旅行ガイドも触れていないコアな情報が満載なので、スイスに出かける際は必ず手に入れておいた方がよいと薦めます。ヴェンゲンアルプ鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
今日は木曜日なので、アルペンホルンやヨーデルの夕べがあると添乗員が教えてくれました。
食後、部屋で休憩していると、幾つものカウベルを鳴らす音が聞こえたので、窓から見ると、30人ほどの大人と子供がベルを鳴らしながら行進していました。
飛び出して写真を撮っていると、イベントは、ホテルの裏のテントで開かれることが判りました。早速行ってみると、話のとおりの出し物が行われていたし、ソーセージやワインなども売っており、飲んだり食べたりしながら結構楽しめました。 -
5日目 7月10日(金) ユングフラウ山麓のハイキングとユングフラウヨッホ展望台
ハイキングの出発点となるメンリッヒ展望台へ行くLWMロープウエイの駅舎です。
ホテルの直ぐ裏にあります。 -
今日のハイキングは、メンリッヒ展望台からクライネシャイデックまで歩きます。
歩き始めは曇っていたものの、眺望は次第に開けてきました。 -
高山植物は、サンモリッツより多い感じです。
此処でも、付いてくれたガイドの説明で花のことがよく解りました。もっとも、すぐに忘れてしまいました。 -
それにしても、一行の女性陣の花の知識の豊富さには驚きました。
-
ハイキングの終点で、ユングフラウ展望台行きのJB登山鉄道(軌間1m)の乗車駅でもある、クライネシャイデックに近づいてきました。
アイガーとメンヒは時折見えるも、ユングフラウ(若い女性)は、恥ずかしがってか姿を現しません。クライネ シャイデック駅 駅
-
クライネシャイデック駅に停車していたJB登山鉄道です。
昼食を食べてから、このタイプの電車でユングフラウヨッホ展望台へ行きます。
クライネシャイデックは、トップオブヨーロッパ展望台への鉄道の起点で、多くの人でごった返していました。 -
展望台から下ってきた登山電車です。
見てのとおり、貨物用の貨車が付いています。 -
写真は、アレッチ氷河。
展望台はガスっています。そこで、最も高い場所のスフインクス展望台へエレベーターで行ってみましたが此処も雲の中です。風が強いこともあり、アイスパレスへ退避して見物するも、またこれがまた極めてチープな代物でがっかり。
なお、「展望台内のエレベーターはスリが多い。此処まで上がってくるには2万円もかかるので、力が入っているから特に注意して」と、添乗員に言われてました。
実際、スフインクスまでのエレベーターへ乗る際、一般の観光客とは明らかに違う風体の男が数人、押し込むように乗り込んできました。幸い、注意があったので同行者には何事もありませんでした。
更に、雪原の帰りにエレベーターの前を通ると、先ほどエレベーターに乗り込んできた者が、また人を押し込みながら乗ろうとしていました。これは、添乗員が言うとおり、確実に怪しい人物です。そのため皆で押し返して乗せませんでした。 -
そこで、もう一つの見所のプラトー展望テラスに出てみると、前よりも視界が開けてきています。
セーターとカッパで完全武装して粘っていると、雲が切れて写真のメンヒが姿を現してきました。これで満足と、展望台の建物内に撤退したのは言うまでもありません。 -
写真は、前日の夕方に見つけた、ベンゲンで最良のビュースポットで撮ったものです。
この場所は、ホテルの前の広場を突っ切って、WAB登山鉄道の線路を跨ぎ超した先にすぎません。徒歩1分で到着できるので、同行の誰もが記念撮影をしていました。ヴェンゲンアルプ鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
6日目 7月11日(土) ベルン経由でツェルマットへ
写真は、この日の朝に撮ったヴェンゲンの駅です。 -
ベンゲンからWAB登山鉄道に乗り、ラウターブルンネンで下車。
するとこんなに可愛い電関(電気機関車)が。
ラウターブルンネン ミューレン山岳鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
横から見ると更に可愛い電関です
-
ラックレールの仕組みがよく判ると思います。
-
ベルンで下車したのはバラ公園です。この後は、街の散策とランチです。
写真は、運転手がバラ公園で披露してくれた伝統のフラッグセレモニーです。バラ公園 広場・公園
-
バラ公園は、市街を一望する高台にあるため、眺望はグッドです。
-
熊公園は、ベルンのキーワードで調べると必ず上位に現れる場所ですが、1頭だけいた熊が4月に死んでしまったとのことです。
ヨーロッパでは、野生の熊は絶滅しているため、補充もままならないらしく、空の飼育場では子供が遊んでいました。ニーデック橋 建造物
-
ベルンは、アーレ川の湾曲部にあります。
そのため、旧市街に入る際はこんな風景が見えます。 -
写真は、世界遺産の旧市街。
でも、ヨーロッパならどこでも見られる程度の町です。
また、ベルンの象徴とされている有名なカラクリ時計も、実にショボイものでした。 -
看板犬です。
-
昼食はこんな感じの肉料理。
美味しさのレベルは、見てもらえば判るとおりです。 -
ベルンからツェルマットまでは、ユングフラウ山脈を貫通するレッチェベルクトンネルを抜けていきます。
このトンネルは、鉄道用です。自動車はカートレインに乗って通過できます。自家用車は勿論、バスだって、サイドミラーを倒しで車高も下げれば、乗客を収容したまま乗れるんです。 -
ツェルマットは、ユングフラウのヴェンゲンと同様に自動車が入れません、そのため、テッシュから、スイスの山岳鉄道に多いラックレールの電車に一駅間だけ乗りました。写真は、初めて見たマッターホルン。
ツェルマットの町に着いて驚いたのは、人の多いこと。東京の繁華街と大差ありません。 -
ホテルに入る前に食事をするとのことで、上の写真のようにマッターホルンをチラリ見しただけでレストランに行きました。
メニューは、スイス名物のチーズフォンデュ(写真)です。
しかし、単純な味で直ぐに飽きてしまいました。そこで、持っていたジャガビーや柿ピーを入れてみると、これがなかなかいけます。この行動は、あっという間に同行者に広まり、手持ちのアラレ・煎餅類に加え、バナナやチョコレート等を入れる人まで出てきて、旨い・微妙など大いに盛り上がりました。
添乗員は我々の行動に困ったようですが、チーズフォンデュを食べる際には、ジャガビーやポテトチップス等を持参した方が楽しめると思います。 -
食後、マッターホルンのビューポイントで有名な橋を渡り、ホテルに向いました。
がしかし、川の護岸がコンクリートでがっちり固められています。
風情が全く無くてガッカリ。 -
この写真は、不細工な護岸を外して撮ったものです。
宿泊するホテルは、スイスの典型的な造りの建物ですが、町外れの寂しい場所に建っています。同宿は高校生のスキースクールらしいので、クラスとしては民宿程度なのかと思えます。
しかも、マッターホルン方面の視界は、隣接の建物にふさがれています。そのためか、山が見える部屋は2室だけしか確保できなかったと添乗員が言いました。ともあれ、指定された部屋に入ると、案の定、隣のホテルと庭だけしか見えず、ガッカリ。
添乗員は 部屋の指定をアミダで決めたと言っていましたが、極めて恣意的に行っていたことが最終日に判明し、我々が爆発した原因の一つになりました。 -
7日目 7月12日(日) マッターホルン周辺のハイキング
午前8時17分です。
マッターホルンの頂上には雲がかかっていますが、今朝も絶好の天気です。
この写真は、表紙と同じ、ホテル ペレン(Hotel Perren )の山側の道路、コルナーグラート鉄道の陸橋の脇で撮りました。
見つけたきっかけは、知り合いもこの日にホテル ペレンの近くの泊まるため、会おうということになり、先着の我々が前日に散歩がてら偵察に行ったことです。
この日は、出発時間を間違って憶えていて、朝食後にこの写真を撮りに行ったため、同行の皆さんに迷惑をかけたという失敗をしてしまいました。 -
写真は、午前9時に到着した、マッターホルンがもっとも綺麗に見えるというロートホルン展望台です
此処へは、地下式ケーブルカー→スネガ展望台→ロープウェイ→ウエイブラウヘルト→ロープウェイの順に乗り継いで行きます。
また、何故か判りませんが、滑り台などの遊具がありました。ロートホルン パラダイス 山・渓谷
-
ハイキングの起点は、ロープウェイで一段下がったブラウヘルトです。
ハイキングは、雪山を見ながら整備された登山道を歩きます。
実に良い気分でした。 -
最初に見つかったエーデルワイス。
このハイキングで何と言っても最大のトピックは、エーデルワイスが見られたこと。半ばあきらめていたので大感激しました。ハイキングガイドのお姉さん、ありがとう。 -
しかし、この時代のデジカメでは、人物にピントを合わせる能力がありませんでした(知らなかっただけかも)。
そのため、この写真のように地面にピントが合ってしまい、ピンボケでしか撮れなかったことが無念です。この時だけは、一眼レフが欲しいと感じました。 -
ハイキング再開です。
空と雪山が明るすぎるため、良い写真がなかなか撮れません。 -
日本人が好きな、逆さマッターホルンです。
この池で釣りをしている人がいました。ハイキングガイドの話によると、マス釣りに来ているのだとのことです。
そこで池の中を見ると、クチボソのような魚が沢山泳いでいます。手で掬って観察すると、マスのようにクネクネと泳いでいないこと、鱗が無いこと等で、アブラハヤ、タカハヤ等に近縁の冷水性のコイ科ではないかと思えました。
写真を撮っておけば同定できたのに、忘れたのが残念です。 -
また、エーデルワイスが見つかりました。が、写真は相変わらずイマイチです。
-
ハイキング再開。
森林限界線を越えて歩くことは、日本だと駒ヶ岳の千畳敷カール、乗鞍くらいでしかできません。 -
ガレ場も歩きます。
-
出発から3時間後、到着したスネガ展望台でマッターホルンを見ながらの、おにぎり昼食です。
スネガ 山・渓谷
-
フリータイムの午後は、標高が3,883mでヨーロッパ一高い展望台というガイドブックの言葉に惹かれて、クライン・マッターホルン展望台へ行きました。
私の計画を聞いた人が加わり、総勢は8人になりました。
クライン・マッターホルンの下りは16時が最終ということなので、弁当を食べると直ぐに下山し、ツェルマットの町の反対側の端にあるロープウエイの駅まで早足で20分歩きました。
料金は約8千円でした。マッターホルン グレーシャー パラダイス 山・渓谷
-
氷の世界へ、いきなり突入します。
-
他に乗客はいません。そのため、ケーブルカーの窓に皆でへばりついて見ていました。
-
ロープウエイとエレベーターを乗り継ぐと、30分後には標高3883mのマッターホルン・グレッシャーパラダイス展望台に立てます。
しかしながら、写真のように、マッターホルン方面には雲があり、こちら方面の視界は全くありません。
景色は見えなくても、富士山より高い場所に簡単に到達できただけで満足です。 -
記念撮影を済ませたら、さっさと展望台の食堂に退避しました。
大きな目的は、このロープウエイに乗ると付いてくるレストランでの無料のお茶とケーキです。こんなに荒涼とした氷と岩の世界を見ながらのお茶が珍しい一行は、非常にハイテンションになって、おしゃべりが弾みました。
このサービスについては、切符売り場の係員が説明してくれたのですが、ドイツ語も英語も殆どしゃべれない一行は、駅員の言葉を十分聞き取れません。
ケーキorティか&かに分かれてしまったため代表が聞きに行ってorと判明。もっとも、これはこれで大いに盛り上がりました。また、お茶とケーキは、予想以上に美味しかったことも報告しておきます。 -
下ってくると、頂上が雲に隠れてしまって富士山型になったマッターホルンが見えました。
-
8日目 7月13日(月) モンブラン経由でチューリッヒへ
ツエルマット最終日の朝は、早起きして朝焼けのマッタホルンを撮影しに行きました。
この写真は、現地着後直ぐの午前5時32分に撮したものです。マッターホルンはうっすら見えますが、集落はまだ真っ暗です。
撮影場所は、一昨日の夕方に見つけた、ホテル ペレン(Hotel Perren )の山側の裏口側で、コルナーグラート鉄道の陸橋の脇です。 -
時刻は5時42分。前の写真の10分後です。
私の撮影場所への行き方は、ツエルマット駅を起点にすると以下のとおりです。
1 ビューポイントとされているCouronneホテル前の橋を渡る
2 80メートルほど先の最初の十字路を左折
3 そのまま真っ直ぐに上り坂を行く
4 約400メートルでコルナーグラート登山鉄道の陸橋に到着 -
5時49分 マッターホルンの頂上がいきなり燃え始めました。
コンクリート護岸が映るアングルでマッターホルンを撮っても仕方ないと思い、こちらにしました。同行者にも声をかけたのですが、誰も来ませんでした。
そのため、この場所で撮影していたのは私と連れだけです。 -
5時50分 2番目の写真と同時刻です。
ホテルへ戻ってからビューポイントの橋へ行った人に聞いてみると、大混雑で大変だったとのこと。集落の頭上で燃えるマッタホルンも十分すばらしいので、落ち着いて見たい人はこちらへ行かれることを薦めます。 -
写真は、シャモニーの街から見たモンブラン方面
モンブランは、お椀を伏せた何処にもありそう形の山なので、自信はありませんが、この写真の中央部のピークの方向にあるはずです。
モンブランへのロープウェイの起点があるシャモニーはフランスの都市です。国境越えをした筈なのですが、全く印象に残っていません。
ともあれ、シャモニーは昼に到着しました。昼食は塩鮭定食。私と連れは特に日本食を欲していませんでしたが、同行の人達は久しぶりの日本食で喜んでいました。
この御飯は、日本人の若い夫婦が、知り合いのレストランを借りて調理と席の確保を行ったとのことです。塩鮭も自分で作ったと聞きました。味の方はともあれ、海外で頑張っている人を見ると応援したくなのは、歳のせいですかね。 -
ロープウエイ乗り場はそこそこ混んでおり、30分ほど待ちました。
これはロープウエイ上から撮ったものです。
下界は半袖でも暑いくらいだったのに、いきなり氷の世界なので面食らいました。 -
ロープウエイは、途中で乗り継いで、シャモニー側の北峰駅に到着します。
午後の山が曇るのは常識です。心配したとおり、モンブランの頂上は雲に隠れてしまいました。エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験
-
無常にも、モンブランでない方面には雲がありません。
-
この展望台は、2つの峰に建てられた2棟の建物で、その間を橋で結んでいます。北側の建物はフランスのシャモニーからの、反対側の建物はイタリアのエルブロンネル方面へのロープウエイの発着所になっています。
この写真の、3,842m地点の山頂テラスへは、イタリア寄りの峰に建っています。
ヨーロッパで1番高い3883mのトップオブヨーロッパ展望台へ上がった我々は、No2も制覇するため、連絡橋を渡って目指しました。 -
景色はともあれ、記念写真だけは残しておかねばなりません。
-
エルブロンネル展望台行きの3連ゴンドラのロープウエイです。
このロープウエイは、2つの氷河とフランス・イタリア国境を越えるため、是非乗りたかったのですが、スイス一周ツアーで望むのは無理でしょうね。
-
イタリア寄りのモンブランテラスを橋の上から見ましまた。
それにしても、氷と岩の上によく作ったものです。 -
北峯駅側から見た山頂テラス
こっちもすごいものです。 -
スイスの観光は全て完了 チューリッヒへ向けて走ります。
-
スイスで泊まる最終のホテルは、パーク・イン・エアポートという名前です。名前からだと、空港隣接と思えますが、実際は、ターミナルから4kmも離れた麦畑の中に建っています。
部屋からの眺望も、写真の資材置き場だけなので、早々に食事の場所に行くと、この部屋は、折りたたみ椅子と折りたたみの長テーブルが置いてある会議室です。しかも、折りたたみテーブルには、料理の大皿が乗っています。当然セルフサービスです。
スイスで最後の夕飯なので、旅行の記念にと、背広にネクタイ・ワンピース等で正装していた人もあったし、私も少しはイベントを期待していたのに、これにはがっかり。
当然、食中の話題は、ハイキングや展望台がすばらしかったことに比べ、約42万円のツアーなのに、眺望の利かない部屋に泊まらせられたことと、最終日にこんなホテルへ泊まらせるセンスの悪さに集中しました。
どうにも収まらない一行の大部分は、ホテル前の麦畑の畦に何とはなく集まり、日本では見られない真っ黒なナメクジを突っつきながらしゃべっていると、マッターホルンを見える部屋は、1人参加の人に2泊とも割り当てられたことが判明しました。それまでは、添乗員にも多少の同情がありましたが、それもこれで終わり。
そんなこんなの後、ホテルのエントランスに戻って出会った添乗員に、翌日の集合時間は10時と言われ、こんな場所からはサッサとおさらばして空港で買い物したいという思いが強い皆は、ブーイングの嵐を加えました。 -
7月13・14日(9・10日目)
写真は、空港で見つけたエールフランスのBAe146です。メーカーはイギリスの
ブリティッシュ・エアロスペース(現BAEシステムズ)で、旅客機には珍しい高翼、短距離用なのに4発、というユニークな機体です。日本では飛んでいな機種だし、英国王室の専用機になっていた機体がダイアナ妃の遺体を運んだことでも有名なので、何枚も撮しました。
空港へは10時半に到着。飛行機は13時発なので、搭乗手続きが終わると一旦解散になりました。
手続き中、免税エリアに入る前のところに焼きたてのパンを売っている店を見つけました。ドイツパンは美味しいし、保存も利くので、今回の旅行では必ず買って帰るつもりでいました。そのため、直ぐに飛び込んで、田舎パン・バーゼルパンなどをかさばるにもかかわらず5?6個購入しました。 -
パンの続き、
帰宅してから食べると、どのパンも極めて美味しかったし、1個3フラン前後と安く、結果的にこれがスイスでの最良のお土産でした。。少々かさばるものの、1週間以上保存できるので、これからスイスに行く人には、できるだけ大量に購入することを薦めます。
また、これらのパンは、ヨーロッパ風の発酵バターをつけるとより一層美味しくなります。私は発酵バターを買いそこないましたが、これも併せて購入することを薦めます。
なお、持ち帰ったのは、帰りの飛行機で出たものだけなので、メーカーも、売っている場所も判りませんが、空港のCOOPにも、飛行機やレストランで出たものと同じ一人用のパッケージを見た記憶があります。そのため、気にしていれば簡単に探し出せるはずです。 -
帰りの飛行機は何事もなく日本に帰着しました。それにしても千葉県はゴルフ場が多いですね。
最後に、スイス再訪のエネルギーチャージのため、心残りを3つ揚げておくことにします。
・エルブロンネル展望台行きの3連ゴンドラのロープウエイに乗ること
(2つの氷河とフランス・イタリア国境を越えるため)
・サンモリッツからティラーノまでベルニナ線で行くこと
(ブルージオのループ橋を通過したい)
・Ju52/3mに乗ってアルプス遊覧飛行をすること (Juエアーが運航中?)
(Ju52/3mは、第2次世界大戦時のドイツ製の3発の輸送機)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- noodleさん 2010/09/16 21:07:20
- シャモニー展望台
- 魚屋No1さん はじめまして。
アルプスはやはり雄大ですね!!
特にシャモニーの展望台はすごいなぁ♪
私もおしりむずむずを体験してみたいです。
エーデルワイスってお花の名前なんですね。知りませんでした。
これからも素敵な旅行記を楽しみにしています。
Noodle
- 魚屋No1さん からの返信 2010/09/18 09:52:51
- RE: シャモニー展望台
- > こちらこそ初めまして。
スイスの旅行記、読んでいただいたようですね。でも、現物のすごさは伝えきれていません。是非、行って体感してください。
それと、私は、この12月にアンコールワット行きを計画しています。Noodleが掲示板に書き込んでいただいたお陰で、シュムリアップの雰囲気を感じられる旅行記を読むことができました。感謝しています。
それでは折々に。
-
- さすらいの食いしんぼうさん 2010/03/28 23:19:20
- ちょっと辛口、こだわりの...。
- ちわ〜!魚屋No1さん!
魚屋さんはリサーチがすごいですね。「どこの何を食うべし、どこで何を買うべし...」チューリッヒなんかで魚屋さんが羅列された店や商品なんかを見て「へ〜ぇ」と感心。(シャンパントリュフというのはおいしそうですね)また京都の旅行記なんかを見てももうこれは旅行雑誌の「るるぶ」や「マップル」顔負けです。ご本業でも「茂魚が旬だとか、鰈は豊後か若狭か」というこだわりがあるんでしょうね。きっと。
さてそんな魚屋さんのアドバイス、ハイキング顛末記とともに参考にさせていただきます。ちょっと辛口でこだわりの(なんか銘酒のCMみたいですが)ブログ。とても読み応えがありました。
まずはお礼とお近づきのごあいさつまで。これからもよろしくおねがいいたします。
さすらいの食いしんぼうより
- 魚屋No1さん からの返信 2010/03/30 11:12:59
- RE: 私は、単に貧乏性の食いしん坊なだけです
- > ご返事をいただいて有り難うございます。
> 私の旅行は、面白そうな経験が出来ないか、珍しい食べ物がないか等を探しまくっているだけにすぎません。
> ただ、今回のスイスは、山を中心に旅行をしました。それはそれでよかったのですが、是非やりたかったものの、あきらめたことがいくつかあります。しかし、さすらいの食いしんぼうさんは、個人旅行のようだし、時間もありそうなので、極めてマイナーなものですが、もし興味をお持ちになったら試してみてください。
> ユンカースJ52の遊覧飛行
J52は、第2次世界大戦前のドイツ軍が使っていた有名な輸送機で、ムッソリーニの救出やロンメルのアフリカ戦線等で使われました。こんな飛行機を使った遊覧飛行が、何故かスイスにあります。料金は、少々お高いのですが、、鈍足で、あまり高く飛べない飛行機で、アルプスを見るのは格別だと思います。しかも、エンジンが機首と両翼に付いているという極めて珍し形式の飛行機なのですから。情報は、わがまま歩きにあります。
> フルカ峠越え旧線の復旧ボランティア
氷河特急は、ローヌ氷河の裾を走ることで付けられた名称ですが、トンネルが出来てからは見ることが出来ません。
現在、鉄道ファンクラブが旧路線を購入して、一部を復旧しながら蒸気機関車を走らせています。現在も、多くのボランティアが参加して復旧工事を行っているようです。私も、アンデルマット付近で、大人と子供が一緒になって実に楽しそうに行っている作業を見ました。半世紀前の鉄道小僧にとっては、鉄道の復旧に参加できるなんて夢のようなことですので、実にうらやましく思いました。
ただ、これに乗ることだけでも1泊必要となります。ましてや、ボランティアに参加する日本人などまずいないでしょう。そのため、これらを経験できれば、鉄道ファンから絶大な尊敬を持って迎えられると思います。但し、参加の方法は知りません。
追記の内緒話
ヨーロッパのソーセージやハムは美味しいですね。特に、サラミとベーコンは格別ですが、ヨーロッパからの肉類は一切輸入禁止です。
しかし、これを監視をする検疫所は、申告した者だけしか没収しません。これで防疫が出来るとは、全く疑問です。
-
- こなんさん 2010/03/22 10:50:13
- 絶景ですね
- 魚屋No1さん、こんにちは。
こなんです。
表紙の写真はきれいですね。
いろいろあったご旅行だったようですが、でもアルプスをハイキングできたのは本当に素敵でしたね。
魚屋No1さんのこだわりも、楽しく読ませていただきました。
ガイドが付くと料金も上がりますが、でも色々説明を受けるとその場所を深く理解できるので、旅が充実しますよね。
私は屋久島でのネイチャー・ガイドさんに白谷雲水峡や縄文杉に連れて行って頂いたのですが、
とても印象深くかつ思い出深い旅行になりました。
スイスでのパンがおいしいそうですね。
先日、家族がスペイン旅行からの帰りチューリッヒで乗り継ぎしたのですが、パンを買ってきてもらえば良かったなあ。
また旅行記を楽しみにしてます。
- 魚屋No1さん からの返信 2010/03/27 10:18:22
- RE: 絶景ですね
- こなんさん、こんにちは。訪問していただいて有り難うございます。
お褒めいただいた表紙の写真は、旅行記にも書いたように、添乗員が連れて行く最も有名なビューポイントの橋とは違う場所で撮りました。私の写真ではうまく写っていませんが、実際は、これ以上に絶景です。特に、窓辺に花を飾ったスイスの建物がマッターホルンの裾野に広がる風景は、此処だけでしか見られません。橋からは数分で着くので、スイスに行かれる際は、是非此処まで登ってみてください。
旅行の方は、色々書きましたが、十分満足しています。実際、個人では難しいフルカ峠越え、利用した登山電車は全て専用車両等の便利さがありました。
ただ、それなりに緊張を持続し続けなければならない個人旅行と違って、ツアーは精神的に暇です。アラばかり目に付いてしまい、こんな旅行記になりましたが、ツアーは、これからも行く先に応じて使うつもりでいます。
但し、+αの個人行動は、きっとやると思います。尤も、添乗員には嫌われるでしょうが。
この旅行記は、私にとって初めてのものですが、書いてみると、計画、実際、後と、三度美味しいことに気がつきました。これからも追々書いていくつもりですので、これからもよろしくお願いします
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
アレッチ氷河周辺(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
105