ライアンエアーとエアリンガス～～格安エアに乗ってみる～2009年ロンドン・アイルランド旅行４

2009/08/05 - 2009/08/06

2009年8月3日～12日、ロンドン・アイルランド旅行。
基本はロンドンに滞在して、ついでにアイルランドにも足をのばした、というスタイルの旅行になりました。
今回はフラット滞在でネット環境があるため、試しに現地から旅行記の更新と投稿を行ってみます。また今回の旅行記は、時系列でなくテーマ別に書いたほうが読みやすいと思い、そのよう書いていきます。

ロンドンから足を伸ばし、アイルランドに行こうと思いたちました。その方法は･･･格安エアーと呼ばれる、飛行機会社を使っての空路での往復です。
格安エアは、ネットを使ったチケット販売やオンライン・チェックイン、飛行時の荷物預かりや飲食物の有料化で、徹底的なコスト削減を図り、ヨーロッパ中を格安で旅行できる存在で、いまや経済的な旅行の常識となった感もあります。

アイルランド・ダブリンへは、格安エアの草分け的存在のライアンエア(Ryanair)が盛んに便を飛ばしており、凄いときには1000円以下でのフライトができます！
またそれにより、アイルランドのフラッグ・エア（JAL的存在）のエアリンガスも価格競争に巻き込まれざるを得ず、やはり同社のHPより格安エアと同じ仕組みで、安いフライトを予約できるようになりました。

今回は行き・ライアンエア、帰り・エアリンガスでのフライトを試してみました。お値段は、ライアン･･･税金込み１ポンド+クレジットカード使用代金５ポンド＝計6ポンド、エアリンガス･･･諸税込み19.99ユーロ+クレジットカード使用代金5ユーロ＝24.99ユーロ。
ちなみに前者は約1000円、後者は約3500円です。安！！！！

エリア ダブリン(アイルランド)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: エア･リンガス

格安エアは、通常使用される空港とは違い、郊外にある空港を利用するケースが多いです。
ここロンドンでも、ライアンエアはスタンステッド空港かルートン空港からの発着になります。ネットから予約をするときに、自分で予め確認しておかなくてはなりません。

今回のライアンエアは、スタンステッド空港というロンドンから車で約1時間10分ほどの郊外にあります。

さて、今回はOrbis Air Linkという会社のエアーバスを予めネット予約していったのですが、、、
http://www.orbisairlink.co.uk/
時間になってもバスがこない（涙）。

咄嗟の判断でそれを諦め、急遽ヴィクトリアのコーチ・ステーションに移動、スタンステッド空港までのナショナル・エクスプレスのバス便をなんとか捕まえることができ、時間ぎりぎりにチェックインすることができました（汗）。
バスの運ちゃんいわく、『You are lucky!』だそうです。

時間には余裕をもっておきましょう！格安エアは、払い戻しとか次の振り替え便などはありません。すべてが自己責任です。

スタンステッド空港の内部です。
中はかなり大きい。

【注意！】
ライアンエアでは2009年8月現在、日本人を含む非ヨーロッパのパスポート保持者は、オンライン上でチェックインを済ませることができるようになりました。これで運賃をさらに安くすることができるようになりました。
しかし飛行機に搭乗するためには、ライアンエアのカウンターにならび、『VISA CHECK』というスタンプを、プリントアウトした航空券にもらう必要があります。
このため、カウンターに並んで待つ時間がかかります。
それも計算していってください。

この手続き自体は10秒くらいで終わりますが、なにせ行列ができていることもあるので･･･。

ライアンエアの内部です。
横に３列×２シート、席はかなり狭いです。居心地はあまりよくないが、１０００円のお値段を考えると仕方ない。

そういえばライアンエアは経費削減のため、飛行機のタラップまでは自分で空港の道路を突っ切って渡る必要があります。
慣れていないと割とカルチャーショックかも。
あとタダでもらえるのはライアンエアの機内誌だけ。それ以外は全て有料という徹底ぶり。

ダブリンまで１時間弱、無事に飛行することができました。時間より早く到着すると、微妙にチープなファンファーレが鳴って、思わず苦笑。

これはダブリン空港の看板です。

これが、、、
エアリンガス専用の搭乗ゲートの壁に飾ってあるのだから、そのあざとさが伺えます。『ウチのほうが安いよー！』というアピール。
こういったキワドイ広告戦略も、ライアン独自の路線です。検索してみてください。この会社、この手のエピソードやネタには事欠きません。

ダブリン空港です。

アイルランドでは郊外には空港がないため、格安エアもフラッグシップエア（従来からの航空会社）も、すべてこのダブリン空港に発着陸します。
分かりやすくていいですね。

ダブリンの街に出るには、この緑色のダブリンバス・エアーリンクが便利。
１日乗車券つきで１人５ユーロ。
空港では、バスの発着場にチケットの自販機があります。

３０分もあれば街の中心部につきます。

逆に市内から空港に行くときには、この看板のある場所で待っていると、緑色のバスがやってきます。

ダブリン空港の中です。

夏のダブリン空港は混んでいると聞いていたのですが、時間が午後５時と微妙に遅い時間だったので、がらがらに空いています。
これが週末の午前中ともなると、すごい人の行列でした。

帰りはアイルランドのフラッグシップエア、
エアリンガスで帰ります。

ダブリン空港の地下には、エアリンガスの専用カウンターというのがあります。１４番というのがそれです。しかし結構な行列なので、できれば『FastPass』と呼ばれる機械でのチェックインで済ませたほうが良いです。
操作は簡単、予約時の予約ナンバーか、または自分の名前とパスポート番号を機械に打ち込むだけ。

こちらからでシュミレーションができます。
http://www.aerlingus.com/FastPass/screen0_attractLoop.htm
３分もあれば、スルスルっと航空券が出てきます。列に並ぶ必要なし。
預け荷物がある場合は、１４番に行ってセルフで荷物を預けましょう。（これには別途料金がかかります。）

さあ、エアリンガスにのりこむぞ！

エアリンガス内部です。
さすがにライアンエアよりも広々している！

職員さんもしっかりしていて、さすがはフラッグシップエア。でも飲食物は有料･･･。

免税品の販売ももちろんあります。
これは飛行機の模型。

グリーンの色がカワイイ！

これまた無事に１時間弱のフライトを終えて、
無事にロンドン・ガトウィック空港に着きました。

エアリンガスは一応、というかちゃんとした？航空会社なので、ヒースロー空港かガトウィック空港にしか就航しません。格安エアとの格の違いを感じます。

ヒースロー発着便は空港使用税が高いため、チケットの値段も若干高くなります。大体１０ユーロくらい変わってきます、

と、いうわけでいかがでしたでしょうか？
最初は戸惑いもあると思いますが、慣れればこんなに安くて便利なものを使わない手はないと思います。

あとは少しの英語力が必要ですが、格安エアを紹介しているサイトがいくつかあるので、それも参考にすると良いかと思います。


各URL
ライアンエアー：http://www.ryanair.com/site/EN/
エアリンガス：http://www.aerlingus.com/cgi-bin/obel01im1/bookonline/index.jsp
格安エアも含めた各航空会社の金額と時間ｇ一気に調べられる、便利なサイト
http://ww1j.wegolo.com/(S(pzmcqaj1gpeuffqtq3hj5v45))/step1.aspx


最後に･･･就航する空港の確認にはくれぐれもご注意を:)　都市によっては、かなり辺鄙なところにあります！

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2012/04/15 18:37:06

  LCCの情報がとても参考になりました。

  ばんスキュ様
  
  初めましてこんばんは、ムロろ〜んと申します。
  
  この度は桜を見るドライブ旅に投票をして下さいましてありがとうございます。お蔭様できれいな桜を見ることができ、春を満喫しました。
  
  ばんスキュさんのライアンエアーとエアリンガスのフライト搭乗記を拝見しました。機械でのチェックインなどをしたことがなかったのですが、簡単だと言われます。やはり空港も確認しないとえらい事になりそうですね。
  
  そういった航空会社の食事のレベルが高いと聞きます。エアアジアは基本的に美味しかったです。
  
  今後も旅行記を書いて参りますので、何卒宜しくお願い致します。
  
  ムロろ〜ん

  ぱんスキュさん からの返信 2012/04/17 22:15:26

  RE: LCCの情報がとても参考になりました。

  ムロろ〜んさま
  
  こちらこそ当方の旅行記を拝見くださりありがとうございます★
  結構前の旅行記までいてくださりうれしいです。
  
  またゆっくりムロろ〜んさまの日記お拝見させていただきますね。
  今後ともよろしくお願いします。