2018/06/29 - 2018/07/01
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mom Kさん
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探してもいないのに、これこそ会いたかったもの。
という出会いが、無防備で旅している時に、突然、ある。
ーダブリン中央市場(現在卸売り市場らしい)ー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エア・リンガス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リフィ川を挟んで、トリニティカレッジ地区から橋を渡ったエリア。
駅と長距離バスターミナルがある。
オコンネル橋に続く大通りを外せば、うんと下町感も漂う。
駅前旅館的なホテルも多い。 -
白杖の年配男性が前を歩いていた。
このエリアで働いているような女性が、さっと彼に駆け寄り、
「どこに行くの?」と聞いている。
それから彼と腕を組み、語らいながら、横断ほども渡り、ずっと寄り添っていく。知り合いではないことがすぐわかった。最初に♀「あっちは、○○で、こっちは、○○ですよ。」と伝えていたから。
ホテルに着いた。彼らは、まだ一緒に歩き続けていた。 -
朝一番に、大学生たちの旅行グループに会った。旅姿にうれしくなる。
若者たちよ!
地を這う旅がいい。エールを送る。
「旅」の基本的風土の違いに、羨ましいやら。思うこと多。 -
ダブリン中央郵便局
中央郵便局 建造物
-
ヨーロッパではここが好き。ホーチミンの方は、もう随分前になるから、変わっているかもしれない。ここは、変えないだろう。
-
アメリカ西部劇の銀行風窓口で切手を購入。
磨きの専任がいるに違いない。
ぴかぴか。指の跡さえない。 -
-
投函。
木製ピカピカポストで、手紙も誇らしげ。
こんな時、姿の見えない妖精にでもなって、いつもついていきたい気持ちになる。
どんなところを通り、どんな人に会えるのだろう。 -
さて、どっちに行こうかしらん。
歩いていない方向は、西!
ふらりふらり。
露天市場通りは、開店準備中。町びと相手は、案外遅い。 -
川向こうでは
ストリートミュージシャンは不在。
そぞろ歩きの見かけないエリアだからか。
皆さんご用の急ぎ足。
真っ直ぐ歩き続ける。 -
道路名がストリートからラインとなると、道路幅も狭くなり、人通りもお店も激減。
突然、前方にレンガ色の大きな建物が見えた。 -
おおおおーーー
-
あああ―――
-
窓のようにわざわざこのデザイン?そして一画ごと模様が異なる。
-
ここまで凝る建物の用途はなんだ。
-
いつのころの建物なんだろう。
レンガ工の技術が素晴らしい。 -
黒ずんではいるが、破損や修繕の跡が見えない。
もろい素材なのに。 -
右手向かいにCAFEの看板発見。
素っ気ないところが好み。
この建物をあそこからしばらく眺めるのも悪くない。
ハイティータイムに突入。 -
窓際で座っていた人は、店主だった。休憩中でした?
私が入店すると同時に無言で立ち上がり、カウンターの向こうに。 -
カプチーノを。マグカップ入りも「らしい」感。
市場ならまだ人の出入りが多い時間帯なのに、倉庫にしては立派すぎる。
いや昔の倉庫ならこれぐらいは作るかもしれないなあ。
人々に愛着を持たせる外観ーーサラマンカの市場もこの色、この雰囲気だったなあ。
ここのご主人もさっきのように
毎日眺めているのだろう。 -
探索開始。側面へ。
次の一角に来ると、上部にこの飾りが延々と続く。
ギルドハウスの装飾みたいだけれど、ここはより素朴でリアル。 -
魚の下の物が気になる。
-
多分人参。葉と肌でわかりますね。
-
この魚にもさっきの物が下に。
これは、新しく作った感じがするなあ。
破損したままにしなかったということは、ここは現役。 -
ヒラメだね。
年代物登場。 -
この時代、何の素材で束ねているんだろう。
荒縄のようなものであれば、つるりとした形状にならないだろうし・・・。
想像は膨らむ。 -
これは鰊ですよね。
-
葉も蕪に似ているけれど。
比較的最近の作に見える。 -
西洋野菜でこれなんだったけなんだったけ。思い出せない。
<見てくださった4トラベルメンバーさんが、セロリと。合点。感謝。> -
北の海の魚ですね。
これは建築当初のものに見える。
石炭がよく使われていた時代の名残の煤か。 -
分からない野菜だが、
葉先のそり 茎の部分の溝模様 刈り取ったところ、
曲がり具合、束ねた紐のしめ具合。
後の時代の職人さんだ。気合の入った仕上がり。 -
鱒っぽいんだけど。
-
メロン!どこから運ばれたんだろう。
-
何、なに、何
-
はい、パイナップルでした。
この時代は、どこから運ばれてきたんだろう。 -
分からない、この太っちょくん。
-
上部天井は、ガラスでしょうか。自然採光の建築物。
-
終業時の雰囲気。(今、気が付いた。蛍光灯ではない!ほっほっほっ。)
-
卸売りの市場かもしれないなあ。お花屋さんだけ開店中みたいだ。
-
やはり市場でした。お肉類は扱っていない市場。
早い時間に終業だからやはり卸売りのよう。 -
並んでこの表示。ケルト語かもしれないなあと眺めていたら、
-
中から青年が現れ、目が合った。
「ぼく、マイケル」
「こんにちは。わたし、カズ。」
・・・・
「マイケル、これなあに。」
「ゲーリックだよ。」
「聞かせてくれる?」
「いいよ。」
彼が指さしながら、ゆっくりゲール語で読み上げる。
「素敵ね。ありがとう。」
写真撮るわねと言ったら、このポーズ。 -
私が初めてケルト語を聞いたのは、クリフデンのB&Bのお父さんから。
別れるとき、旅の無事を祈って抱きしめてくれたこと。
玄関も笑顔もおぼろげながら覚えている。
四半世紀かあ・・・・
建物を一周しました。
(帰国して、1899年創立の建物と知る。CENTRAL MARKET) -
一番大きな門の前にPubならぬBar.
名前も市場で働く人の御用達らしい。 -
ここは入れないなあ。透明人間になりたいなあ。
市場の開いてる時間だけかもしれない。
今の時間は、扉は固く閉じられたまま。木の窓も。
ここならきっと
私のイメージする生粋のアイリッシュたちに会えるような気がする。
「ダブリン市民」・・・・あの当時へ
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mom Kさん 2021/04/27 07:03:15
- 合点
- 骨ヅルさん、おはようございます。なあるほど、そうなんですね。ありがとうございます。一人旅の良さは、自分と道連れで、心でよくおしゃべりしています。出会うものから触発されてどんな自分に出会うかも楽しみなものです。この旅日記も覚書として自分のために書いているので。だから共感を寄せていただくととてもうれしいです。ありがとうございます。今日もよい日を!
-
- 骨ヅルさん 2021/04/27 00:56:53
- 「カプチーノ~」の次から数えて....
- こんにちは。お邪魔します。
この度は「いいね」をありがとうございました。
mom Kazuko さんの旅行記、ちょっと変わったタッチで良いですねぇー。
さて、ここで掲げられている写真のブツ不明のもの、ふたつばかり私の見解を。
カプチーノ後6番目はキャベツ、9番目はセロリかと。セロリは自信あります(笑)!
早く元の自由な旅ができますように!!
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