2008/03/11 - 2008/03/15
6007位(同エリア11676件中)
タックさん
日頃苦労をかけっぱなしの妻と銀婚式の記念に4泊5日で駆け足ながら九州を縦断してきました。
鹿児島・宮崎・熊本・大分の4県をまたぐ旅となります。
鹿児島空港からまずは本日の宿泊先・指宿温泉までいくつかのスポットをまわりながら向かいました。
<一日目行程 3月11日(火)>
羽田~鹿児島空港~知覧~池田湖~かごしまフラワーパーク~指宿温泉(宿)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
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-
朝5時過ぎに娘に車で駅まで送ってもらう。
途中朝のゴミ出しをしたため、予定の電車に乗り遅れ危うく羽田行き高速バスに乗り遅れるところでした(笑)。
バスからの景色は最悪、霧?
朝方冷え込んだせいだろうか・・・。 -
羽田を発つ頃にはお日様も顔を出し、晴天のなか無事鹿児島空港へ着陸。
空港では見事な胡蝶蘭がお出迎え。 -
空港案内所でレンタカー会社へ連絡を取り、指定場所で待つこと5分お迎え登場。
空港正面には足湯がありました。
私たちは急いでいたので入りませんでしたが、気持ち良さそうでした。
レンタカー会社では簡単な確認を済ませ、いざ出発! -
九州自動車道初乗りです。
まずは知覧へ向け走ります、途中桜島SAへ寄る。
知らなかったのですがなんとも「本州最南端のSA」なんだとか・・・。
まさに南国ムードの漂う景色が嬉しかったですね。
知覧までは高速〜指宿スカイライン(谷山IC.)〜一般道のルートで快適滑りだし。
出発が少し遅れたのだが、なんせ鹿児島の一般道の広いこと綺麗なこと、驚きました。
一般道でも皆さん“高速なみ”に走ってます(笑)。 -
まずは腹ごしらえ・・・お昼をいただきました高城庵(たきあん)です。
こちらは町営駐車場すぐそばの入口です。
とても味のある玄関と景色でついつい吸い込まれるように入ってしまいました。 -
高い天井と時代物の家具などがあるオープンな店内はなんとなく懐かしさを感じます。
お昼時のピークを過ぎた頃だったので、私たちが食べ出す頃は二組ぐらいになりました。 -
すいていたため予定通り縁側の席を確保。
大きな窓越しに侘び寂を感じさせるこぢんまりとした庭が見られます。 -
こちらのメニューには「高城庵セット」という名物“酒ずし”の二の膳まであるものが人気らしいのですが、少し重たそうだったので私たちは軽くざるそばをいただきました。
それに美味しいと聞いていた「両棒餅(ジャンボもち)」と名物「さつま揚げ」をいただくことに。
食べ始めてからの写真ですが、そばも質・量ともに○、そして何より美味しかった両棒餅とさつま揚げ。またボリュームがあり、二人で食べるには一皿ずつで十分堪能できます、というか軽いはずのざるそばと一緒だったのですが二人とも満腹です(笑)。 -
いただいたお茶も「知覧茶」といって静岡に次ぐ全国二位の生産量を誇る名物なのだそうです。
とても香りが良く、美味しいお茶で、帰りにお土産として買って帰りました。
下に見えているのは火鉢の上にガラスをのせてテーブルとして使っています。日によってはこのガラス越しに火鉢の灰を庭石に見立て石庭のように綺麗に飾っているのが見られるそうです(残念)。 -
さて食事も終わり武家屋敷庭園群へ向かいます。
こちらが武家屋敷庭園群に面している玄関です、こちらから出てきました。 -
出てきてびっくり、そのたたずまいの端正なこと。
ゴミ一つ落ちてない綺麗な通りに落ち着いた造りの屋敷が点在しています。
若干の団体客が来ておりましたが、その数は少なくゆっくり回ることができました。 -
薩摩の小京都といわれるのも納得がいく街並みですね。
-
不思議な造りです、家が二つ直角にくっついた藁葺きの家がありました(二ツ家)。
縁台でマッタリとしたいところです。 -
平山邸(こちらは分家の方)。
庭自体はそれほど広さはないのだが、こうして遠くに見える母ヶ岳を借景として見せられるととてつもない奥行きを感じさせる。 -
こちら平山邸・本家の庭はまた構図が素晴らしい。分家と同じように母ヶ岳を借景にしているのだが、より複雑な形を組み合わせた上で、母ヶ岳をもうまく取り入れてバランスをとっていて素晴らしかった。
-
鹿児島ロボット1号発見!
庭園群の中にある民家の玄関先のオブジェ。
竹を使って作られているのだが、非常に精巧に作られていました、見事です。 -
のどかな風景。
茅葺きの農家?庭いっぱいの菜の花に蒼い空と白い雲・・・とても癒されます。 -
3月の平日だったせいか、観光客も少なくゆったりと楽しめた。どこで写真を撮っても素晴らしい景色が独り占めの状態でした。天気も良く最高の観光となり、ラッキーでした。
あまりの気持ち良さについつい長居をしすぎ、予定していた時間をオーバー!
次の池田湖へ少し急ぎます。 -
道はきれいですいており、時間の巻き返しに大きく貢献(笑)。
途中素敵な展望所にも寄ることができた。
春霞で多少見にくかったがうっすら開聞岳も見えます。 -
予定通りに池田湖へ到着。
町営(?)の駐車場はボート観光の勧誘がうるさいと聞いていたので、「池田湖パラダイス」へ。
いきなりヨッシーのお出迎え?
しっかり記念撮影します(笑)。 -
大きさ九州一の池田湖。
奥に見えるは開聞岳、逆行のせいだけでなくやはり霞で少し見づらい(残念)。
それにしても大きな湖ですね。
湖上を渡る風が爽やかでとても気持ち良かったです。 -
湖畔に架かる太鼓橋で一枚。
天気も良く風景独り占めという感じ。 -
大きな湖を一望する・・・ほんとに広い!
しかし観光客だけでなく人がいません。
平日というのはこんなもんなんでしょうか・・・? -
駐車場に戻り、しばし施設の中をぶらりとする。
すると池田湖名物「大ウナギ」発見。
3〜4つの水槽に入ってましたが、とにかくでかいというか太い。
一匹死んだのが浮いてましたが、とても気味が悪いです。泳いでいる時に絶対あいたくないですね。
蒲焼きとか売ってなかったので、味は見るからに大味で良くないのかな?・・・それとも保護されている?
さあ見学のあとは本日最後のスポットへ向け出発です。 -
「フラワーパークかごしま」はとても広いので旅行前に私たちの予定として、1時間コースの中から見たいポイントをいくつか選んでおきました。
まずは入ってすぐ園内周遊バスに乗せてもらおうとしたら、運転するおじさんに「乗り場近くの早咲きの桜を乗る前に見ておきなさい」と言われました。
さらに「もう盛りは過ぎたよ〜」ですって!
まさに盛りは過ぎてました・・・トホホ。 -
バスには私たちだけ。
おじさんが気を遣ってくれて「どこに行く?」というので1番の目的地は「展望回廊です」というとちょっと聞き取れない方言混じりでとにかく一番奥まで行こうと言っているようでした(笑)。
それもそうだなと、出発進行!
そばにカフェやチャペルがある西洋庭園に到着、カフェにはここで式を挙げたカップルの写真がたくさん・・・こういうところで結婚式ができたらとても良い思い出になるでしょうね。美味しい珈琲を飲みながらゆったりできます。 -
飲物をテイクアウトして展望回廊まで乗せてくれるという運転手さんの助言を丁重にお断りをし、おじさんは忙しいのでゲートへと戻りました。
(カフェで若干休憩をしてしまった私たちは後でおじさんの言っている意味を痛感させられるのでした・・・。)
二人で展望回廊めざしゆっくり園内の散策を開始。
広い園内は手入れが行き届きとても気持ちがよいです。 -
背丈の高い草木の間から差し込む陽を受け素敵に照らされる花たち。
-
これがおすすめの展望回廊。ここまで登ってくるのが大変でしたが、その甲斐ある景色が待ってます。
4時過ぎだったので太陽の位置が悪いです、来るならこの展望回廊が山の陰になる前が良いと思います。
とても素晴らしい景色です。 -
深緑の季節にはまだ早いので若干寂しさはありますが、やはり癒されます。
ここからは様々な花のコーナーをめぐりながら入口ゲートに向かいます。 -
花壇などはとても綺麗に整備されており見事に咲いておりました。とくにこの時期はポピー、チューリップが様々な色で咲き乱れて気持ちよかったですね。
-
かわいい風車の回りにたくさんのチューリップ。
ここは圧巻でした。
お子さんなんかだと思わず風車のところまで駆け入りそうですよね(笑)。 -
とにかく人に会わないのです、展望回廊から下りてくるときに造園作業の人たち数人に合ったきり!
まあ4時過ぎてますのでこんなもんかなあ・・・と。
少し寂しい感じもします。
ふと見上げるとしっかり開聞岳が見えてました。 -
鹿児島ロボット2号〜4号発見!
こちらは木でできてますが、知覧で見た1号とよく似てますよね(笑)。 -
こちらはたくさんの花で何かの動物が描かれてます。
妻と二人で「パンダかな?」「でもひげは書かないだろう」とかなんとか・・・。
そんなやりとりをしていたら、近くで「ホーー、ホケキョッ」。 -
ふと声のする方を振り返えるとなんと「桜にうぐいすが!」。
逆さまになって花をつついていました。
しかし調べてみるとこれはウグイスではなく「メジロ」では?!
目のまわりがはっきり白いですよね。
でも鳴き声はしっかり「ホーー、ホケキョッ」だったのですが・・・、もしかしてウグイスのほうは警戒心が強くなかなか姿を見せないと云いますからどこか違うところで鳴いていたのでしょうか・・・、謎です(笑)。 -
メジロに興奮していたら、館内放送で閉園の案内が!
そのうち放送が「蛍の光」に変わってしまった。
慌てて出口を探す始末であたふたとパンフを探しました。
カフェでお茶したのが災いしたようです、
おじさんの言うとおりテイクアウトしていればもう少し余裕があったかも・・・(おじさんごめんなさい)。
なんとか閉園時間ぎりぎりでエントランスへ到着、駐車場へ向かうと入ったときには気づかなかったが、大きな「アコウ」という木がでで〜んと生えてました。
見事な幹まわりで、根も深いんだろうなあと想像してしまうぐらいどっしりとした安定感です。 -
目の前の開聞岳をあとにして、本日宿泊予定の指宿(白水館)へ向かいます。
-
指宿の旅館やホテルは概ね海岸線に沿って建っているが、この白水館も例外ではなく一番北よりの海岸沿いにあり静かでそしてかなり敷地も広い。
客室は「離宮」「磯客殿」「花の棟」「薩摩客殿」と4棟あり、海と宿泊棟の間に広い庭、そして施設内にも中庭が2カ所ある。
私たちの部屋は磯客殿3階で和室10畳に洋間、窓からの眺めも素晴らしく、錦江湾が目の前に一望できるロケーション。 -
私たちの棟のすぐ横には宿のプールが、素敵なウッド・デッキ仕様になってます。
庭にはスリッパのままで出られました。 -
食事前にホテルの庭を散歩しましたが、とても広くて海を見ながらなので気持ちよかったですね。短時間では回りきれません。
-
どこにいてもカメラを構えていると、スタッフの方に「お撮りしましょうか」とすべての方に声をかけられました。ちょっとびっくりです。
そろそろ食事かなと館内を移動していると、あちらこちらに美術品がいっぱい。 -
二人でいろいろ見ながら楽しんでいるうちに食事どころへ到着、お待ちかね九州最初のディナーです。
先付けから説明を受けスタートです。
食前酒(梅酒)をいただきながら、一品ずついただきましたが、見た目も大変綺麗で美味しいです。
特に素晴らしかったものをいくつか・・・。
揚げ豆腐と鯛です。
味付け食感が最高でした。 -
豚の角煮はとても煮込み具合が良く、味付けも甘味の中に独特な香りがあり、里芋との組み合わせも上々。
この後の冷やしトマトがまた絶品で、なんだトマトかと思いましたが食べてびっくり、歯ごたえしっかり甘味たっぷりで美味しいのなんの、沖縄産のパウダー状の塩で食べると美味しさ倍増でした。 -
鹿児島といえば「薩摩芋」。
輪切りにしてさっと揚げたものと、スティック状に切ったものを5本ほどまとめて揚げたものです。
この天ぷらも甘味たっぷりで大変美味しかったです。
いんげん、里芋、トマトや薩摩芋等々・・・
ほんとに地採れの野菜が美味しいのでしょうね。 -
そしてお待ちかね黒豚のしゃぶしゃぶ。
これ最高でしたね。
肉の色つやも素晴らしく美しいピンク!
柔らかくて、ゴマだれをつけても味をしっかり主張してくる・・・ん〜っまた食べたい!。 -
いくつかチョイスできる食材があって、こちらは妻が選んだ鰹のたたき。
枕崎から来たのかなあ・・・?
あまりに美味しかったので。 -
こちらは私の選んだ名産キビナゴの刺身。
新鮮で歯ごたえがよく、酢味噌がよく合います。
結婚記念日ということで、このあとお赤飯をいただく。デザートに苺などのフルーツとアイスが出てきて満足のうちに夕食がお開きとなりました。
お腹がいっぱいになったら眠くなるし、足はだるくなるしということで・・・、
風呂に入って早めに床につきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- カメちゃんさん 2009/08/17 14:19:25
- 祝!! 銀婚記念九州旅行(*^_^*)
- タックさん こんにちは〜!!
銀婚式をお迎えになって、ご夫妻で銀婚式記念九州旅行を敢行されたのですね!(^-^)(^_^)v
ご夫妻で楽しんでおられるご様子が、ところどころでのご夫妻の御写真とともにしっかり伝わってきました!! この旅行のスゴイところは、まさにそこにあると思います。
お二人のドライブも楽しいですが、夜のお料理もなかなかのもの!!ホントにステキですね!!
その上、結婚(銀婚)記念でお赤飯でお祝い!!
この世の中で何が大事と言いますれば、奥様ですよね!!(*^_^*)(*^_^*)
これからも、お二人が末永くお幸せでありますよう、お祈りしています。
それでは、また・・
カメちゃんより
- タックさん からの返信 2009/08/18 22:16:57
- RE: 祝!! 銀婚記念九州旅行(*^_^*)
- > カメちゃんさん
温かいお言葉ありがとうございます。
実は夫婦水入らずでこうした旅行は新婚旅行以来なのです(笑)。
4人の娘を何とか社会へ送り出すめども立った時だったので、
思い切って計画してみました。
これまではいつも子供中心の旅、そして世話係はいつも妻。
長い結婚生活で妻には苦労ばかり・・・。
いざ決行してみると人生観が変わりました。
健康なうちに二人で楽しむべきだと遅まきながら悟りました(笑)。
大先輩のカメちゃんさんのように世界地図は塗りつぶせないと思いますが、
妻の行きたいところをボチボチと日本地図を埋めていきたと思っております。
これから少しずつカメちゃんさんの旅行記も参考にさせていただき、
よい旅を重ねていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
カメちゃんさんの仲睦まじい様子も拝見し、とても温かいものを感じます。
いつまでもお元気で、私どもの水先案内人のように
素敵な旅の足跡を残していただけますように・・・。
ありがとうございます。
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