2008/03/11 - 2008/03/15
2380位(同エリア4454件中)
タックさん
九州旅行も中日の三日目となります。宮崎から熊本への楽しみにしていたドライブです。
このときも地元の方に助言いただき助かりました。宮崎でバイクの安全指導に携わっている方で、メールにてこちらの相談に親切にお答えいただきました。
この方に出会わなければ素晴らしい景色の日向岬はパスしておりました、とても感謝しております(http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinzi/index.html)。
高速道路がなく移動時間のロスを心配しておりましたが、幸い都会人の杞憂に終わり、いただいた助言通りほとんど渋滞に遭わずスムースな移動が可能でした。日向岬と高千穂峡、忘れられない素敵な思い出となりました。
<三日目行程 3月13日(木)>
(宿)シーガイヤ~日向岬(馬ヶ背・クルスの海)~高千穂峡~阿蘇(草千里ヶ浜)~米塚~大観峰~宿(黒川温泉)
---このページは高千穂峡までの記録です---
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
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高層階から日の出を拝めるかと早めに起床、残念ながら少し厚めの雲で拝めなかった。
天気は微妙です。
37階の窓から見た日向灘。
雲で海の色がわかりませんでした。 -
ふと目を真下にやると、昨日の夜私たちが入った「松泉宮」がきれいに見えます。
左下部分が一番広い敷地を贅沢にも5棟で使っている露天風呂「離れ湯」。
その上が私たちの使った「新月」。露天風呂の前の池も見えてます。
そのまた長い廊下でつながった右上に隠れているところが松林を見ながら入れる大浴場「月読」。 -
早めの出発のため身支度を整えまず朝食です。
食事どころは「パインテラス」へ、昨日夜景の見えた一番端のエレベーターに・・・、良い眺めでした。
ホテルのエントランスへの道(ロータリー)、素晴らしい造形美を現しました。 -
パインテラスはさすがに広いです、洋食だけでなく和食もかなりの種類が食べられました。
こちらでは目玉焼きか、スクランブルエッグを目の前で作っていただけます。
あまりに上手に作っていたのでつい写真を撮らせていただきました。 -
ゆっくり食べすぎ、若干予定時刻オーバーでチェックアウト。
駐車場へ向かう時にふと見上げるとこの高さ、すごいですね〜。その形に美しささえ感じました。 -
さあ、今日は宮崎市街→日向岬→(延岡経由)高千穂峡→熊本(阿蘇)→黒川温泉。
かなりの距離を走ります、まずは一路国道10号線へ・・・。 -
出発時多少お日様が顔を出していたのですが、10号線を進むにつれて怪しく・・・。
ものすごい勢いの雨。
短い間でしたが、ワイパーも効かないくらいに降りました。 -
美々津を過ぎる頃には天気雨のようになり、晴れ間も見えてひと安心。
レンタカーの“スイフト君”に鹿児島スタート以来初の給油をして、私たちも気分リフレッシュ。 -
低い雲が気になるものの元気なお日様の下最初の目的地日向岬に到着。
まずは一番奥の馬ヶ背へ。こちらは車を停めた第一駐車場からの景色。 -
ここから最初の展望所までは15分ぐらいハイキング。
鬱蒼とした樹木のトンネルのようなところを発見、おおむね道はきれいで景色を楽しみながら散策できます。
すごく気持ちよかったです。 -
こちらがまず最初の展望台から見た馬ヶ背の断崖絶壁。
奥行き200m、高さ70mあるそうです。乗り出して見下ろすと足がすくみます。また吹き上げてくる風が半端じゃないです。
しばし二人でこの絶壁、いや絶景に見入ってました。
さらにこの先にはここをしのぐほどの絶景ポイントが待っております。 -
こちらがその展望所。地球が丸いと体感できます(笑)。
この先端にベンチがあるのですが、見るからにワクワクしてくる展望所です。 -
眼前に広がる大海原、近くの小さな入江に目をやるとグリーンのきれいな水で底まで見えそう。
夏なら絶対飛び込んで潜りたくなりますね。
岩肌のきれいに並んだ柱状節理(柱状岩)が見て取れます。 -
そしてこの絶景です。
この柱状節理の海から盛り上がった岩肌が馬の背に見えるところから「馬ヶ背」となったそうですが、本当に素晴らしかったです。
しっかり脳裏に焼き付けました。
それにしてもここは風がものすごく、二人で記念写真を風にあおられながら撮ったのですが怖くて三脚の足は伸ばせなかったです。 -
馬ヶ背で感動してからすぐそばの「クルスの海」へ。
あの強風が嘘のよう・・・、すぐそばなのにこちらは穏やかでした。 -
クルスの海とは自然の力でできた潮の道が上から見ると十文字でそこからクルス(ポルトガル語)の海となった。
また漢字の“叶”という字にも見えることからここで願い事をすると叶うと云われているそうです。
展望所にあるこの像(クルスの鐘)は人類すべてが支え合って平和に暮らそうという願いを込めて造られたものだそうです。
願い事をして2回鳴らし一礼・・・“家内安全”。
どうも二人の体型と似ております(笑)。 -
そしてこれがその「クルスの海」、叶(う)が見事に描かれております。
-
日向岬をいい天気で見ることができてほんと良かったです。
さあ時刻は10時過ぎ、ちょっと遅れ気味。
たぶんこうなると思い、昼は寄らなくてもいいように近くで買い出し予定。
こちらが“日向ロックタウン”。
中にバス停がいくつもあるぐらい広い駐車場をもつショッピングモール。
ジャスコの中のマックで、ハンバーガーをテイクアウト。
どこで食べるかまでは考えていない・・・。 -
ロックタウンからは、延岡まですぐ。
延岡有料道路経由でいよいよ高千穂峡へ続く218号線へ。
218号にのるあたりでまたもや天気が不安定に。 -
しかし道自体は比較的良く流れてくれ、だいたい70?走行で、時間短縮に大いに貢献。
とにかく橋が多かった。
この写真(干支大橋)のようにいかにも「橋」という形状ならわかるが、大きいのに渡ってる実感のない橋も多かった。 -
道のりの半ばを過ぎる頃から雲が多くなり、時折小雨もぱらつく。
でも景色を見ると、このほうが何となく私の高千穂峡のイメージに似合ってるような感じも・・・。
ミステリアスというか、スピリチュアルな感じですよね。 -
そして着いたのが、高千穂峡すぐ手前の「道の駅青雲橋」、お昼ちょっと前。
この調子だと道で時間が稼げそうなのでここで休憩(先に仕入れた昼食)をとる。
昼食後となりにある「青雲橋公園」を散策する、道の駅とは小さな橋でつながってます。 -
この公園からは“見事なアーチの青雲橋”の全景が見られます。
東洋一のアーチ橋と看板にありましたが、近くの天翔大橋に高さでは抜かれているし、410mの長さなのでしょうか、それとも記録が古い・・・?。 -
たくさんの橋を渡りようやく高千穂峡に到着です。
車を停めたここ大橋第一駐車場は便利ですね。
狭い道を通らずにこれるし無料ですし、見どころの多い“高千穂大橋”から“御橋”までゆっくり散策したい人にはうってつけの場所です。
さらに妻には知らせていないカフェスポットにも近いのです。
この橋は大橋第一駐車場から見た一番新しい「神都高千穂大橋」です。 -
駐車場の近くから遊歩道入り口があり高千穂峡へ向かいます。
-
気持ちのいい林の中をちょっと歩きづらい間隔の石段を下って行きます。
気温も暑からず寒からず、ちょうどいいコンディション。 -
神橋まできたときに、この横から下へ降りていけそうなのですが、「危険」という看板があり通ることができず仕方なく車道を歩くことに。
トンネルを抜け、下に降りられるところを見つけ、「槍飛橋」あたりの遊歩道に復帰。
下に下りきるとさっそく深い緑色の水をたたえた渓谷が姿を現します。
まだまだ高さはありませんが、柱状岩らしき形状は見てとれます。 -
とても気持ちの良い散策路。
道は所々足場が悪かったりしますが、おおむね良好でした。空気は美味しく、マイナスイオンたっぷりというのはこういう空気のことを云うのでしょうか。
それだけではないような・・・。
癒しのスポットとして有名だが妙に納得。 -
狭い川幅がだんだんと広くなり、時折観光客の乗った手こぎボートも見え始める。
山肌も柱状節理で独特な雰囲気。 -
道すがら河原にあったしめ縄を巻かれた「鬼八の力石」。
伝説でこの地を治めた三毛入野命(みけぬのみこと)に鬼(鬼八)が投げつけたといわれる200トンもある岩。 -
柱状節理の山肌、「仙人の屏風岩」。
まさに自然の造形美。 -
いったいどうしたらこういう形を作ることができるのでしょうか。
こういうのを目にすると「自然」という言葉だけで片付けられない何者かの“意志”を感じてしまいますね。
もうこの辺から真名井の滝は少しずつ見えてきます。 -
待ちに待った「真名井の滝」、とても綺麗です。
ほんといい雰囲気を作り上げていますよね。
思わず「お〜!」と声を出してしまいました。ボートから見るとまた違った迫力があるのでしょうね。
今回はゆっくり歩きたかったので乗りませんでしたが、楽しそうでした。
上の方にわずかながら見えるのが今回のゴール御橋。 -
展望所付近で小さな祠を発見。
焼き物の(弥生時代に多く見られた)勾玉を1個100円で売っていた。
売り上げは高千穂峡の保全費になると書いてあったので一つ買いました。 -
滝の上部になにやら生け簀のようにせき止められたところがありいっぱい魚が・・・。
狭くてかわいそうなどと思いながらその先を見るとなんとここから流れ落ちているのが真名井の滝ではありませんか。
なんとなく「えっ、そうなの」という感じ・・・。 -
おのころ池を横に見て回り込むと御橋へ。
反対側から見る真名井の滝。
ちょっと見下ろすかたちに角度が変わります。 -
椿の緑色の葉と赤い花、川面そしてボート、情緒ありますよね。
お気に入りの一枚です。 -
御橋の袂でひと休み。
遊歩道としてはまだまだ序の口で、この先いくつかの名所ポイントを回れるのですが、時間の関係でここから折り返しました。 -
行きに渡ってこれなかった槍飛橋。
-
槍飛橋を渡ると「神橋」、「高千穂峡」、「神都高千穂峡」三つのアーチを背景に絶好の記念撮影ポイントある。
新旧三世代の橋をバックに一枚、良いロケーションです。 -
神橋へ上る少し手前でこうした「甌穴」を見学できるエリアがあります。
岩盤の河床を石が川の流れによって少しずつ削っていきこうした形になるそうです。
写真では少し見にくいですが、これもまた美しい自然の造形美です。 -
駐車場まで戻り、そのまま妻を例のカフェへご招待。
帰りに通る神都高千穂峡の真下をくぐって歩きます。 -
橋をくぐりほんの少し歩いたところ、大きな駐車場(大橋第二駐車場)のあるそば屋さんの向かい。
お土産屋さんの通りの奥にそのカフェは確かな存在感とともにありました。
ふる里茶房「石の蔵」です。 -
「ガラガラ」と玄関を開けるとお店の中も見事に石の壁。
「お好きなところへどうぞ」と優しい声。
二階もあって、今はグループが使っているとのことで、一階の奥の席へ。
とても美味しいと評判のものをすでに決めていましたので、すぐさま“豆乳モンブラン”と“胡麻と黒米のムース”、それにブレンド珈琲をお願いしました。 -
スイーツの方は妻と食べ比べをしましたが、どちらも甘さ控えめのヘルシーな美味しさで2つぐらいいけそうでした。
そして何より美味しかったのが珈琲。
高千穂の湧水で淹れているのだそうですが、水が違うとこんなに美味しいのかと驚きです。
砂糖・ミルクを入れるのは好みだが、ブラックでなければ味わえないこの美味しさ・・・。 -
美味しい珈琲をいただいているうちに、2階のグループがぞろぞろと引き上げていきました。
するとおかみさんに「今2階におひな様が飾ってあるので見ていって下さい」とすすめられ、それではと少しばかり急な階段を上り2階へ。
そこには新旧・大小様々なおひな様がきれいに飾ってあり、それは見事でした。
手前から奥に向かって新しくなっているそうです、かなり古いものもあるそうですが、保存状態が良く大切にされてきたことがうかがえます。
下でひとしきり世間話をした後「石の蔵」をあとにしました。温かいお人柄のおかみさんで、楽しいひとときでした。 -
駐車場へ戻り、時計を見たら2時!
予定では高千穂発は1時20分、だいぶ超過してしまいました。
218号に戻るとすぐ「道の駅高千穂」があります。
写真はその道の駅の道路際にあるモニュメントです、迫力ありましたね。
次の目的地・阿蘇へ向けドライブ再開です。
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