1967/02/12 - 1967/02/15
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kojikojiさん
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昭和42年の2月に父と母の妹の叔母と共同通信社の女性社員の方々と山形蔵王へスキーに行きました。蔵王へスキーに行くのは41年に続きこれが2回目です。出発前の土曜日に「悟空の大冒険」のテレビアニメを見てから夜行バスで東京を出発しました。翌日の日曜日の夜の蔵王ホテルのロビーで1日遅れで同じ番組が放送されていました。6歳の子供にとってはこれから始まるテレビのストーリーを知っているのですから、タイムスリップしたような気分でした。周りに同じ年齢の子供がいたらストーリーを話して自慢しようと思いましたが、残念なことに周りには大人すらいませ東京のキー局と地方のローカル局では放映日が違っただけのことですが、この時の旅ではそのことが1番強い記憶になりました。この当時6歳でしたのでスキー歴はすでに4年で、ロープウェイで山頂まで登って、頂上に埋まった巨大な地蔵様に参拝してからざんげ坂を下りました。周囲の樹氷は初めて見る景色でしたのでこれも鮮明に記憶に残っています。蔵王のスキーの後は会社の同僚の方とは別れて、父と叔母と3人で秋田県の横手に向かい、かまくら祭と梵天祭りを楽しみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
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2月11日土曜日の夜7時に家で「悟空の大冒険」のテレビアニメを見た後に寝ました。
しばらくして起こされて、夜行バスに乗って山形に向かいました。この当時小田急バスが夜行バスで山形まで走っていたのが分かります。 -
そして翌日の山形蔵王スキー場です。当時は夏に登山する人が冬にスキーを楽しんでいました。
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この時は母の妹である京都の叔母も一緒です。
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ウェアもギアも今から考えればおもちゃみたいな物で、その多くは夏山登山で共通で使うものでした。
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木を削った板にエッジはネジ留めされた10センチほどの鉄の板でした。スキー締具(ビンディング)はワイヤーでした。ストックの軸は竹で、金物のリングを牛皮で留めたものでした。靴は皮製の編み上げの物で、登山靴と大差ありませんでした。
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防水の効いたウェアなんてものは無いので、ひたすら寒かったことを体が覚えています。
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この時の旅は父の勤めていた共同通信の女性社員の方も一緒でした。
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左側の女性はいつも大きなサングラスをかけていたのでトンボのおばちゃんと呼んでいました。中央の方が一番可愛がってくださった事を覚えていますし、家にも遊びに来てくださいました。昭和40年代の大きな会社では家族ぐるみのお付き合いが当たり前のようでした。
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当時は降る雪の量も多く、今よりの雪の降る日も多く、いつも寒かった記憶があります。手足は凍えとても楽しいとは言えない記憶です。
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すでに4年のキャリアではありますが、ちゃんとしたビンディングの付いたスキーは初めてで、斜面を登る練習をしています。
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この当時はリフトに登らないでゲレンデの脇を歩いて登るのが当たり前の時代でした。
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シルエットになると小熊が立っているようです。
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父は何も考えていなかったと思いますが、雪の上をゴムの長靴ですから足の裏から寒さが伝わってきました。
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父のストックは木製でグリップは牛側の裏側のスウェードでした。
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到着した翌日は天気も良くなかったので下の方のゲレンデで滑っていたようです。
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宿泊した「ホテル蔵王」のロビーです。子供心にも洒落たデザインの高級なホテルだと思いました。
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日本そして世界を代表するインテリアデザイナー剣持勇のアームレスチェアがいくつも置かれています。第2次世界大戦後に渡辺力や柳宗理、長大作や水之江忠臣らと共にジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創ったと言われる方です。
1960年にホテルニュージャパンのラウンジの為にデザインされたこのラタンチェアーは20世紀を代表するデザインとして日本の家具では初めてニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに加えられています。 -
こちらは集成材を削り出したソファです。日曜日の夜にロビーのテレビを見ていたら前の晩に家で見たはずの「悟空の大冒険」のテレビアニメが放映されていました。この当時はホテルの客室それぞれにテレビは置いてありませんでした。「このアニメのストーリーを知ってるよ。」と誰かに言いたかったのですが、周囲には子供はおろか大人もいなくてがっかりしました。そのうちに番組は終わりました。
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母は4歳の弟といえでお留守番ですが、自分の息子と妻の妹と一緒に旅行をするなんて、現在考えても不思議な感じがします。
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父が結婚すると会社の方に報告すると女性陣からは「どっちの娘さんと結婚するの?」と言われたほど義妹をかわいがっていました。
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翌日の蔵王ロープウェイ乗り場です。
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4歳にもなると大抵の旅行には連れて行かれました。子供の体力なんて父は考えていなかったのでしょうね。
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素晴らしい天候なので、ロープウェイ上からの眺めは最高です。こんな樹氷の景色はヨーロッパアルプスでもお目にかかれません。
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改めて日本の自然の素晴らしさを感じます。
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この当時の大好物は不二家メロディチョコレートでした。スナックパンという名前だったか横に繋がったスティックパンも懐かしいです。
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蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅より100メートルほど離れた距離にある蔵王地蔵尊です。標高約1,660メートルの高地に鎮座するこの地蔵は、高さ2.34メートルの大きな坐像で、安永乙未年(1775年)に造立されました。これが埋まるほどの積雪ですから3メートルは積もっているようです。そりに乗ったお賽銭箱が面白かったのを覚えています。
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周囲は真っ白な樹氷林です。この先まで登った記憶はありません。
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蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅の建物も雪で覆われています。
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蔵王連峰は複式火山で、瀧山火山や中央部の蔵王火山と南蔵王火山に大別されています。地蔵山は熊野岳や刈田岳とともに蔵王火山に属していますが、独自の溶岩円頂丘で、ここから西に流れ出た溶岩の一部は平坦な観松平を造り、西斜面にはアオモリトドマツ帯が発達して冬季には見事な樹氷林となります。
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昭和25年(1950)には「全国観光地百選」で第1位となり、以来「樹氷とスキーの蔵王」として有名な観光地となります。
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山頂駅も現在は建て替わっているようです。
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見事な樹氷林で記念写真。
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ざんげ坂の辺りだと思います。
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樹氷林に小熊が1匹。
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素晴らしい快晴です。
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父と2人での記念写真はあまり残っていません。
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父も写真を撮るのは好きでしたが、家族旅行だとずっとカメラマンなので写真は少ないです。
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子供用のゴーグルなんて買ってもらえないというか売ってなかったのではないでしょうか。ほとんど遮光器土偶みたいです。
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遮光器土偶とざんげ坂です。
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ざんげ坂もスイスイ滑って得意げです。サングラスも大人用です。
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スキーをしながらカメラ2台でフィルムとスライドを撮り分けています。フィルムカメラの時代は現像代とプリント代とお金がかかる趣味でした。
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家に残された膨大なフィルムとスライドを考えると相当なお金を使っていると思います。この後8ミリカメラも加わってきます。父亡き後はそのフィルムとスライドをスキャンしているわけです。もう10年近くやっても終わりが見えません。
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実家の整理をするたびに新たなお菓子の缶に入ったフィルムとスライドが出てきますが、タイトルを見るとスキャンしたい衝動に駆られてしまいます。
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この当時のロープウェイは強風時にはすぐに停止してしまいました。蔵王なんて特に強風の強いところですから。現在の蔵王ロープウェイはフニテルと呼ばれるケーブル2本タイプに変わり、山岳地の厳しい気象環境でも安全かつ安定した運行が出来るようになったそうです。
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銀色に輝くロープウェイは青空に映えてとてもきれいでした。
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ざんげ坂の途中から混雑していたので歩いて降りたようです。
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ざんげ坂から戻って一休み。
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小学校に入る前からご苦労なことです。
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写真を見るだけでこの時の寒さとかが蘇ってきます。
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ホテルに戻ってロビーでくつろいでいます。
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今思い出してもセンスの良い素敵なホテルでした。
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一緒に来ていた会社の同僚の方がバスで帰ってしまい、ここからは叔母との3人旅です。
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建物の前の置かれた大きな樽が印象的なホテルでした。ここへは後に家族でも来ているのですが、やはり大樽が思い出に残っています。
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蔵王でのスキーの後は横手へ「かまくら祭り」と「梵天祭り」を見に行きます。家の近所の方の実家が横手だったので、そのお宅に厄介になりました。そんな近所付き合いが残っていた昭和40年代です。
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ここからは汽車で秋田県の横手へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- jetさん 2010/09/25 02:27:00
- すばらしい!
- 貴重なものを見せて頂きました!
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