2000/07 - 2000/07
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kojikojiさん
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1週間ほどの休みが取れたのでバリ島のウブドに行ってみようという事になりました。今回はホテルでゆっくりするのも目的だったのでプール付のヴィラタイプの部屋を探した中で、お手ごろ価格だったカマンダルリゾート&スパに決めました。ホテルというよりは斜面にある小さな集落といった感じで一軒家が並んでいます。一番下の家でしたが、たどり着くまでに他のゲストに出会うことも無く、夜は少し寂しい感じでもありました。夜に部屋のプールから眺める満天の星は美しかったです。多分南十字星を見たのは人生でここが初めてです。朝は猿の鳴き声で目が覚めました。村の中心から離れているのでシャトルバスはあるのですが、夜のケチャなどのショーを見に行く時間には運行されていませんでした。王宮周辺で客待ちをしている白タクのワヤン(長男はみんなワヤンですが。)と仲良くなって送迎や周辺の観光をお願いしましたので不便はありませんでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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当時のガルーダのフライトはジャカルタ経由でバリ島に入りました。機内で喫煙も可能でした。送迎付きのフリーツアーだったので専用車でウブドに向かいます。途中いろいろなオプションのお誘いもありますが、ホテルでゆっくりするということでお断りしました。深夜にホテルにチェックインしたので翌朝になて初めてホテルの全体が把握できました。ホテルというよりもまるで集落のようです。ヴィラは50棟ほど点在しています。
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隣の部屋というか家です。程よく草臥れた雰囲気が本当の集落のようです。約1週間の滞在中レセプションとレストランのある棟以外で宿泊客にあることはありませんでした。
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木々が生い茂り美しい草花が咲き乱れています。このジンジャー系の花を見るとバリ島を思い出します。
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またその手入れが行き届いた様は気持ちよいです。ハイビスカスの花は毎日取り替えられていました。村らしくないのはお供えが無かったことです。
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左右に広がる長い石壁の中央に門があり、ここが我々の部屋の入口です。
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門を潜ると正面に母屋があります。1階はリビングとキッチン、2階にバスルームとベッドルーム。このままここで生活が出来そうです。キッチンは使わなかったので1階を使うことはありませんでした。そして脇には大きめのプライベートプールがあります。
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2階の別途ルームは三角屋根の中に天蓋付きのベットが鎮座しています。壁と天井にはカマサンスタイルの絵画が嵌め込まれています。この時は購入しようという気にはなりませんでしたが、2度目のウブドではわざわざ作家さんの家に行って古い作品を購入しました。スリランカのコロンボのジェフリー・バワの自宅No,11の2階に壁はこのスタイルの絵で覆われています。
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門の右手に母屋と同じくらいの大きなガゼボがあり、リビングルームになっています。ここは非常に気持ちよくお気に入りの場所になりました。
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夜はここでビールを飲んで過ごしました。ごろごろすることも出来ました。
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プールの横にもお昼寝用のガゼボがあります。ここも気持ち良かったです。うまいこと表からの視線も遮られているので安心して滞在できました。
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滞在したヴィラは敷地の一番下に位置しているのでインフィニティプールの先は渓谷になっています。ここから見る景色は最高でした。夜はこの方向に南十字星が見えました。
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朝は正面の森を移動するサルの群れの鳴き声で目が覚めます。
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渓谷の向こうにもホテルらしい建物が見えました。
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ゆっくり朝御飯を食べてからホテルのシャトルバスで王宮まで出ました。初めて見るバリヒンドゥーの建築物には仕事柄興奮しました。
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王宮の中も見学してきました。王宮の辺りの交差点はウブドの中心ですが、この当時は車も少なく人通りも少なかったです。
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石彫りのレリーフが素晴らしいです。こんな彫刻が現在も簡単に彫られてしまうのには驚きです。伝統工芸の技が色濃く残る島でした。
王宮見学の後はショッピングに出かけます。気に入ったのはピテカントロプスという店のバティックで、値段は高いのですが、20年近く経った現在でもまだ着られるのが驚きです。同じ柄が13年後も売っていました。ジャワ島やマレーシアのペナンでも専門の人に褒められたので良いものなのでしょう。 -
王宮の東側に素敵なアンティーク屋さんがあり、入ってみるとインドネシアの近海の海から上がった中国の古い陶器などがお手ごろな値段で売っていました。古いシルバーのネックレスなんかもお手頃で妻にプレゼントしました。お店の女性と仲良くなって店を出ようとしたらホテルまで送ってくれました。13年後にここへ行くのを楽しみにしていましたがすでに無くなっていて残念でした。
夕方になってホテルのバスで王宮まで出て、バリ舞踊を鑑賞しました。 -
王宮の割れ門の前の一番前に座ってバリ舞踊を見学しました。
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13年後には近郊の村々の劇場でも鑑賞しましたが、ロケーションはここが最高です。もちろん2回目もここに来ましたが、天気が悪かったので隣の屋根付きの劇場だったのが残念でした。ウブド王宮で定期公演を行うのはトゥドゥン・アグンと呼ばれる王宮お抱えの楽団だそうです。
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このトペンクラスは数ある仮面舞踊の中でも力強い動作が特徴です。仮面舞踊劇のトペンに使用されている仮面はバリ語でタプルと呼ばれ、セリフを話す必要のない演目で顔全体を覆う仮面が特徴です。
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ガムラン音楽と共にダンスを見ていると不思議な陶酔感に襲われます。
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仮面なので表情は変わらないのですが、それが表情豊かに見えてくるのが不思議です。
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王宮に仕えるチョンドンの踊りに変わります。
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ネカ美術館の絵から出てきたような美しい少女です。
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チョンドンが舞台裏に引っ込むと入れ替わりにこの二人のレゴンが始まります。ラッサム王とランケサリ姫の役に別れて踊ります。
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ダハ王国から誘拐してきたランケサリ姫に結婚を迫るラッサム王ですが、婚約者のいるランケサリ姫はその求婚を拒否し続け、怒ったラッサム王はダハ王国を相手に宣戦を布告します。
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レゴン・クプクプ・タルムから創作された蝶の踊りです。花園での蝶々の群れを描いた舞踊で、蝶々が花園を楽しく舞いまた花から花へ飛び回る様子を表現しています。
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蝶の羽根をイメージした飾りを持って踊っています。人数が多いので華やかさがありました。
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蜜蜂の求愛を描いたオレッグ・タムリリンガンです。
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もっともっと他の舞踊も観てみたいと強く思いました。これはもう一度じっくりバリに来ないなと思いました。
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指先まで隙の無い踊りです。
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腰の両脇の薄い黄色い布が蜜蜂の羽なのですが、開いた場面はうまく写真に残せませんでした。
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仮面の舞踏は興奮します。数あるトペン(仮面)舞踊の中でもよく独立して演目に取り入れられるトペン・ジャウックです。
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恐ろしげながらもどこか滑稽な仮面のジャウックです。鬼神が森の中で一人戯れる姿を踊りにしたものです。
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群がる虫と戯れたり笛を吹いてみたり、観客をからかったりします。
1時間ほどの公演でしたが楽しかったです。この時は2回しか舞踊を観に行かなかったのでバロンダンスを見ることが出来なかったのが心残りです。 -
2日目からは王宮前で知り合った白タクで移動します。ホテルから市内は迎えに来てもらっても1ドルでした。ネカ美術館は待ち時間を入れて2ドル。ゴアガジャは3ドル。ホテルを越えた先のライステラスが5ドルでした。非常に便利でした。
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この日のお昼はベベ・ブンギルという鄙びたワルンでクリスピー・ダックを食べに来ました。
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目の前には田んぼが広がり、景色は最高です。小あがりの席でビールを飲んでいると仕事の疲れも忘れられます。
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敷地には小さな池があり蓮の花が咲いています。どこを見ても花が美しい島です。この店には13年後にも再訪しましたが、大きな店になっていて面影はだいぶなくなっていました。
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王宮辺りまで戻って散歩を続けました。するとお葬式に遭遇しました。
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バリ島のヒンドゥー式の葬儀はまるでお祭りのようでした。
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金色に飾られた棺は寺院の中へ運ばれていきます。バリ島では数多くの葬式の行列を見ることが出来ました。
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午後はホテルに戻って部屋でのんびりしました。
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部屋に戻ってからスコールがありました。雨が降るとスッと涼しくなるのでありがたいです。
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二人だけだと寂しくなるほど広い敷地です。
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あら、そこでお昼寝してたのですね。
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晴れてきたので部屋のプールでもひと泳ぎ。レセプション棟には大きなプールもあり、プールの中にバーがあるのでそこでも楽しい時間を過ごしました。オリジナルのカクテルのレシピも帰る前に教えてもらいました。
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敷地の一番奥の下ったところに部屋があるのでレセプション棟へ行くのには時間がかかります。この頃は若かったので苦になりませんでしたが…。
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この植物はバリ島を車で走っているとよく見掛けます。その意味は敷地の境界線でこの木を境に持ち主が変わるという事です。
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しかし他の宿泊客と出会うことは一度もありませんでした。
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ハイビスカスやブーゲンビリアがたくさん咲いています。
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置いて行かないで。
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部屋の掃除は何度か来て、タオルも何度も替えてくれるので快適でした。
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本気でリタイアしたらバリ島に住みたいなと思えてきました。
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