2009/05/02 - 2009/05/06
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kojikojiさん
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薬師寺の参拝をした後に玄奘三蔵伽藍の参拝をしました。平山郁夫画伯が描かれた、玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」は初めて見させていただきましたが素晴らしいものでした。我が家では中国ブームで何度も旅していますが、改めて西域まで足を伸ばさなければと思いました。薬師寺には旅行前にお電話させていただいて、「玄奘三蔵会」の法要の伎楽の奉納についてお聞きしましたが、当日来ていただかないと入場できるかどうかは分かりませんとの事でした。受付に伺うと午後4時の受付終了まで待っていただければ券をお渡しできるかもしれないとの事でした。午後4時に再び伺うと入場券とパンフレットをいただくことが出来ました。今は亡き京都の祖父と薬師寺さんとの縁(えにし)を感じました。さらにお弁当までいただいてしまい、万燈供養会も見学させていただきました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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薬師寺は法相宗の大本山で、その法相宗の鼻祖とされる方が西遊記で知られる玄奘三蔵法師です。その玄奘三蔵のご頂骨の請来をご縁として、玄奘三蔵のご遺徳を顕彰するため平成3年の1991年に建立されたのが薬師寺玄奘三蔵院伽藍です。
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伎楽は天理大学雅楽部の奉納となります。ポーズをとっていただいてありがとうございました。崑崙(こんろん)は法師に数々の苦難を与える役目ですが、実は仏の命によるものです。
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小雨が降ってしまい残念でした。金剛(こんごう)と力士(りきし)仁王は、菩薩の命を受けて崑崙と婆羅門との争奪による苦難から法師を救います。
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天平時代に気分は遡ります。
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唐の第2代太宗(たいそう)皇帝(李世民です)。法師に請来した経典の翻訳を命じます。控え場の傍に席が取れたので皆さんが戻ってくるところを撮影できました。
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平山郁夫の壁画を納めた建物の扉が全開になります。
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三蔵法師の登場です。毎年芸能人の方が演じるそうですが、2009年は茂山逸平さんでした。玄奘三蔵法師は西暦600年または602年に生まれ、西暦629年「不東」の決意でインドへ出発し、インド・ナーランダ寺で5年学び、西暦645年大唐国へ帰国します。持ち帰った膨大な経典の翻訳を行い、664年2月5日遷化されます。
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「不作面」は四角い麻布にあらい墨描線で人物の顔面を描いて目をくり抜き,くくり紐をつけた簡略な仮面のことです。唐中楽に用いられたことが正倉院文書より知られていますが,具体的な使用法や伎楽面との関係はまだ明らかではないようです。
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お堂の裏側から登場するので綺麗な写真を撮ることが出来ます。
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「獅子」は砂漠に棲む猛獣で、法師を食い殺そうとします。「獅子児」は獅子の付き添いです。
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獅子と獅子児が一番フォトジェニックです。
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「治道」に導かれ観客席を廻る三蔵法師です。治道(じどう)は伎楽では行道の先導で、帰国する法師の道案内役でもあります。
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「呉公(ごこう)」と「呉女(ごじょ)」は幻の高晶国の王と妃で、飢えと渇きに倒れた法師を救います。
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最後の大団円に向かいます。「呉女従(ごじょじゅう)」という呉公・呉女に仕える伎女の姿もあります。彼女は法師を色香で誘惑します。
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三蔵法師から灯明の火が寺に授けられます。その火で万燈供養の献灯に火が燈されます。ギリシャ神話の「プロメテウスの火」みたいな演出です。
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法要が終わると表に出て献灯が始まります。
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黄昏時も綺麗ですが日が暮れるのを待ちました。
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写経道場でお弁当までいただいてしまいました。御礼も出来ないので写経セットをいただきました。
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美しいの一言です。後ろに薬師寺の塔がライトアップされて浮かび上がっています。
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お寺の南側の駐車場へ誘導するために伽藍の中を通らせてくれました。我々は電車でしたが中を見せてもらいました。
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玄奘三蔵伽藍の正面からの写真です。
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東塔のライトアップです。
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燈籠と西塔のライトアップです。
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もう一度北側に戻って近鉄に乗って奈良まで戻りました。とても良い経験をさせていただきました。薬師寺並びに玄奘三蔵会の方に御礼申し上げます。
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