スリランカの旅（８）・・植民地時代の城塞都市ゴールと仮面博物館を訪ねて

2009/04/28 - 2009/04/29

ゴールはスリランカ南部の最大の町で、港町として歴史は古く、１４世紀頃にはアラブ商人たちの東方貿易地として栄え、その後１５８９年にポルトガル人たちによって最初の砦が築かれ、１６４０年にオランダが砦を拡大し、その中に町を築きました。これがゴール旧市街の原型となり、イギリス植民地時代に堅固な砦を持つ城塞都市として完成されました。

砦は大変強固に造られていますが、砦に囲まれた旧市街は意外なほど狭く、インド洋に突き出た半島になっています。インド洋大津波の時には、ゴールの新市街が大きな被害を受けたのに比べ、旧市街は砦に守られほとんど被害がなかったと聞きました。

アンバランゴダは、スリランカでも有数の仮面制作で知られる町で、仮面博物館があります。１階は劇で使われる仮面の展示と悪魔祓いの儀式のための仮面が展示されており、２階は仮面のショップになっています。

エリア ゴール(スリランカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

ヒッカドゥワのインド洋大津波での被害者を追悼する石版。２００４年１２月に起きたインド洋大津波は、スリランカにも大きな被害をもたらし、今でも破壊された建物が数多く残っている。

インド洋大津波の被害者を追悼するために建てられた仏像。２００６年１２月に、日本の本願寺維持財団が建立した仏像で、高さ１８.５ｍある。

ゴールのムーン要塞。いかに強固な砦だったかが解る。

ムーン要塞の上

要塞のメインゲート

要塞と時計塔

ムーン要塞のシンボル時計塔

要塞内の教会

要塞内の灯台

ゴールの新市街の漁港と露天市場。露天市場ではカツオとカニが売られていた。

ゴールの新市街

ゴールの新市街のクリケット場

ヒッカドゥワの海岸。ヒッカドゥワはマリンスポーツの中心地としても良く知られている。

海岸での釣り人にズームアップ

ヒッカドゥワに昇る朝日。前日の夜は水平線１５度上に、見事な南十字星を見ることができた。南十字星に巡り会ったのは、ペルー、西オーストラリアにつぎ３回目である。

ヒッカドゥワのホテルからの眺め。椰子の木とインド洋が南の島を思わせる。

アンバランゴの仮面博物館

仮面博物館の展示

展示されている仮面

展示されている仮面

仮面博物館の展示

展示されている仮面

仮面博物館の美人の係員

仮面博物館の売店

ゴールからコロンボに向かう途中の黄金海岸。

黄金海岸の地元の地引網風景にズームアップ