コーニュ滞在２日目の朝、恐る恐る部屋のカーテンを開けると――真っ青な空！　やった～、今日はグラン･パラディソ・ハイキングだ♪♪<br /><br />グラン･パラディソは1923年にイタリアで最初に認定された国立公園なのだそう。公園内はヤギや鹿など野生動物の生息地になっているそうです。<br /><br />国立公園内にはフット･パスがたくさんあり、レベルも初級者向けから上級者向けまでさまざま。観光案内所でもらった初級者向けハイキング･マップを見ると（上級者向けには有料の別マップあり）、長短あわせて13のパスがあります。わたしたちはコーニュからグラン・パラディソの山へ川に沿って南にまっすぐ伸びているフット・パスを歩くことにしました。<br /><br /><br />《旅程》<br />□8/08　フランクフルト ⇒ ミラノ（レンタカー・ピックアップ）⇒ ストレーザ　〔ストレーザ泊〕<br />□8/09　ホテル ⇒ ボッロメオ諸島３島巡り（マッジョーレ湖）⇒ モッタローネ山 ⇒ ホテル　〔ストレーザ泊〕<br />□8/10　ホテル ⇒ パッランツァ ⇒ コーニュ　〔コーニュ泊〕<br />■8/11　ホテル ⇒ グラン･パラディソ国立公園ハイキング　〔コーニュ泊〕<br />□8/12　ホテル ⇒ クールマイヨール ⇒ ホテル　〔コーニュ泊〕<br />□8/13　ホテル ⇒ コーニュ散策 ⇒ バルバレスコ ⇒ バローロ　〔アルバ近郊泊〕<br />□8/14　ホテル ⇒ アルバ ⇒ ネルヴィ　〔ネルヴィ泊〕<br />□8/15　ホテル ⇒ ポルトヴェーネレ ⇒ ホテル　〔ネルヴィ泊〕<br />□8/16　ホテル ⇒ チンクエ・テッレ ⇒ ホテル　〔ネルヴィ泊〕<br />□8/17　ホテル ⇒ パヴィア⇒ ミラノ（レンタカー返却）⇒ フランクフルト

北イタリア　風景と食の旅（５）～グラン･パラディソ国立公園ハイキング

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2008/08/11 - 2008/08/11

61位(同エリア162件中)

#ハイキング・登山

ショコラさん

コーニュ滞在２日目の朝、恐る恐る部屋のカーテンを開けると――真っ青な空！　やった～、今日はグラン･パラディソ・ハイキングだ♪♪

グラン･パラディソは1923年にイタリアで最初に認定された国立公園なのだそう。公園内はヤギや鹿など野生動物の生息地になっているそうです。

国立公園内にはフット･パスがたくさんあり、レベルも初級者向けから上級者向けまでさまざま。観光案内所でもらった初級者向けハイキング･マップを見ると（上級者向けには有料の別マップあり）、長短あわせて13のパスがあります。わたしたちはコーニュからグラン・パラディソの山へ川に沿って南にまっすぐ伸びているフット・パスを歩くことにしました。

《旅程》
□8/08　フランクフルト ⇒ ミラノ（レンタカー・ピックアップ）⇒ ストレーザ　〔ストレーザ泊〕
□8/09　ホテル ⇒ ボッロメオ諸島３島巡り（マッジョーレ湖）⇒ モッタローネ山 ⇒ ホテル　〔ストレーザ泊〕
□8/10　ホテル ⇒ パッランツァ ⇒ コーニュ　〔コーニュ泊〕
■8/11　ホテル ⇒ グラン･パラディソ国立公園ハイキング　〔コーニュ泊〕
□8/12　ホテル ⇒ クールマイヨール ⇒ ホテル　〔コーニュ泊〕
□8/13　ホテル ⇒ コーニュ散策 ⇒ バルバレスコ ⇒ バローロ　〔アルバ近郊泊〕
□8/14　ホテル ⇒ アルバ ⇒ ネルヴィ　〔ネルヴィ泊〕
□8/15　ホテル ⇒ ポルトヴェーネレ ⇒ ホテル　〔ネルヴィ泊〕
□8/16　ホテル ⇒ チンクエ・テッレ ⇒ ホテル　〔ネルヴィ泊〕
□8/17　ホテル ⇒ パヴィア⇒ ミラノ（レンタカー返却）⇒ フランクフルト

エリア

イタリア

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

コーニュからグラン・パラディソの山へ伸びているフット・パスは、23番のパス（コーニュ〜ヴァルノンティ）に続いて22番のパス（ヴァルノンティ〜ポンテ・エルフォレット）を歩くことになるのですが、ちょっと楽して（へなちょこハイカーなもんで）ヴァルノンティまでは車で行き、そこからハイキングを始めることにしました。

コーニュからヴァルノンティ（Valnontey）までは車で10分ほど。徒歩だと１時間くらいです。

←ヴァルノンティの駐車場。車の数からして、わたしたちみたいにここからハイキングを始める人も多いみたいです。
あの山に向かって歩きま〜す。
駐車場のそばにはハイキング･ルートの案内板がありました。

この地図は北と南が逆になっていて、上が南。
レベル別に色分けされていて、青が初心者向き、赤が中級者向き、黒が上級者向きです。

わたしたちはヴァルノンティから南に延びている青のパスを歩きます。
では、出発〜♪
パスの途中まではお馬さんと共有です。

小さい子どもがひとりで手綱を握ってます。乗馬はヨーロッパの子どもにとっては身近なものみたいなので、こういうのも普通なんでしょうね。ドイツでも乗馬を習っている子は多いようだし。

それにしても、お馬さんの落し物をよけて歩くのはちょっと大変。だって、いっぱいあるんだもの〜。
パスの横を流れる川は氷河が溶けて白濁してて、ザワザワと勢いよく流れてます。
途中の案内板。

22番のパスはいくつものルートに枝分かれしているらしい。とりあえず、Verne（左の上から５番目）まで歩きます。そこまでは所要30分とのこと。右端に小さく書かれているアルファベットが難易度のようで、「Ｔ」はたぶん「易しい」の意味だと思う。
途中にぽつんと家が建っていて、よく見ると、家の片側は岩に完全にくっついてた(@@)。
白い山に向かって川沿いを歩くこのパスはとても気持ちいい〜♪　道はほとんど平坦で歩きやすいです。
振り返るとこんな感じ。
川は白濁していますが、わきから流れ込んでいる水は透き通っています。
綺麗な水〜。触れてみたら、とても冷たかった。
前をいく人たち。みんなのんびりとしたペースで歩いています。
いい眺め〜〜。空気がとってもおいしい〜♪

ここでしばし撮影タイム。山の風景を何枚も撮り、最後に三脚を立てて、山をバックに夫とふたりの写真をリモコンでも撮影。
山と十字架の風景。
ここがVerneの村（？）みたいです。といっても、家が数軒あるだけ。
この先のポンテ・エルフォレット（Ponte Erfolet）へ向かいます。
気持ちよくて、どこまでも歩いていけそう♪
山へだいぶ近づいてきた感じです。
ここがたぶんポンテ･エルフォレット。

ヴァルノンティの駐車場からここまでゆっくり歩いてきて１時間半くらいでした。

←のんびりくつろいでいる人たち。
わたしたちもここで休憩。
この先のコースは中級者向きになっていましたが、ここまで平坦な道で疲れていなかったので、もうちょっと先まで行ってみることにしました。
ううむ、しかしパスの状態がこれまでとは変わり、川の土手沿いの斜面（人がやっとひとり通れるくらいの幅で、大きな石がごろごろある）を歩いたりしなくちゃならず、10分くらい歩いてギブ･アップ。

ここまで十分風景を楽しんできたから、まぁいいか。
歩いてきた道をもどっているのだけど、逆方向から見る風景はまた違って見えて、なんだか違う場所を歩いているみたいです。
パスが川の両側にある箇所もあったので、行きとは反対側のパスを歩いたりもしました。
川の両側の山肌はごつごつしていて、今にも石が転がり落ちてきそう。
山肌のあちこちから小さな滝が流れています。
ざわざわと流れる水の音がＢＧＭ♪
ヴァルノンティ村の手前に小さな集落がありました。
住居かなと思いましたが、
集落の前あったこの看板を見ると、乳製品の作業小屋か販売所みたいです。
集落の近くには牛の群れ。この牛たちのミルクで看板にあった乳製品が作られているのでしょうね。
野生のシカを発見！

木の皮を食べています。今は夏だし、食べる草は十分あると思うのだけど？　それとも樹液をなめているのかな？
ヴァルノンティの村にもどってきました。

ハイキング、楽しかったな〜。美しい風景を見ながらのんびり歩いて、心も体もとてもリフレッシュ♪　初級者向けのフット･パスは平坦で楽チンだったので、これだったらコーニュからでも歩けたかも？

←村並み。小さい村ながらレストランやホテルもあってにぎわっています。
お昼の時間を過ぎて、おなかがぐぅ〜っ。それで村にあったピザ･レストランでお昼を食べることにしました（写真の中央奥）。
レストランのテラス席からの眺め。

あまり期待していなかったけれど、意外にもピザはおいしかった♪　どうもすぐに食べちゃったみたいで、写真がない。。。

ハイキングはこれにて終了。
コーニュにもどってきたら、雲がこんなに垂れこめてきちゃいました。昼間はあんなにお天気がよかったのに。明日はクールマイヨールでハイキングの予定だけど、この分では厳しいかなぁ……。

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