1962/02/01 - 1962/02/01
14638位(同エリア17107件中)
ソフィさん
1962年2月1日(木)
シテ(パリ国際大学都市)の生活中心、国際会館の学生食堂。
運営に国の助成が入っているので、とても安い。
私は30歳を超えているので、若い学生の二倍支払っているが、それでも市中の食堂の半分近い値段なのだ。
毎食とも基本は五皿で、パン(バゲット)は食べ放題だ。
各自アルミニューム製の四角いトレーを持って、五つの窓口を順番に歩きながら、皿を揃える。
今晩のメニューは、サラダ菜のサラダ、野菜のポタージュ(スープ)、芽キャベツの煮物、ビフテキ・フリット、デザートとそしてオレンジ一個。
このメニューは標準的なもので、大体いつもこんなものだ。
食堂の入口の黒板に書かれていて、それを見るのも楽しみの一つである。
一番の楽しみは、野菜の皿が焼き飯であること。
野菜の皿に限ってお代わり自由なので、焼き飯をおかわりしていただくことが、嬉しいのだ。
しかし二杯目までが限界で、三杯目は心がひける。
それでも我慢できなくて、遠慮がちに三杯目をもらうこともあるが…。
飲み物は、テーブル上のピッチャーに入れられた水道の水が無料のほか有料で、別清算。
一番安いのは0.25リットルほどのビールの小瓶で、20サンチーム(14円)。
これを飲むと午後眠くなるので、飲まないように努力するが、つい誘惑に負けて飲んでしまう。
それから赤・白のワイン、ミネラルウォーターが30サンチーム(21円)、そして一番高価なのがミルク40サンチーム(28円)。
食事の楽しみは、まだ続く。
食卓に座ってからの、会話である。
日本のようにガツガツ食べる人もいるが、食堂全体の雰囲気は、お互いの話が弾みながら、ゆったりと流れている。
ここに集うみんながその雰囲気作りに参加しながら、孤独感を癒している。
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